冬のオリンピックで日本人選手の大活躍が期待できる競技といえば「フィギュアスケート」ですよね!
羽生結弦選手が2連覇したり、羽生結弦選考と宇野昌磨選手がワンツーフィニッシュをしたり。
そんなフィギュアスケートについてご紹介していきます!
北京冬季オリンピックの枠数
2022年、北京オリンピックの日本人選手枠をご紹介します!
- 男子シングル 3枠
- 女子シングル 3枠
- ペア 1枠
- アイスダンス 1枠
日本はフィギュアスケートの全種目で枠を獲得しました!やりました~!
そもそもオリンピックの枠がどう決まるか、ということですが、これは前年の世界フィギュアスケート選手権での成績がモノを言います。
フィギュアスケートの世界選手権でのその国の選手の活躍によって、翌年にオリンピックがある場合は、出場枠が決まります。
最大でも1か国につき3枠なので、男子シングルと女子シングルは最大枠数を手に入れたことになります。
最大枠数を取れるということは、世界選手権やその他の大会に多くの選手を派遣している、という傾向にあります。
となると、3枠獲得できてもここからの各国の代表枠争いが熾烈です。
弱小国は、枠は少なくても国内の代表争いは楽なことも多いみたいですね。
歴代日本代表選手(メダリスト成績)
羽生結弦さんと姫路城の美しさ pic.twitter.com/Nw42q3eWw5
— うゆ🦢 (@wing__3A) July 25, 2021
過去の冬季オリンピックでの日本人選手メダリスト(成績)をご紹介します。
男子シングル
- 2010年 バンクーバーオリンピック 高橋大輔(銅)
- 2014年 ソチオリンピック 羽生結弦(金)
- 2018年 平昌オリンピック 羽生結弦(金)・宇野昌磨(銀)
男子シングルでは2010年のバンクーバーオリンピックで高橋大輔選手が初めてメダルを獲得しました!
それから3大会連続でメダルを獲得中です。
女子シングル
- 1992年 アルベールビルオリンピック 伊藤みどり(銀)
- 2006年 トリノオリンピック 荒川静香(金)
- 2010年 バンクーバーオリンピック 浅田真央(銀)
伊藤みどり選手が初めてのメダリストでした。その後も名選手が続出していますが。。。
ここ最近はちょっと成績が伸び悩んでいます。なんせ、ロシア勢が強すぎるんですよ。
若い才能もどんどん出てきて、あまりに強すぎる感じがあります。
ペア・アイスダンス
メダル獲得はありません。日本はやっぱり恥ずかしいとかあるんでしょうかね。
シングルの競技は強さがありますが、ペア競技はシングルと比較して圧倒的に弱いです。
小さい頃から専門ですることがないのも大きな弱点だと思います。
教えられる指導者もごくわずかでしょうし。今後もしばらくは伸びてこないような。。。
そんな気がします。
こう見てみると、意外と(?)男子の方が獲得メダル数が多いんですね。
女子のほうが名選手が多いような気がしていましたが。女子は世界の壁も分厚すぎます。
おそらく競技人口も男子のほうが圧倒的に少ないでしょう。だからこそ、こういう結果になっているのかもしれませんね。
代表選考方法(決め方)
紀平梨花選手の最新のInstagramより⛸⛸👏💪🏻👍✨😃🥰💕🌸 pic.twitter.com/W8gCr8Gb8D
— Fumin Yamagata_Rika Kihira Fan⛸ (@fumin_yamagata) August 1, 2021
北京冬季オリンピックの日本代表選手の選考方法をご紹介します。
男子シングル・女子シングル
男女シングルの代表の決め方です。
1人目
まず12月の全日本選手権の優勝者。これで1人が確定します。
2人目
全日本選手権の2位・3位の選手とグランプリファイナル(12月)の上位2選手、さらにそのシーズン最高得点の上位3選手から選考となります。
最大7人の選手から選ぶ、というわけです。
たまたま全日本選手権では2位だけど、グランプリファイナルで日本人最高位でシーズン最高得点も出し手入れば、間違いなく選ばれるでしょうね。
3人目
3人目は2人目の候補選手の中から選考となります。そのシーズンの世界ランキングなどを考慮して選ばれるとのこと。
ペア・アイスダンス
ペアとアイスダンスの代表の決め方は、全日本選手権の優勝ペア、または国際スケート連盟のランキングで日本人最上位ペア。
この2つのペアの中から総合的に判断して決めます。
ランキング1位のペアが全日本選手権で優勝すれば、文句なしの選出となりますね。
しかし、2021年も新型コロナウイルス騒動はおさまっていません。もしかするとグランプリシリーズは開催されないかも。
グランプリシリーズが開催されなかった場合は、また改めて選考基準を考える、ということも決まっています。
男女のシングルなら全日本選手権1位は確定でしょうが、その他の代表枠はどうなりますかね。これは油断できませんね。
羽生結弦や紀平梨花。その他注目選手
2022年の北京冬季オリンピックに向けて、男女ともに注目選手が続々と出てきていますね。
男子シングルで言うと、羽生結弦選手と宇野昌磨選手が有力なのは変わらず、ですが。
2021年の世界選手権で日本人最上位の2位に入った鍵山優真選手!まだ18歳。
世界選手権以降も、実力が跳ね上がっている可能性もあります!順当に行けば、この3人が日本代表として選ばれそうな気がします。
次に女子シングル。日本人最上位の実力者は紀平梨花選手でしょう。いつでもどんな大会でもミスをしない、抜群の安定性。
それでいて成長を続けているという女子フィギュアスケート界の化け物です。
若手の最有力候補は松生理乃選手。2020年の全日本選手権で彗星のように現れ、4位に。
まだ16歳。ここからさらなる成長を遂げていると思います。
私が応援しているのは坂本花織選手。あのスピード感あふれるスケーティングや、やたらと飛距離の出るダイナミックなジャンプ。
かっこいいんですよねー。北京オリンピックでぜひ大活躍して欲しい!
ペア競技は、やっぱり高橋大輔選手ですね。
高橋大輔選手がどういう演技をするのか、オリンピックには出られるのか。注目しておきたいです!
フィギュアスケートのオリンピックでの歴史
フィギュアスケートのオリンピックでの歴史をご紹介します。
- 1908年 ロンドンオリンピック(夏季) 初採用
- 1924年 シャモニー・モンブランオリンピック(冬季) 冬季オリンピック開始から正式種目
- 1976年 インスブルックオリンピック アイスダンスが追加
- 2014年 ソチオリンピック 団体戦が追加
歴史が古いですね。なんと1908年から正式種目です。
しかも、夏のオリンピック(笑)どうやって競技をしていたんでしょうか?
このときの競技は男女シングル、ペア、男子スペシャルフィギュアの4種目。スペシャルフィギュアはこの大会のみで開催されました。
こんなに歴史がある競技とは知りませんでした。
羽生結弦の3連覇なるか!?
一番の注目は羽生結弦選手の3連覇じゃないでしょうか!今までに3連覇したのは1人だけ。
ギリス・グラフストロームというスウェーデンの選手。
1920年のアントワープオリンピック、1924年のシャモニー・モンブランオリンピック、1928年のサンモリッツオリンピックで3連覇。
この選手だけみたいです。
羽生結弦選手にはぜひがんばってほしい!
そして夢じゃないのは日本勢の表彰台独占!あり得ます。
女子は坂本花織選手。がんばってほしいなぁ!