パスポートって使わない期間があると、期限が切れませんか?私も期限が切れてもうしばらくになります(笑)いざ海外旅行や海外出張に行くときに困ります!
ということで、期限切れのパスポートをどうするのか、ご紹介していきます。
パスポートの期限が切れた場合、新規発行に!
パスポートが期限切れになった場合、更新ではなく新規発行となります。発行の際には住民登録のある地域のパスポートセンターへ行くことになります。
そこで、新規発行のときと同じ書類を記入し、書類を提出し、料金を支払うことになります。期限切れの更新だから、何かが特別に必要、ということもないのでややこしくなくていいですね。
「期限切れパスポートは新規発行」と覚えておきましょう!
パスポートの期限切れのときの必要書類
パスポートの期限が切れたら新規発行になります。なので、新規発行に必要な書類をすべて準備しないといけません。
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本または戸籍抄本
- 住民票の写し
- 写真
- 本人確認書類
- 古いパスポート(なくても可)
さらに詳しい情報は外務省のパスポートページに掲載されています。
これだけの書類が必要です。まず一般旅券発給申請書ですが、昔はパスポートセンターへ行かないと手に入りませんでしたね。ですが、今はダウンロードでも入手できます。
上の外務省公式サイトに入るとダウンロードへのリンクがありますから、そこから入手しましょう。いちいちパスポートセンターに行かなくてすみます。
戸籍謄本・抄本や写真は申請日の前、6か月以内に発行・撮影されているものに限ります。パスポートの申請に行こう!と思って戸籍謄本を取ったものの、忙しくて半年が過ぎたら。。。再度戸籍謄本を取らないといけません!
時間も手間もかかります。要注意ですよ。
写真はこまかく規定があります。これに外れると再度撮り直しということになってしまいます。二度手間にならないように、撮影時は要注意です。ちなみに写真の規定はこちらにあります。
本人確認書類もやや複雑です。単独でOKな書類と2点セットが必要な書類があります。例えば、マイナンバーカード・運転免許証・船員手帳などは単独でOKです。
ですが、健康保険証や学生証、社員証などは単独では確認書類とならないので注意です。マイナンバーカードは子どもでも取得できますし、色んなところの本人確認書類として使えますから、作っておいて損はないのではないでしょうか。
古いパスポートは失効処理をするそうです。偽造や不正利用を防ぐためにも、失効処理をしたほうがいいのではないかと思います。失効処理をしたあとは、また返してくれるようです。
パスポートの期限切れ発行費用
期限切れパスポートの発行費用は新規発行と同じになります。一覧表でご紹介します。
収入印紙 | 都道府県収入証紙 | 合計 | |
10年 | 14,000円 | 2,000円 | 16,000円 |
5年(12歳以上) | 9,000円 | 2,000円 | 11,000円 |
5年(12歳未満) | 4,000円 | 2,000円 | 6,000円 |
※申請日が12歳の誕生日の前日の場合は、12歳とみなされます。
実は新規発行も有効期限を残した更新も同じ値段です。有効期限ありの更新はもう少し安くてもいいんじゃないかな?と思うんですけどね。分かりやすさは全部同額というのも分かりやすくていいんじゃないかな、とも思います。
期限切れパスポートを紛失したときは?
法的にはパスポートが失効したときに、都道府県知事または外務大臣に返納することになっているようです(柏市公式サイトより)。ですが、どうしても見つからない場合、申請窓口で伝えればいいようです。
期限切れの場合は、新規で発行することができるとのことです。完全な新規の発行になるので、以前のパスポートがあってもなくても実際には新規発行を受け付けてくれる、ということなのでしょう。
パスポートはめちゃくちゃ大事な書類なのでなくさないように厳重に保管しておきたいところです。なくしたら、個人情報はバレバレになりますし、悪用されないとも限りません。
手続き上は紛失してもいいとは言え、やっぱり怖いですよね。要注意です!
パスポートは新規も更新も期限切れも料金は同じ!
パスポートは新規でも更新でも期限切れの新規発行でもまったく料金が変わりません。期限切れ再申請と新規発行では準備する書類も違いがありません。とにかく新規発行と同じ!と考えておけばOKです。
もし古いパスポートを持っているなら、失効の印鑑と穴あけ処理などをしてもらうと安心なので、申請のときに持っていくようにしましょう。悪用されないための安全策です!