真田十勇士は実在した?一覧と最後の散り様!映画や小説にもなっている人気武将たち

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真田十勇士 実在 有名人

真田十勇士というと、めちゃくちゃ人気がありますよね。

あの、真田昌幸や真田幸村を排出した真田家。

そこにゆかりのある真田十勇士。かっこ悪いわけない!

 

ということで、真田十勇士についてご紹介します。

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真田十勇士の一覧リスト

真田十勇士を一覧でご紹介します。

 

  • 猿飛佐助(さるとび・さすけ)
  • 霧隠才蔵(きりがくれ・さいぞう)
  • 三好清海入道(みよしせいかいにゅうどう)
  • 三好伊三入道(みよしいさにゅうどう)
  • 穴山小助(あなやま・こすけ)
  • 由利鎌之助(ゆり・かまのすけ)
  • 筧十蔵(かけい・じゅうぞう)
  • 海野六郎(うんの・ろくろう)
  • 根津甚八(ねづ・じんぱち)
  • 望月六郎(もちづき・ろくろう)

 

この10人で真田十勇士です。真田幸村に付き従う10人です。

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実在したのは誰か

では、この真田十勇士の10人は実在したのでしょうか。

実在していれば良かったんですが。。。どうも10人とも記録にないようです!

つまり創作物

 

1911年~1925年に発行された「立川文庫」という講談本で真田十勇士というものができあがったようです。

ちなみに「講談本」とは、「講談」を本にしたもの。

「講談」とは主に歴史上の偉人の物語などを、ひとりで読み聞かせる芸。

 

講談本の立川文庫で発行した「猿飛佐助」が爆発的人気だったそうで、その人気に乗って、他の9人についても語られたようです。

 

では、10人それぞれについて簡単にご紹介します。

猿飛佐助

忍術使いであり、十勇士の筆頭格。

幼い頃から甲賀流忍術の創始者である戸沢白雲斎の弟子となり、修行をして一流の忍者となりました。

その後、真田幸村に見出され、大阪夏の陣にも参戦。

負けたあとは、真田幸村とともに薩摩に逃げています。

 

モデルとなる実在の人物がいます。

それが猿飛仁助、横谷左近、上月佐助、三雲佐助賢春など、複数です。

色んな要素をそれぞれから持ってきているのかもしれませんね。

霧隠才蔵

猿飛佐助と同じく、忍者です。

伊賀忍者の頭領である、百地三太夫に弟子入り。

甲賀忍術使いの猿飛佐助と忍術勝負をしたのちに、真田幸村に仕えるようになります。

大阪夏の陣では徳川家康暗殺を計画するも失敗。

豊臣秀頼を救い出して逃げ切ります。

 

江戸時代中期以降にできた小説「真田三代記」には「霧隠鹿右衛門」という忍者が登場します。

この忍者がモデルになっていると思われます。

三好清海入道

出羽国亀田の領主でした。

弟の三好伊佐入道といっしょに、遠縁の真田家に仕官。

関が原の戦い以降、大活躍します。身長は2mほどもある巨漢で、ものすごいパワーの持ち主。

なんと67.5kgの棍棒を軽々と振り回す怪力です。

でも、性格は抜けたところがあり、おちゃめなキャラクターです。

大阪夏の陣では奮戦ののち、討ち死にします。

 

モデルは三好政勝と言われています。

三好三人衆の一人です。

また、三好清海という人物がモデルとも言われます。

三好伊三入道

三好清海入道の弟。

兄と同時に真田家に仕官。

兄と同じく怪力の持ち主で、薙刀で敵をばったばったとなぎ倒していきました。

大阪夏の陣で、兄と同じく奮戦し、討ち死にしています。

 

モデルは三好為三とされています。

三好為三は三好家に仕えて織田信長等と戦います。

その後、消息不明になり最終的には真田幸村のいる豊臣側ではなく、徳川方についた人物です。

穴山小助

武田家家臣の穴山梅雪の甥。

武田家滅亡後、父とともに放浪した末に真田幸村に仕えることになりました。

槍とバクチの名人とされています。

真田幸村に非常に似ていたことから、影武者として活躍。

大阪夏の陣では真田幸村として徳川本陣に突撃。

大活躍を見せるものの、最後は討ち取られてしまいました。

 

この活躍で真田幸村本人は薩摩に逃げ延びることができました。

由利鎌之助

最初は真田幸村の敵でした。

賤ヶ岳の戦いでは真田軍を非常に悩ませた存在でした。

しかし、穴山小助との一騎打ちに敗北。

その際、真田幸村が由利鎌之助を許したことに感動し、真田家に仕えることになります。

真田昌幸・幸村が九度山に流されたときには江戸で槍道場を開き、徳川家の動向を探っていました。

その後、大阪夏の陣に参戦。大活躍の後、討ち死にしています。

筧十蔵

元は蜂須賀家の家臣。真田幸村と対面したとき、心を動かされ、志願して真田幸村に付き従うことになります。銃の名手でありながら、力も強い武将です。大阪夏の陣では真田幸村に同行して薩摩に落ち延びます。モデルは真田三代記に登場する「筧十兵衛」とされています。

海野六郎

十勇士の中では一番の古参武将。

頭が切れる、参謀役の人物ですね。

情報収集・諜報活動が得意で、奥州を回っての情報収集あり、大阪夏の陣での偽情報の流布などで活躍。

大阪夏の陣を生き抜いて、真田幸村とともに薩摩にわたっています。

根津甚八

海賊に入り、その頭領にまで上り詰めた人物です。

熊野灘で真田幸村に出会い、家臣となります。

海賊の頭領だけに、水軍の扱いに長けていました。

また、真田幸村の影武者としても活躍。

大阪夏の陣では影武者として大奮戦!

しかし、徳川軍に討ち取られてしまいました。

穴山小助と同じ最期です。

 

名俳優の根津甚八さんはこの根津甚八から芸名を付けたそうですよ!

望月六郎

6歳の頃から真田幸村に仕えた人物。

爆弾づくりの名人です。

望月六郎も真田幸村の影武者でした。

大阪夏の陣ではその他の影武者たちと同様に奮戦。

しかし、ついには徳川軍に包囲されて自刃して果てます。

 

真田家には多くの「望月」姓の武将がいたようで、モデルもはっきりは分かっていません。

望月宇右衛門、望月甚左衛門、望月卯兵衛、望月卯左衛門幸忠などの説があります。

映画

真田十勇士 実在

非常に人気のある真田十勇士。

ということで、多数の映画作品があります。

 

  • 1918年 真田十勇士
  • 1931年 真田十勇士 第一篇
  • 1935年 忍術真田十勇士
  • 1939年 真田十勇士 前後編
  • 1954年 真田十勇士 忍術猿飛佐助 忍術霧隠才蔵 忍術腕くらべ
  • 1957年 風雲急なり大阪城 真田十勇士総進軍
  • 1963年 真田風雲録
  • 1979年 真田幸村の謀略
  • 2016年 真田十勇士

 

2016年の真田十勇士のキャストをご紹介します。

  • 猿飛佐助 中村勘九郎
  • 霧隠才蔵 松坂桃李
  • 根津甚八 永山絢斗
  • 筧十蔵 高橋光臣
  • 三好清海入道 駿河太郎
  • 三好伊三入道 荒井敦史
  • 望月六郎 青木健
  • 由利鎌之助 加藤和樹
  • 海野六郎 村井良大
  • 穴山小助 出演なし?
  • 真田幸村 加藤雅也

豪華キャストですね!

 

2016年の真田十勇士はユーネクストやアマゾンプライムビデオで観ることができます。

ユーネクスト 公式サイト

アマゾンプライムビデオ 公式サイト

 

ユーネクストなら、月額料金のみで追加料金は不要。

アマゾンプライムビデオだとレンタルまたは購入が必要です。

 

※記事執筆時点(2024年3月)での情報です。

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漫画

真田十勇士は漫画にもなっています!

 

真田十勇士 実在

真田十勇士(原作:柴田錬三郎、作画:本宮ひろ志)

 

原作とも言える立川文庫の真田十勇士のストーリーとは大きくかけ離れている、創作の創作とも言えるような展開です。

原作の真田十勇士のファンからは厳しい評価がされることも。

好みの問題でもありますが。

 

一風変わった真田十勇士を楽しみたい人向けかもしれません!

小説

もともとが小説の真田十勇士。

現代向けにも多くの著者の作品があります。

私が調査したところ、もっとも原作に近いのではないか?と思ったのがこちらのシリーズ。

 

真田十勇士 実在

真田十勇士 巻の一

 

笹沢左保さんの作品で、全5巻。

キンドルアンリミテッドなら無料で読める作品となっています。うれしいですね!

 

子ども向けの読みやすい小説というとこちら。

 

真田十勇士 実在

真田十勇士 1 参上、猿飛佐助

 

歴史が好きでない子どもでも惹きつけられる、という評価もある本です。

まっすぐに一生懸命生きるのはいい!

こういう歴史小説のすばらしいところは、主君のためにまっすぐに一生懸命に生きる。

また、理想のためにただひたすらに突き進む。

そういうところじゃないでしょうか!

 

最近はいろんな考え方や生き方、誘惑や情報が多すぎます。

なので、ついふらふらと生きてしまう。

そういう傾向にあるような気がします。

 

だからこそ、まっすぐに生きるこれらの人物がより輝いて見えるんでしょうね。

学ぶところは多いです!

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