夏になると現れるカブトムシ。見つけたらつい持って帰って飼いたくなります。問題になるのが餌ですね。何を与えたらいいのかちょっと微妙じゃないですか?
ということでカブトムシの餌についてまとめてみました。
カブトムシのエサは自作できる。作り方手順
実はカブトムシの餌は自作できます。作る手間はかかりますが、買いに行く手間はかかりません。いざというときにもさくっと作ってあげれば楽ですね。
準備物
- 水・・・1カップ(200cc)
- 黒砂糖・・・100g
- 焼酎・・・2分の1カップ(100cc)
- はちみつ・・・大さじ2(30cc)
手順
- 水を沸かして、黒砂糖を投入し溶かします。
- 焦げ付かないように注意しながら、とろっとするまで煮詰めます。
- 焼酎とはちみつを投入して、かき混ぜます。
- 十分混ざったら火を止めて常温で冷まして完成です。
たったこれだけでカブトムシの餌が完成します。家庭によっては準備物がちょっとハードル高いかもしれませんが。何か特別な材料が必要なわけではないです。
ぜひ手作りにも挑戦してみてください!
カブトムシの餌できゅうり・メロン・果物などはOK?
カブトムシの餌というと昔はきゅうり・スイカ・はちみつという感じでした。しかし、今ではその過去の常識は通じません。
今、おすすめの餌とおすすめでない餌をご紹介します。
カブトムシにおすすめの餌
- 市販のカブトムシゼリー
- バナナ
- りんご
水分が少なくて栄養価が高い餌がおすすめです。最近は100均でもカブトムシゼリーを売っています。またバナナなんかは格安で手に入ることも多いですよね。
カブトムシは食欲旺盛です。どんどん消費されるので、できるだけ安く手に入れられればいいですね。その点でもバナナなんかはおすすめです。
夏は傷みやすいので、食べ残しは早めに回収するようにしてください。コバエの温床になりかねません!
カブトムシにおすすめしない餌
- スイカ
- メロン
- きゅうり
- 原液のはちみつ
カブトムシは水分のとりすぎで体調を崩すようです。なので水分が多い果物や野菜は避けましょう。特にきゅうりなんかは水分ばかりで栄養もほとんどありません。残念な餌の代表です。
また原液のはちみつもダメです。カブトムシの口にくっついて固まって、その後エサが食べられなくなる例もあるようです。ご注意を。
カブトムシがエサを食べない原因や対策
カブトムシはエサを食べないとき、原因はいくつかあります。
原因
- 羽化して間もない
- エサが好みでない
- 体調が悪い
- 寿命が近い
- 食べにくい
これらの原因があります。羽化したあと、メスは積極的に食べるようですが、オスはなかなか食べない傾向があるようです。
カブトムシはグルメな昆虫としても有名です。個体によって好き嫌いがあるようですよ。そんあときは普段のエサをやめて、他のエサを与えてみるといいですよ。
また人間と同じように体調が悪いとか、寿命が近い場合は食べなくなります。温度管理・湿度管理を改めて確認するなど、環境改善をしてみてください。
食べにくいということもあるようです。特にオスです。オスには大きな角があります。その角が邪魔をして、食べられないことがあるんです。ゼ
リーをカップのまま出しているとか、木のくぼみに入れているとか。そんなときはお皿に出すとか、食べやすいように工夫してみてください。
1つずつ確認して、対策してあげてください。
カブトムシの餌の量・頻度は?
カブトムシはとてもよく食べます。なのでエサを切らさないようにしておくのが基本です。エサの与えすぎなんかを考えなくていいので楽ですね。
エサを切らさないと言っても、ずっと置いてけばいいというものではありません。放置しておくとコバエが湧きます。そこで、昆虫ゼリーなどは3日くらいで食べ切れる量を与えるようにしましょう。
また、昆虫ゼリー以外のエサも、コバエが湧かないとか傷まないくらいの量・期間を目安にしましょう。
与えすぎ、という概念がないのですごく楽です!
カブトムシも食生活で寿命が変わります!
カブトムシは短命です。どんなに気を使って飼っていても10月ころには亡くなってしまいます。その寿命も食生活が大きな比重を占めています。
適切な食生活なら長生きする可能性も高くなります。ぜひカブトムシの食生活に気を配ってあげてくださいね。