お歳暮のお返しってしないといけないのでしょうか。お歳暮をもらったものの、どうしていいか分からない!
そんなときのお歳暮のお返しマナーをご紹介します。
お歳暮をもらったらお返しはマナーか不要か
お歳暮をもらったらお返しをしないといけないのでしょうか。答えは「お礼は不要」です。
そもそもお歳暮とは、1年間お世話になった人へのお礼・感謝を込めて送る品物です。
感謝の気持ちを伝えたのに、さらにお礼をするとなると。。。なんかヘンじゃないですか?
お礼・感謝を伝えただけなのに、さらにお返しをもらってしまっては。。。送った側もちょっと困惑してしまいますね。
「逆に気を使わせてしまったのでは?お歳暮をしないほうが良かったのでは?」と思わせてしまいます。
なので、お返しはしないでOKです。
お返しするときの価格・相場
もしお歳暮にお返しをするなら「もらった品物の半額~全額」程度です。
全額の品物をお返しするというのはちょっとやりすぎ、という感じはあります。
なので、半額くらいを目安にお返しするといいですよ。
もしお返しをするなら、お歳暮という形でお歳暮の期間中に贈りましょう。
ちなみに、お歳暮の期間は一般的に12月20日までです。
12月21日~年内であれば「寒中御見舞」、1月1日~7日なら「お年賀」、1月8日以降なら「寒中御見舞」となります。
お歳暮の時期については、こちらの記事にまとめました。ぜひチェックしてみてください。
→お歳暮の時期|関東や関西の違い、いつからいつまでに送るか。人気のお歳暮とは?
基本的にはお歳暮にお返しが不要なのは上に書いたとおりです。
ですが、目上の人からもらったとか、お世話になっている人から届いたとか。そうなるとお返しをしないといけない!となりますね。
そんなときは遠慮なくお返ししましょう。
お返しのときののし
お歳暮をお返しするときの「のし」です。
のしはお返しが先方へ到着する時期によって変わります。
- ~12月20日 お歳暮
- 12月21日~31日 寒中御見舞、寒中御伺
- 1月1日~7日 お年賀
- 1月8日~ 寒中御見舞、寒中御伺
お返しをするのにのしを間違ってしまってはもったいないです。
到着時期を確認して間違いのないようにお送りするようにしましょう!
お返ししないときにお礼状という手も
お返しをしないときにも「お礼」は伝えるようにしましょう。
本当は「お礼状」を送るのが良いとされますが。。。そこまで形にこだわらなくてもいいと思います。
電話やメール、ラインなどでもOKです。
送った方としては、間違いなく届くだろうとは思っていますが、届いたかどうか一報欲しい人も多いです。
なので、ひと言お礼があるとうれしいんですよね。
本当にお礼を言ってほしいわけではなく、無事に到着したということが知りたいわけです。
なので、何かしらの手段で、「届いたよ、ありがとう」という気持ちを伝えてもらえれば安心します。
引っ張っても仕方ないので、届いたらさくっと中身を確認して、さくっと連絡を入れておきましょう!
お返しがないと言われることがおかしい
お歳暮は送る側が感謝を伝えるために送るものです。
なので、「お礼がないのはおかしい!」「お返しを送ってこないなんて信じられない!」と言われる筋合いはないものです。
なので、お返しは気にしなくてかまいません。
ただ、お礼を伝えるのだけは忘れないようにしましょう!