浴衣絞りとは|復活させる方法はある?洗濯や洗い方など、絞り浴衣のテクニック

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浴衣絞りとは 生活

浴衣絞りとは

絞り浴衣っていいですよね。あの独特のでこぼこ感がとっても高級感を出します。しかもそのでこぼこの絞りおかげで風通しがよく、肌にくっつかないので涼しいのも魅力的です。

ただ、絞り浴衣は扱いに迷っている人が多いのも確かです。

こちらではそもそも絞り浴衣とは何なのか?洗い方や洗濯・クリーニング方法はどうしたらいいのか?絞りを復活させる方法はあるのか?などの絞り浴衣情報をお届けしていきます。

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浴衣絞りとは?絞り浴衣ってよく聞くけど、何なの?

絞り浴衣とは、「絞り染めで染められた浴衣」「絞り染めで模様を作った浴衣」のことを言います。

絞り染めという染め方をするので、生地にでこぼこができます。このでこぼこを「シボ」と言います。シボのおかげで肌に貼りつかず、通気性もいいので普通の浴衣よりも涼しさを感じます。

また、シボがあると高級感もあります。何と言っても手間ひまがかかる染め方ですから、分かる人には分かります。有名なのは愛知県の有松絞りや鳴海絞りです。

ちなみに絞り染めですが、この動画で簡単な絞り染めが紹介されています。日本伝統の染め方ですから、ぜひ見てみてください♪

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浴衣の絞りを復活させることはできますか?

浴衣の絞りを復活させる方法はあるのでしょうか。長年に渡って着ていたり、間違って上に服などを乗せたまま保管してしまったりすると、シボが平坦になってきます。

シボを復活させたいのはやまやまなのですが、復活させる方法は残念ながらないようです。

染めるときにできるでこぼこですから、洗ったり着たりしているうちにどうしても伸びてきます。特に肩などは浴衣自身の重みで一番に平坦になってくる部分なんですね。

生地の問題なので、ほどいて縫い直してもシボを復活させる効果はありません。

 

1つのテクニックとして、自宅で水洗いしてわざと伸ばさずに干すという方法があります。浴衣にシワができるので、シボが伸びているのが目立ちにくくなります。

 

逆にシボが伸びてきたくらいが着心地がよくなって好き、という人もいます。長く大事に着ているということもわかりますから、おしゃれに見えるという効果もあります。

逆の発想で考えてみると、シボが伸びるのも悪いことではないのかもしれませんよ。

浴衣の絞りのものの洗濯・洗い方

浴衣絞りとは

浴衣の絞りのものの洗濯や洗い方はどうするか、ということですが、これが長く大切に着るポイントのひとつです。

一番のおすすめは「和服専門のクリーニング屋に出す」ということです。浴衣の扱いを知っているクリーニング屋に出すことで、安心して任せられます。

もちろん値段は張りますが、それでも大事なお気に入りの浴衣を長く着るためには、一番おすすめの方法です。

 

あとは、自宅で洗う方法です。洗濯機ならおしゃれ着用洗剤を使って、手洗いモードや弱水流で洗いましょう。また、たらいや湯船で、手洗いで押し洗いするのもいいです。

そして、風通しの良い日陰で干します。パリパリに乾く前に取り込むようにしましょう。繊維から水分が抜けすぎると良くないです。

 

こちらの記事では浴衣の洗い方についてまとめました。浴衣を自宅で洗濯するときにはぜひ参考にしてみてください。

浴衣のクリーニング代相場|洗濯機での洗い方や洗える種類、干し方のコツをご紹介します

 

逆にダメなのは、一般的なクリーニング屋でドライクリーニングをすることです。ドライクリーニングでは夏の汗の汚れは落ちません。

しかも、あまり知識がないクリーニング屋だと、パリッとプレスされて戻ってくることも。。。ホテルにあるような浴衣に変身してしまうことがあります。

完全に絞り浴衣ではなくなりますし、浴衣としてもゆるさ、ふんわり感がなくなって本当に残念なことになります。一般的なクリーニング屋さんは要注意です。

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絞り浴衣は長く着たい浴衣です

浴衣絞りとは

絞り浴衣は絞り染めで作られた浴衣です。手間ひまがかかるので高級感がありますし、通気性も良くて涼しいのが特徴です。

使うごとに絞り(シボ)は伸びていきます。それは絞り浴衣の宿命とも言えるものなので、あきらめるしかありません。逆にその変化を楽しむくらいがいいのではないでしょうか。

洗うときは和服を専門に扱っているクリーニング店、または自宅で洗うのがおすすめです。チェーンの一般的なクリーニング店に出すとパリパリになって戻ってくることもあるので、要注意ですよ。

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