干し柿、おいしいですよね。あのとろける甘みがたまりません!冬にコタツでぬくぬくとしながら食べるのが最高です!ただ、干し柿作りは失敗することが多いのも確かです。
そんな干し柿の基本的な作り方や作る時期や白い粉の正体や付け方、甘柿でもできるかどうかなど、情報をお届けします。
干し柿の作り方と時期はいつがいい?
干し柿の基本的な作り方をご紹介します。
- 渋柿の皮をむきます。
- 沸騰したお湯に10秒ほど浸します。これがカビ予防になります。ヘタや枝までしっかり煮沸消毒しましょう。
- 粗熱をとります。
- ビニールひもでつるします。ビニールひもの方がカビ予防になります。
- つるす場所は、雨が当たらないところで、風がよく通るところです。日光は当たる方がいいです。柿と柿がくっつかないようにします。
- 10日くらいたったら、柿をもみます。繊維が壊れて、やわらかく甘くなります。
- お好みの柔らかさになったら完成です。
干す時期ですが、とにかく寒くなってからですね。その年にもよりますが11月以降という感じです。あたたかいとカビが生えやすくなります。ぐっと寒くなるころがおすすめです。
暖冬だとプロでもカビを発生させてしまうこともあるとのこと。それほど暖かいときに干し柿を作るのは難しいということです。
寒くなってから作るのがポイントです。
干し柿の作り方で白い粉は何?どうやって付ける?
干し柿の白い粉は柿の糖分が表に出てきたものです。あれって、めちゃくちゃおいしそうに見えますよね。出てくるのは干し柿として完成したあとです。
食べごろかな?と思っても白い粉が出てこないときは歯ブラシやたわしで軽くこすってあげるといいです。中から糖分がしみ出しやすくなります。
あくまでも軽くこするようにしましょう。無理に白い粉を出させる必要はないと思います。
干し柿の作り方で甘柿でもできるの?
干し柿は甘柿でもできます。ただ、もともと甘い甘柿ですから、劇的に甘さが出るわけではありません。
また、サイズも小さいものが多いので、干すとさらに小さくなってしまいます。甘柿の保存用としてはいいかもしれません。
甘柿の干し柿を作る方法は、渋柿と同じです。余って仕方ないなら、保存用に作ってみるのはありじゃないですかね。
干し柿を作るのはなかなか難しい。寒くなってからがおすすめ
干し柿の作り方はとにかくカビとの戦いです。気温が低いときにする、熱湯消毒をする、ビニールひもを使うなど、とにかく防カビになることを徹底しましょう。
風通しがいい、雨に当たらないところに干しましょう。
こたつでおいしい干し柿が食べられるように、がんばりましょ♪