2019年から開催されている清麗戦。
非常に新しいタイトル戦ですが、女流棋士の八大タイトルということで注目されています。
第6期となる2024年のタイトル戦はどうなるでしょうか。
里見香奈さんが三連覇するのかどうか。
気になるところです!
スケジュールと会場
清麗戦の2024年の日程は2023年11月現在、まだ発表されていません。
2022年、2023年は7月~8月に開催されています。
他のタイトル戦との兼ね合いもありますし、2024年も大幅な変更はないのではないでしょうか。
ちなみにその2022年と2023年の日程と会場はこのようになっています。
2023年
- 第1局 7月12日(水)ホテルニューオータニ
- 第2局 7月25日(火)ホテルニューオータニ博多
- 第3局 8月8日(火)センタラグランドホテル大阪
- 第4局 8月23日(水)関西将棋会館
- 第5局 8月30日(水)東京・将棋会館
2022年
- 第1局 7月8日(金)ホテルニューオータニ
- 第2局 7月22日(水)ホテルオークラ新潟
- 第3局 8月3日(水)名古屋マリオットアソシアホテル
- 第4局 8月22日(水)関西将棋会館
- 第5局 8月31日(水)東京・将棋会館
第1局は7月の第2週。
そこから第4局まではだいたい2週間ごとに開催して、最終第5局が8月最終水曜日に東京・将棋会館で開催、となっています。
2024年もこのような日程で進むのではないでしょうか。
挑戦者決定の状況
現在、予選トーナメントと再挑戦トーナメントが開催中です。
予選トーナメントでは西山朋佳さんや加藤桃子さんなど、実力者が勝ち進んでいます。
予選や本戦の方式
清麗戦の予選や本戦についてご紹介します。
予選
予選はちょっと変わったトーナメント戦になっています。
予選トーナメントは通常のトーナメント戦です。
勝ち残った1人は、本戦出場が決定します。
予選トーナメントで負けたら再挑戦トーナメントに自動エントリーとなります。
予選トーナメントで勝ち進めば、対局数が少ないブロックにエントリーとなります。
各ブロックで勝ち残った6人を再抽選して予選最後のトーナメントが行われます。
ここで3人が選ばれます。
合計4人が本戦に出場することとなります。
本戦
予選を勝ち抜いた4人がまたもやトーナメント戦を行います。
ここで勝ち抜けばタイトル戦への挑戦権を手にすることができます。
持ち時間
清麗戦の持ち時間をご紹介します。
- 予選・・・2時間
- 本戦・・・3時間
- タイトル戦・・・4時間
※すべてチェスクロック方式
清麗戦の持ち時間はこのとおりです。
すべてチェスクロック方式。
なので、1秒でも早く指して、持ち時間を多く確保したいところですね。
また、持ち時間が切れたら、1手1分未満で指さないといけません。
通称「1分将棋」となります。
チェスクロック方式なのでストップウォッチ方式に比べてスピーディーな展開・決着になることが多いです。
チェスクロック方式とストップウォッチ方式の違いについては、こちらの記事にまとめてみました。
↓ ↓ ↓
将棋の持ち時間とは|ルールや食事・トイレ、チェスクロック・ストップウォッチ方式の違い

持ち時間の違いが分かるだけで、将棋をすごくスリリングに見ることができるようになります。
ぜひチェックしてみてください!
読み方
清麗戦の読み方をご紹介します。
せいれいせん
めちゃくちゃきれいな漢字が並んでいて、女流棋士のタイトル戦の中でもすごくいい雰囲気を出している名前だと思います!
が、ちょっと読みづらい。。。
この機会に「せいれいせん」を覚えてください!
里見香奈の通算5期、そして三連覇なるか
清麗戦は2024年開催が第6回目の開催となります。
今までの5回の開催の中で、里見香奈さんは4回の優勝を誇っています。
なんと勝率80%ですよ!びっくりしました。
通算5期獲得することで「クイーン清麗」の称号が与えられます。
2024年に防衛して、クイーン清麗となれるかどうか。
大注目して見たいと思います!