NHKの受信料は家庭や事業の固定費として地味に効いてきます。テレビを持っていればNHKをまったく見なくても徴収されるという受信料。出費はバカになりません。
そんなNHK受信料が免除される制度があります。
新型コロナウイルスによる受信料の免除は法人や個人事業主に適用!
今回のNHK受信料の免除措置は対象が決まっています。
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の持続化給付金の給付決定を受けていること
これが条件です。なので、法人や個人事業主などが対象となります。一般個人はこれに当たりません。残念です。
もし持続化給付金を受けているなら次の条件をチェックしてみてください。
- 事業所等にテレビがあって契約している
- 令和3年3月31日までに申請する
この2点がそろったら、なんと2か月分もNHK受信料が免除されます。約2,600円~4,500円くらいでしょうか。思ったよりも少ないですが。。。それでも使わない手はありません。
次に申請方法をご紹介しますが、これくらいの手間でこれだけの金額が免除されるなら、してもいいんじゃないかと思います。ぜひ次のコーナーも参考に、申請を検討してみてください。
NHK受信料免除の申請・手続き方法を解説
NHK受信料免除申請の手続きは簡単です。順番通りにしていけば、迷うことはないと思いますので、ぜひ試してみてください。
申請書をダウンロードして印刷
免除申請書をダウンロードして印刷しましょう。免除申請書はこちらにあります。→NHK受信料免除申請書
「A4サイズで印刷すること」という指定があるので、A4サイズで印刷しましょう。
申請書を記入
申請書を記入していきます。引っかかるのは「お客様番号」くらいでしょうか。その他は申請書の2枚目に解説もあるので、迷うことはないと思われます。
封筒を準備・宛名を貼り付け
封筒を準備します。封筒のサイズにも指定があります。「長型3号」という指定があります。この一連の申請の中で、一番面倒な部分かもしれません。
在庫があればラッキーですが、なければ買いに行かなくてはなりません。
ちなみに長型3号の封筒サイズは縦が235mmで幅が120mmです。大きな紙があれば、自作してもいいかもしれません。手間はかかりますが。
宛名は申請書の2枚目にあります。郵送料が無料になるので、ぜひ活用しましょう!
持続化給付金の給付通知書(コピー)を同封
持続化給付金の給付通知書のコピーを同封します。宛名面・通知内容の両面をコピーして同封しないといけません。これが証拠書類となるので、忘れずに同封しましょう。これがないと免除になりませんから。
手続きはすごく簡単です。これだけの作業で2,600円ほどが免除になると思えば、する価値は十分にあるのではないでしょうか。ちょっとした時間にささっと済ませてしまいましょう!
個人のNHK受信料は減免されないのか
今回のNHK受信料の免除措置は法人や個人事業主限定となっています。個人契約者に対して、新型コロナウイルスの影響による免除措置はありません。残念です。
個人契約の場合は、既存の割引などを活用していくしかありません。実は割引制度はいろいろありますが、申請しない限り適用になりません。なので、何か対象となる割引がないかどうか、確認してみることをおすすめします。
例えば割引や免除措置はこのようなものがあります。
- 家族割引
- 身体障害者割引・免除
- 奨学生などの免除
- 公的扶助受給者免除
こちらのページから、いろんな制度が確認できます。もし「適用されるんじゃないかな?」と思い当たるところがあれば、ぜひチェックしてみてください!思わぬ割引が受けられるかもしれませんよ。
持続化給付金をもらったなら、忘れずに申請を!
持続化給付金をもらったら、忘れずにNHK受信料の免除も申請しましょう。わずか2か月分ですが、免除してもらえるのは大きいと思います。
手間もほとんどかからないので、申請しないのは損じゃないかな?空き時間でささっとできるレベルです。ぜひチャレンジしてみてください!