SDCSジムヘッドの塗り分け方法を2つご紹介
SDガンダムクロスシルエットのCSフレームを購入するとジムヘッドがおまけで付いてきます。
これを付けるくらいなら少し値引きしてくれ。。。と思うこともありますが、地味にうれしかったりもします(笑)どっちやねん!?
ということで、せっかくのジムヘッド。放置しておくのももったいないと思って、活用方法を検討してきました。
その結果、全塗装して他のクロスシルエットとミキシングビルドしてみよう!となりました。
しかしここで問題が。ジムヘッドの目の部分などは奥まっていて塗装がなかなか難しそう。。。
ちょんまげ?のセンサー部分も塗装する計画で、これはまいったな、と。そこでツイッターで質問してみました。
教えてください!
ジムヘッドをこの写真のように塗り分けたいと思います。
この場合、凹みの部分もマスキングをがんばるしかないんでしょうか?
かなり難しそう。先に白い部分を塗装するか、緑の部分を塗装するかも迷ってます。
アドバイスいただければ幸いです!
よろしくお願いしますm(_ _)m pic.twitter.com/0JFUyxyKXS— つばき(香川県/うどん県/ガンプラ/アニメ/バレーボール/料理/レシピ) (@tsubakiblog) March 28, 2020
すると多数のアドバイスをいただくことができました。本当にありがとうございます!
塗り分け方法としては大きく分けて2つでした。
- まずは目以外を塗装。その後、目を筆塗りしてはみ出た部分は溶剤で拭き取る。
- まず目を塗装。目をマスキングして目以外を塗装。
どっちがいいかとかなり悩んだのですが、私はそもそも溶剤を持っておらず。。。これだけのために溶剤や塗料を買い足すのもなぁ(笑)と思ってしまいました。
そこで、2番目のマスキング方式にすることにしました。具体的な手順や写真で説明していきますね。
実際にジムヘッドを塗装した方法を手順と画像で解説
では、実際にジムヘッドを塗装した手順を写真とともに説明していきます!ちなみに塗装分けはこれらの部分で行いました。
- バルカン・耳・・・アクリジョン黒鉄色
- 目・ちょんまげ?の前後のセンサー・・・ガンダムマーカーメタレッド
- それ以外・・・ガンダムマーカーゴールド
合わせ目消し
合わせ目消しをしました。ジムヘッドは側面にかなりがっつりと合わせ目が出ます。けっこうがんばって消してみました。
耳部分のマスキング
耳部分はアクリジョン黒鉄色にするので、マスキングをしました。大きめのマスキングテープをペタっと貼り付けて、周辺を押さえます。
その後、耳の形に沿ってデザインナイフで不要な部分を切り取りました。
サーフェイサー
白サーフェイサーを吹きました。地の濃いグレーも見えますが、まぁ、これくらいなら許容範囲でしょう。
おそらく、目などが白くなっていれば、なんとでもなるはず(笑)
目・ちょんまげ以外をマスキング
メタレッドで塗装する目とちょんまげのセンサー以外をマスキングしました。とにかくマスキングテープを細かく切って、ちまちまと貼り付けていきます。
段差に沿って、ちまちまと、丁寧に。その後、全体的にマスキングします。うまくできた~!と思いました。
目・ちょんまげを塗装・トップコート
ガンダムマーカーエアブラシを使って塗装しました。まずはガンダムマーカーシルバーを。
いらないパーツで実験してみたところ、白いサーフェイサーの上に直接メタレッドよりも、シルバーをかませた方がいい色になったんですよね。
なので、ひと手間かけてシルバーを塗装。その後、メタレッドを同じくガンダムマーカーエアブラシで塗ります。
これで終わってはいけません!ガンダムマーカーはかなり塗膜が弱いです。直接マスキングするとガンダムマーカーまで剥がしてしまう可能性があります。
なので厚めに水性トップコートをしました。これでトップコートが守ってくれるはず。満を持してマスキングをはがしてみました!すると、けっこういい。
しかし!マスキングしすぎてた部分があって、メタレッドが乗ってない。。。
再度マスキングをして、ガンダムマーカーメタレッド→水性トップコート。
次こそは!とマスキングテープをはがすと。。。今度はいい感じになりました。
面倒くさかった(笑)
目・ちょんまげをマスキング
水性トップコートが完全に乾いたら、次は目とちょんまげをマスキングしていきます。ついでにバルカン部分もマスキングしてみました。
直線に見えて、意外と曲線部分も多いので、やっぱりマスキングテープを細かく切って地道にちまちまと貼っていきます。
今回失敗して、メタレッド部分がゴールドになってしまうと手に負えません。
なので、最初のマスキングよりも慎重に。端っこ部分なんかは特に丁寧に押さえつけていきました。
ゴールドを塗装
ガンダムマーカーゴールドをガンダムマーカーエアブラシで吹き付けていきました。下側も忘れずに。
そして、この後、水性トップコート半光沢しました。次の筆塗りのときに万一はみ出しても、デザインナイフで削れるように、トップコートの塗膜を作っておく計画です。
そして、水性トップコートをした後。。。見つけましたよ、ゴールドが薄い部分を。。。
まあまあ落ち込みましたが。。。覚悟を決めて、その部分を再塗装。そして水性トップコート半光沢をまたスプレーしました。
バルカン・耳を筆塗り
アクリジョン黒鉄色をタミヤの面相筆で筆塗りです。
狭い部分が多くてかなり厳しい戦いでしたが。。。なんとか満足できる結果に。。。
と思いきや!ちょっとはみ出してしまいました。
ここは慎重にデザインナイフでカリカリと削ります。それなりにきれいに削ることができました。
やり過ぎるとゴールドも削ってしまいそうで、削ってしまうと修復はめちゃくちゃ大変だと思って、それなりで止めておきました。
しかし、黒鉄色は濃すぎたかなぁ。と反省中。
SDCSフェネクスとミキシングビルド!サイコジム完成♪
さて、完成したジムヘッドですが。。。SDガンダムクロスシルエットのフェネクスに装着!
と言っても、サイコフレームはユニコーンガンダムの赤。ユニコーンガンダムアサルトモードを作ったときに余ったパーツで作ったものです。
ちなみにユニコーンガンダムアサルトモードはこちらの記事に。→クロスシルエットユニコーンガンダムをミキシングと段落ちモールドで作ってみた!
サイコフレーム盛り盛り、ということで「サイコジム」と名付けてみました。では写真を数枚。
MG F91のビームサーベルを持たせてみました。
長過ぎるビームサーベルがサイコ感ですね。
首から下は完全に成型色で、何もしていないので。。。色味の違いがすごいですね(笑)そのうちこちらもガンダムマーカーゴールドで塗装したいものです。
ただ、フェネクスのパーツってかなりエッジが丸いんですよね。もやっとしてます。素材上の理由で仕方ないことだとは思うんですが。
1つずつヤスリがけして、パーツのエッジを鋭くしていくことを考えると。。。かなり厳しい(笑)またそのうち考えます。
塗り分け・マスキングは慌てずあせらず丁寧にすれば大丈夫!
これだけ複雑な塗り分けは初めてでした。でも、ゆっくり丁寧に作業すればなんとかなりましたね。良かった、良かった。
マスキングにはかなり時間がかかりましたけど、ちゃっちゃとしてたら塗装の修正が大変だっただろうし。。。
時間をかけて丁寧にすればなんとかなることが分かりました!ぜひぜひチャレンジしてみてください。