水道の蛇口を開くと、キーンとかキーキーという音がするようになりました。しっかり水やお湯は出るのですが。音がうるさいので原因を調べて、解決しました!
蛇口を開くと音がする。うるさい異音の原因
水やお湯を出すとキーンという音がする主な原因は「パッキンの劣化」です。
他にも何らかの不具合が起きている可能性はありますが、多くの場合はパッキンが劣化していることが原因のようです。
パッキンはもともと弾力性のあるゴム製品です。ですが、使っていくとゴムが固くなったりヒビができたり。いろんな経年劣化が見られるようになりますね。
蛇口を開いたときに余計な振動が起きて、キーンという耳障りな音がするようになります。
あまり水を出さず、水圧が弱いときは音が小さく、大量の水を出すとさらに音量が上がります。我が家ではお風呂の蛇口でこの音がし始めました。
入浴中にお湯を足したり、水を足したりするときにこの音がするんですよ。お風呂なので、響き渡ります。かなり不快なんですよね。
しばらくは放置していましたが、意を決して解決することにしました。
また、パッキンの劣化は異音だけではなく、水漏れも引き起こします。確かに、ここ最近は力を込めて蛇口を締めないときっちり止まらないということが続いていました。
これもパッキンが原因ですね。パッキンをなんとかすれば、両方を一気に解決できるわけですよ!
水道の音鳴りを直す方法はパッキン交換
パッキンが劣化しているとなると、解決方法は「パッキンを交換する」しかありません。逆にパッキンさえ交換できれば万事解決!というわけですね。
ということで、パッキンを購入してきましょう。
ここで注意点をご紹介します。専門技術がない人でも交換できるのは、昔ながらの蛇口のみです。くるくると回して水を出したり止めたりするタイプですね。
上下や左右に軽く動かすことで水を出すタイプの蛇口は専門技術が必要のようです。素直に業者さんに連絡したほうが良さそうです。マンションなら管理会社や大家さんに連絡、一戸建てなら水道局から指定の業者さんがいいでしょうね。
水道の元栓の閉め方やパッキンを交換する方法、道具
では蛇口のパッキンを交換する方法を順を追ってご紹介します!
必要な道具
- マイナスドライバー
- プラスドライバー
- モンキーレンチ(スパナ)
- 軍手
パッキンの交換にはこの3種類の道具と交換用のパッキンが必要です。モンキーレンチはスパナでもOKです。
ただし、メガネレンチは我が家では使えない形式でした。間違いなく六角形をしているなら使えますが、デザイン性もあって、使えないことも多そうです。モンキーレンチがあれば安心ですね。
安全に作業するために軍手も準備することをおすすめします。
パーツを洗うための水を用意する
蛇口のパーツをバラすと、水垢や黒カビでけっこう汚れています。この機会にしっかり洗っておくといいですよ。
しかし、水は元栓を閉めるので出ません!なので、事前にバケツなどを用意して水をためておきましょう。洗うためのバケツとすすぐためのバケツの2つがあれば最高ですね。
私は忘れていたので、ウエットティッシュで拭き取ることになりました。ゴシゴシと洗いたかったなぁ。
水道の元栓を閉める
次に水道の元栓を閉めます。マンションなら玄関の横のボックスの中にあると思います。
電気やガスなどのパイプもありますが、凍結防止用に銀色のシートでコーティングされたパイプにつながっているハンドルを閉めます。
閉めるときにはまず、現状、どれくらい開いているのかチェックしておきます。全開なのか、半回転くらいは余裕があるのか。それからしっかり閉めるといいですね。
パッキンを交換する
では、ハンドルなどをバラしてパッキンを交換します。
まずは上のフタを外します。爪では外れないと思うので、マイナスドライバーなどを差し込んで外します。
無理するとキズになりますから、丁寧に外します。
フタが外れたらネジが見えてきます。プラスドライバーで外しましょう。
このときにプラスの部分を壊さないように。しっかり上から力を入れて回すようにします。
外したフタやネジは排水口に入ってなくならないように、洗面器に入れたり浴室の外に出したりしておきましょう。危険ですよー。
そのまますぽーんとハンドルが抜けます。
その中のフタを取ったら最後の難関です。
銀色のカバーの中にパッキンが格納されています。かなり固く締まっていて、開けるのには苦労しましたが、なんとかこじ開けることができました。
極たまにしか開けないから固着っぷりがすごいですよ。時計回りに回せばはずれます。
そして、パッキン登場!これを新しいものと交換します。
パッキンを置き換えたあとは、逆の手順です。銀色のカバーをセットして、ハンドルを付けて、ネジを締めて、フタをします。
もう一方も同様に交換します。しかし、ここでトラブルが!もう一つのほうが作業スペースが少なかったんですね。
銀色のカバーをモンキーレンチで外すときにぶつけて怪我をしました。
狭いスペースで力を入れるときには、こういうトラブルも起きます。作業をするときには軍手はしておいたほうがいいですよ。
水道の元栓を開ける
蛇口での作業が終わったら、水道の元栓を開けましょう。
水が出るか、止まるか確認する
水やお湯が確実に出るか、しっかり止まるか。チェックしましょう。もし異常があったら、すぐさま水道の元栓を閉めて、もう一度開けて異常がないかチェックしましょう。
古いパッキンは数日待ってから捨てる
数日は様子を見る必要があると思います。なので、古いパッキンは数日間、置いておきましょう。もしトラブルが起きても、古いパッキンがあれば元に戻すことでトラブルを軽減できます。
数日間は古いパッキンも捨てずにとっておくことをおすすめします。
水道のキーンという異音が解決!止水もうまくいくように!
パッキンを交換したことで、水やお湯を出したときのキーンという不快な音がなくなりました!やりましたー♪
装着していたパッキンを見てみると、やっぱり劣化がありますね。
私はこの家に住んで10年以上になりますが、その間、1回も交換したことがありません。こうなっても仕方ないですね。
これで快適にお風呂に入れるようになりました!私のスキルもレベルアップしました♪