2021年は祝日変更となりますね。東京オリンピック開催の影響で、わちゃわちゃと祝日が移動しています。
カレンダー印刷後の変更ということもあり、要注意ですよ!
祝日の変更は内閣府・首相官邸ホームページに
2021年の祝日変更のお知らせは内閣府の公式ホームページに掲載されています。そこにはこのような記載があります。
令和3年(2021年)に限り、「海の日」は7月22日に、「スポーツの日」は7月23日に、「山の日」は8月8日になります。
ということです。2020年12月4日に交付されました。
ということで、各種カレンダーは印刷後のものも多く、変更前の表示となっている場合が多いようです。我が家でもそうです。
これは絶対間違うわ。。。ということで、何らかの対処が必要です。マジで必要です!
内閣府と首相官邸ホームページの祝日変更に関する記事はこちらです。
政治にありがちな分かりにくい表現はほとんどないので、気になったらチェックしてみてください。分かりやすいですよ。
東京オリンピック中止ならどうなるか
2021年の祝日変更は、東京オリンピック・パラリンピックの開催があるからこその変更です。
では、新型コロナウイルス騒動で中止になったらどうなるか、です。
答えは「元に戻さず、変更したまま」となります。
祝日を元に戻すには、また法律改正が必要となります。中止を決めてから法律を改正するのがめちゃくちゃ手間。
そして、そこに合わせて日本国民が動くのがめちゃくちゃ手間です。
なので、2021年は東京オリンピックが開催されても、中止になっても変更されたまま、ということになります。
しかし、東京オリンピックを楽しむなら、祝日の移動じゃなくて追加にすればよかったのに。甘やかすとダメみたいな雰囲気なのかな?
2021年の祝日一覧
2021年の国民の祝日を一覧にまとめてみます。
- 元日 1月1日
- 成人の日 1月11日
- 建国記念の日 2月11日
- 天皇誕生日 2月23日
- 春分の日 3月20日
- 昭和の日 4月29日
- 憲法記念日 5月3日
- みどりの日 5月4日
- こどもの日 5月5日
- 海の日 7月22日
- スポーツの日 7月23日
- 山の日 8月8日
- 休日 8月9日
- 敬老の日 9月20日
- 秋分の日 9月23日
- 文化の日 11月3日
- 勤労感謝の日 11月23日
6月、10月、12月に国民の祝日がありません。本来なら10月にスポーツの日があるはずでしたが。
ちなみにパラリンピック開会式の8月24日(火)はただの平日。
パラリンピック閉会式の9月5日(日)も国民の祝日とはならないので、9月6日(月)は休日(振替休日)にはなりません。
オリンピックとパラリンピックは平等、みたいな雰囲気を出していますけど、実態はこんなものです。
リオデジャネイロオリンピックのときにもありましたが、パラリンピックチケットの売上が悪いということでした。
オリンピックとパラリンピックを同時期に開催したらいいと思うんですが。差別しないならそれでいいじゃないか。
そして、パラリンピック開会式も閉会式も国民の祝日にすればいい。テレビ放送もどんどんすればいい。
言っていることとしていることがぜんぜん違うと思うんですよねぇ。
2022年の祝日一覧
では2022年の国民の祝日一覧もご紹介します。こちらが本来の国民の祝日のスケジュールです。
- 元日 1月1日
- 成人の日 1月10日
- 建国記念の日 2月11日
- 天皇誕生日 2月23日
- 春分の日 3月21日
- 昭和の日 4月29日
- 憲法記念日 5月3日
- みどりの日 5月4日
- こどもの日 5月5日
- 海の日 7月18日
- 山の日 8月11日
- 敬老の日 9月19日
- 秋分の日 9月23日
- スポーツの日 10月10日
- 文化の日 11月3日
- 勤労感謝の日 11月23日
普通ですね。2020年から体育の日がスポーツの日に名称変更しています。体育の日でいいのに。
そんなところは力を入れて労力をかけるところではないと思うぞ!
日本人は働きすぎなんだから、もっともっと国民の祝日を増やすといいと思うんですよ。
休みを増やして、それに合わせて業務も効率化していくといいんですよ。ほんとに。
働きたい人は副業でもして働けばいい。働くためだけに生きているわけじゃないんだから。
祝日は法律で決まっている!
国民の祝日は法律で決まっています。その名も「国民の祝日に関する法律」です。ストレートでよろしい!
「祝日法」と言われることもありますね。
ちなみに第一条はこんな条文です。
- 自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
だそうですよ。
また、振替休日についても条文があります。第3条2項です。
- 「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
国民の祝日に挟まれた平日が休日になる、という珍しいケースも条文で定められています。第3条3項です。
- その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。
すべてが法律で決まってるわけです。
ややこしいのでとにかく注意を!
祝日の変更はややこしいです。ほんとに。なので、何らかのメモをしておいて気をつけておくのがベストです。
仕事や学校に行ったけど休みだった、というならまだしも。休みだと思って行かなかったら、実は平日だった!というのは避けたいですね。
ややこしい祝日の変更。しっかり注意しておきましょ!