秋は台風の季節です。最近は気候変動にともなって、強烈な台風とか季節はずれの台風も増えていますよね。昔の常識が通じません。2020年の台風10号にも要注意です。
台風10号(2020年)は大阪直撃はなさそう
台風10号は大阪に直撃しそう!という予想でしたね。しかもかなり強力な台風ということで心配された人も多いと思います。
しかし、張り出した高気圧のせいか、大阪直撃はなさそうです。ちなみに発生直後はこんな予想がされていました。
<週末、未曾有の災害に厳重警戒>
小笠原近海の熱帯低気圧は、明日2日(水)までに台風10号となる見込みです。海面水温の高い領域を進み、かなり発達して日本列島に接近するおそれがあります。最新情報の確認を欠かさず、最悪のケースに備えた対策が必要です。https://t.co/U5HRLRTQVX— ウェザーニュース (@wni_jp) September 1, 2020
四国・大阪・名古屋・福岡など大都市に直撃する感じでした。そうなると我が香川県もただではすまない感じでした。
しかし最新の予想ではこのようになっています。
【台風10号 最新情報】
台風10号(ハイシェン)は今後、猛発達し、中心気圧920hPa前後と特別警報級の勢力で6日(日)以降、九州・沖縄に接近・上陸するおそれが高まっています。
過去にない暴風や高潮となるおそれがあるため、最悪のケースを想定して早めの備えを行ってください。https://t.co/0JI98tpHvK pic.twitter.com/4UxdpI1h8J— ウェザーニュース (@wni_jp) September 2, 2020
台風9号と同じような進路で、九州の西側を北に抜けていく予想となっています。
しかも海水温が高いため、九州に近づいた時点でもなんと925ヘクトパスカルを維持しそうな予測となっています。九州はもちろん、少し離れている四国や中国地方、近畿地方などでも十分な警戒が必要です。
公共交通機関もストップする可能性が高いので、早く移動するか、過ぎ去ってから移動するか、早めに決めておくのがおすすめです。
台風10号の情報はwindyというサイトも便利
台風10号の最新情報や予想進路を得るには、「WINDY」というサイトもおすすめです。現状や選んだ時点の様子をアニメーションで分かりやすく表示してくれます。
風の動きなんかは見ているだけでもきれいで楽しいですよ。
サイトにアクセスすると自動的に今いる地域を中心とした地図が表示されます。風の流れがよくわかりますね。
右側にメニューがあるので、雲のかかり具合とか雨や雷の状況が視覚的に分かります。これはすごいと思いますね。
台風10号の近づく時間帯に合わせて見てみれば、「めちゃくちゃ雨が降りそう!」とか「意外と風は吹かなそう」というのがよく分かると思います。
ちなみにこのWINDYは上級登山家でも使っているそうですよ。かなり信頼できるデータなのではないでしょうか。
台風10号の最新進路予想。沖縄・九州は要注意
台風10号の最新進路予想はウェザーニューズのツイッターなどで随時見ることができます。WINDYもすごくよく分かりますが、なじみの深い円形の図はやっぱり見ていて安心感があります。
沖縄や九州は直撃します。とにかく早めの対策を。食料や水の確保が最優先です。また、庭やベランダに置いているものは屋内にしまいましょう。
風が強くなってきたら早めに雨戸を閉めるのも大事です。よそから飛んできたもので窓ガラスが割れるのを防ぎます。
準備していて、あまり被害がなければそれでラッキーですし、次の台風などの災害時の備えになります。早めに対処しましょう。
台風や地震に備えて、防災グッズや食料の備蓄を
日本は災害大国です。しかも最近では気候変動のおかげで災害の破壊力がとても強くなってきています。備えは十分すぎるほどにしておいたほうが安心ですね。食料や水、ガスコンロやモバイルバッテリーなどは準備しておきたいですね。