エアコンの室外機が動かない!あせりますね。
暑すぎるとき、寒すぎるときにエアコンがないと、冗談じゃなく死亡の可能性もありますから、早めの対処が必要です。
そこで、エアコンの室外機が動かない原因や直し方、修理費用について情報をお届けします。
エアコンの室外機が動かない原因は何?
エアコンの室外機が動かない原因は大きく分けて3つあります。
- たまたま動いていないタイミング
- 室外機の基盤の故障
- 冷媒ガスがない
それぞれの原因について少し詳しく見ていきましょう。
たまたま動いていないタイミングだった
室外機は常時動いているわけではありません。必要になったときに動きます。
たまたま見たときに動いていなからといって、故障とは限りません。
エアコンを使っている=室外機は常時動いていると思っている人は多いです。ちゃんと冷風や温風が出ているなら問題ないです。
室外機の基盤の故障
一番多い原因がこの基盤の故障です。エアコンは精密機械ですから、1つの部品の不良で動かなくなることもあります。
基盤の故障は、室外機の中の基盤を交換しない限り直ることはありません。一般人には手が出せません。
冷媒ガスがない
長年使ったエアコンでは、冷媒ガスが漏れてしまっていることがあります。
10年以上とか、長期間使っているエアコンだと、ガスを入れるだけではなく、周りのパーツも新しいものに変えないといけないことが多いです。
こちらも一般人の手には負えません。
原因が基盤の故障なのか、冷媒ガスがないからなのか、というところの判別はとても難しいです。
正確に原因を特定するには、メーカーのスタッフに来てもらう必要があります。
室外機の直し方
エアコンの室外機が動かないときの直し方はないわけではありません。
「電源プラグを抜いて、100分~1時間くらい放置のあと、電源プラグを差し直して運転」という方法です。
パソコンやスマホの再起動のようなものですね。
もし、電気的なエラーが原因で基盤が異常動作をしているなら、この方法でリセットできる可能性があります。
しかし、この方法でも室外機が動かず、冷風や温風が出ないならメーカーのサポートセンターに連絡しましょう。
これ以上は専門的な知識がないと、対応は難しいです。
室外機の修理費用はいくらくらいか
室外機の修理費用の概算をご紹介します。
原因が基盤の故障だった場合、修理費用はだいたい「15,000円~20,000円」ほどかかります。
基板本体の部品代+出張費+修理費の合計がこれくらいになります。
もちろん、故障度合いによっては上回ることもあります。
新しいエアコンならともかく、長年使った古いエアコンにこれだけの金額をつぎ込んで修理するかというと、悩ましいところです。
今は5万円くらい出せば、最新のエアコンが買えてしまいますからね。
また、故障かどうか診断に来てもらうだけで、メーカーによっては出張費が発生します。
気になるなら、点検を頼むときにお金がかかるかどうか聞いたほうがいいですよ。おそらく聞かなければ教えてはもらえません。
古いエアコンで、買い替えを検討しているなら、出張費すらムダになるかもしれませんから。
室外機の故障は一般人では対処しにくい
エアコンの室外機が動かず、風や温風が出ないとき、一般人でもできることはエアコンの再起動くらいです。
電源を切ってコンセントも抜いて、10分から1時間待ちます。これで解消されなければ、メーカーサポートをお願いするしかありません。
長年使っているエアコンの場合、新しいものを買ったほうがコストパフォーマンスがいいかもしれません。
エアコンから出る空気はきれいになりますし、電気代が圧倒的に安くなることも。
5年くらいが一番悩ましいところですね。