大杉漣が出演した主なドラマ一覧
大杉漣は66歳で亡くなるまで本当に多くのドラマに出演しました。主なドラマを挙げていきますね。
- 世にも奇妙な物語シリーズ
- 白線流し・最終章
- 奇跡の動物園2008~旭山動物園物語~
- 十津川警部シリーズ16・寝台急行銀河殺人事件
- 終着駅シリーズ30「殺人の債権」
- セーラー服反逆同盟
- 銭形平次
- 魔法少女ちゅうかなぱいぱい!
- 美少女仮面ポワトリン
- 大河ドラマ 太平記
- 大河ドラマ 秀吉
- ひとつ屋根の下
- 忍者戦隊カクレンジャー
- 鬼平犯科帳 第7シリーズ
- プリズンホテル
- ナニワ金融道
- TEAM
- 真夏のメリークリスマス
- 多重人格探偵サイコ
- カバチタレ!
- ウソコイ
- 眠れぬ夜を抱いて
- SABU~さぶ~
- ランチの女王
- 連続テレビ小説 まんてん
- 僕の生きる道
- 相棒
- クニミツの政
- ビギナー
- 僕と彼女と彼女の生きる道
- 西部警察スペシャル
- 弟
- 大河ドラマ 義経
- 連続テレビ小説 どんど晴れ
- 翼の折れた天使たち
- ROOKIES
- 小児救命
- ハンチョウ~神南署安積班~
- 臨場
- 任侠ヘルパー
- 坂の上の雲
- 連続テレビ小説 ゲゲゲの女房
- 新・ミナミの帝王
- 遺留捜査
- クロヒョウ2 龍が如く
- 京都地検の女 第8シリーズ
- 孤独のグルメ シーズン3
- 牙狼-GARO-
- 花咲舞が黙ってない
- 銭の戦争
- 婚活刑事
- 警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~
- バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~
- 名古屋行き最終列車
- ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
誰もが知っている有名ドラマから子ども向けの特撮ヒーローモノ、いいお父さんや年配役から、恐ろしい役まで。めちゃくちゃ幅広く活躍していたことがよく分かります。
大杉漣が出演した主な映画一覧
ドラマにも出演していますが、映画にもものすごく出ています。主演と言われる作品は少ないですが、主演級の活躍をする映画が多すぎます。
- ハロー張りネズミ
- JINGI 仁義
- 湾岸ミッドナイト
- 赤と黒の熱情
- 橋のない川
- 極道記
- 姐 極道を愛した女・桐子
- 高校教師
- 難波金融伝 ミナミの帝王 劇場版PARTVI
- 勝手にしやがれ!!!強奪計画
- 新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争
- Shall we ダンス?
- 岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS
- パラサイト・イヴ
- 極道妻たち 決着(けじめ)
- HANA-BI☆
- ラブ・レター
- がんばっていきまっしょい
- 踊る大捜査線 THE MOVIE
- 死国
- DEAD OR ALIVE 犯罪者
- スペーストラベラーズ
- 不貞の季節
- 弱虫(チンピラ)
- BROTHER
- 降霊
- 釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇
- 化粧師 KEWAISHI
- SABU ~さぶ~
- たそがれ清兵衛
- ラストシーン
- 13階段
- 船を降りたら彼女の島
- 赤い月
- ゼブラーマン
- eiko
- レディ・ジョーカー
- NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE
- 鞄・KABAN
- LOFT ロフト
- 疾
- Life on the long board
- 電車男
- 容疑者 室井慎次
- 銀色の髪のアギト
- エクステ
- Dear Friends
- アンフェア the movie
- 築地魚河岸三代目
- 石内尋常高等小学校 花は散れども
- ひぐらしのなく頃に誓
- 余命1ヶ月の花嫁
- モノクロームの少女
- ROOKIES-卒業-
- 蟹工船
- 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
- 沈まぬ太陽
- 交渉人 THE MOVIE タイムリミット 高度10,000mの頭脳戦
- 矢島美容室 THE MOVIE ~夢をつかまネバダ~
- パーフェクト・ブルー
- 阪急電車 片道15分の奇跡
- ツレがうつになりまして
- サラリーマンNEO 劇場版(笑)
- 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
- 土竜の唄 潜入捜査官REIJI
- 聖闘士星矢 Legend of Sanctuary
- 仮面ライダー1号
- シン・ゴジラ
- 闇金ウシジマくん Part3
- 隻眼の虎
- ボクの妻と結婚してください。
- アウトレイジ 最終章
- 神楽鈴の鳴るとき
- 教誨師
- 恋のしずく
- 世界一と言われた映画館
- BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-
不朽の名作と言われる映画、特撮ヒーロー映画、極道映画など、本当に芸風が幅広いことが分かります。
大杉漣のプロフィール
大杉漣は名俳優とは思えないほどに紆余曲折を経た人生を送っています。
調べてみてとても意外でしたが、この経験があったからこそ、あれだけ演技の幅があったのか、と納得できました。
1951年9月27日、徳島県小松島市で生まれました。本名は大杉孝(おおすぎたかし)。徳島県で幼少期を過ごし、徳島県立城北高等学校を卒業。
明治大学へ進学します。明治大学へ進学ということで、かなり学業も優秀だったということが分かります。
明治大学在学中に演劇に魅了され、明治大学を中退。演劇の世界に入ります。
舞台での経験を踏みや演技の勉強をしているうちに、大人向け映画に出演するようになります。映画デビューは1980年。大人向け映画への出演は1988年まで続きます。
転機が訪れたのは1993年。北野武監督の映画「ソナチネ」のオーディションを受けたことです。セリフもない役割だったものの、アドリブでの演技が認められて脚本を書き換えさせるほどのインパクトを与えました。
その後は数々の映画やドラマに出演。サラリーマン、ホームレス、校長先生、不良中年、いいお父さん、異常人格者、警察官など何でもこなせる貴重な存在として大活躍。「300の顔を持つ男」や「カメレオン」と言われて評価されました。
NHKの連続テレビ小説や大河ドラマ、多くの番組のナレーション、バラエティ番組にも積極的に出演し、知らない人はいない名俳優に駆け上がりました。
しかし、2018年2月20日。順調にドラマのロケを行い、共演者たちと夕食を済ませたあとに急遽入院。翌日2月21日に亡くなりました。享年66歳。
葬儀と告別式が家族や近親者のみで執り行われました。
大杉漣の死因は?
大杉漣の死因は急性心不全と言われています。ただ、「急性心不全」は急に心臓の動きが止まっていしまった現象を表す言葉であり、心臓が止まることになった原因は他にある、という説もあります。
例えば解離性大動脈瘤の破裂、急性心筋梗塞など、いろいろな説が飛び交っています。今となっては真相は不明です。
大杉漣のお別れ会は
大杉漣の葬儀・告別式は家族や近親者のみで行われました。しかし2018年4月には「さらば!ゴンタクレ」と題してお別れ会が行われています。
ゴンタクレとは「わんぱく」「困った人」「いたずらっ子」という意味だそうです。年をとっても遊び心を忘れなかった大杉漣は本当のゴンタクレだったのでしょう。
田口トモロヲや草なぎ剛が弔事を読み、涙しない人はいなかったと言われます。
66歳という若さ、また当日まで元気だった大杉漣の突然の別れに、
「人はいついなくなるか分からない」
「また会えると思わずに、会いたいならすぐに会っておく」
「大切な人を大切にする」
という、当たり前のことをとても深く教えられた気がします。
大杉漣のすべてが分かるウェブサイトがオープン
名俳優の大杉漣。そのすべてが分かるウェブサイトがオープンしています。その名も「大杉漣記念館 ohsugi ren official archive」。大杉漣の死から1年後の2019年2月20日に開設されました。
プロフィール、子どもの頃の写真、楽器を弾く姿の写真や動画がいっぱいです。出演した映画やテレビ番組、受賞した歴。ブログや新聞で書いてきた数々のコラム・文章。大杉漣のすべてが掲載されています。
特にコラムはぐっと来る言葉がたくさん詰まっています。ぜひチェックしてみてください。
大杉漣記念館 ohsugi ren official archive
https://ohsugiren.com/
公式ツイッター
https://twitter.com/okinenkan