日本八天狗とは|古来から伝わる伝説。名前や住んでいた山、エピソードなどをご紹介

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日本八天狗とは 言葉

日本八天狗とは

 

日本には古くから天狗がいると言われています。そんな天狗ですが、八天狗といわれる有力な大天狗がいます。そんな日本八天狗はどこにいるのか、名前は何かご紹介します!

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日本八天狗(にほんはちてんぐ)とは

日本八天狗とは、古来から伝わる天狗伝説の中でも、8つの山に住んでいた強い力・神通力を持つ8人の天狗のことを言います。

天狗というと、妖怪的な扱いをされ、忌み嫌われることもあります。ですが、この8人に関しては信仰の対象にすらなっています。妖怪よりも神様に近い存在とも言えます。

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日本八天狗の名前と住処の山、エピソード

日本八天狗とは

 

日本八天狗の名前やエピソードなどについて詳しくご紹介していきます!

愛宕山太郎坊

京都の愛宕山に住む大天狗。読み方は「あたごさんたろうぼう」。多くの眷属(けんぞく)を従えて、日を司る天狗。日本の天狗の中でもトップに君臨する天狗。

鞍馬山僧正坊

京都の鞍馬山に住む大天狗。読み方は「くらまやまそうじょうぼう」。牛若丸(源義経)に武術・呪法・兵法を教えた天狗。鞍馬天狗という呼び名で親しまれています。

比良山次郎坊

滋賀県の比良山(ひらさん)に住む大天狗。読み方は「ひらさんじろうぼう」。もともとは比叡山に住んでいた愛宕山太郎坊と並ぶ大天狗でしたが、比叡山に僧侶が増えてしまったため比良山に引っ越したと言われています。

飯綱三郎

長野県の飯綱山に住む大天狗。読み方は「いづなさぶろう」。竹筒に入るほど小さいキツネ(管狐)を使って「飯綱の法」という術を使うとされています。

白峰相模坊

もともと神奈川県の相模大山に住んでいた大天狗。読み方は「しらみねさがみぼう」。讃岐に流され憤死した崇徳上皇の霊を鎮めるため、香川県に移り住みました。

相模大山伯耆坊

もともと鳥取県の伯耆大山に住んでいた大天狗。相模大山に住んでいた相模坊が香川県に移ったことで、後任として相模大山に移り住みました。読み方は「さがみだいせんほうきぼう」。

大峯前鬼坊

奈良県の生駒山に住んでいた大天狗。読み方は「おおみねぜんきぼう」。修験道の開祖・役小角に妻(後鬼)とともに付き従い、全国の山々を回った珍しい天狗。

彦山豊前坊

福岡県と大分県にまたがる英彦山(ひこさん)に住む大天狗。読み方は「ひこさんぶぜんぼう」。アメノオシホミミが天降った姿と言われていて、九州を統括する天狗です。

いろんな伝説があって楽しい♪

日本八天狗とは

 

日本って本当にいろんな伝説がありますよね。本当かもしれないし、ただの言い伝えかもしれない。でもそこがミステリアスですごくおもしろいです!

古来から信じられてきたことってけっこう真実をついていたりして。またそこが不思議で興味深いんですよ。これからも、ちょくちょく伝説を調べてみたいと思います!

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