あさりの砂抜きはどうしても時間がかかるというイメージがあります。
しかし、最近では時短テクニックが知られるようになってきました!早いですよー!
アサリの時短砂抜き方法
アサリの砂抜きの時短テクニックをご紹介します。
- 50度のお湯を用意する(アサリが全部沈むくらい)
- アサリを投入(洗っても洗わなくてもOK)
- 3分待つ
- 力強くこすり合わせるように洗う
- 水ですすぐ
これだけです。10分もあれば砂抜きが終わってしまうという、超時短テクニック!
あさりの料理をしようと思っているときにありませんか?「あ、砂抜き忘れてた!」そんなときでもこれで一撃です♪
注意点・ポイント
注意点やポイントをご紹介します。
まず、長時間放置しないことです。
50度というと、完全な熱湯風呂です。こんな温度に長時間入れられたら、アサリもダメになってしまいます。
3分とか5分とかでさっさと次の段階に行きましょう。
洗うときにはしっかり洗います!
殻に付いている汚れはもちろん、吸い込んでいる砂、貝殻と身の間に入っている砂。全部を勢いよく出してしまうんですね。
これ、大事です。
もし汚れがひどければ、新しいお湯に交換してすぐに洗えばOKです。
洗うときはお湯が熱いので、要注意です。無理そうなら厚手のゴム手袋なんかを使うことをおすすめします。
砂抜きでやけどやケガをするのはもったいないですからね。
失敗するケース
時短砂抜きをしたときに、失敗するケースをご紹介します。
上の注意点にも書きましたが、長時間つけるとダメです。アサリ自体が瀕死の状態になります。食べてもおいしくありません。
また、しっかり洗うのも大事です。ここが甘かったら砂は抜けきりません。
ただ、他にも原因不明の失敗もあるみたいです。
ネットに載ってた
50度のお湯で時短あさりの塩抜きをしようとしたら失敗して殺しちゃったぽい…弱々しく顔を出してた子が動かなくなっちゃったよ…
ごめん…ごめんね…(結局食べるけど)— 名は無い(長女) (@nekotousa) June 27, 2020
昨日の悲しかった事
時短あさりの塩抜き!やってみた。→すぐにニョロっと出てきて「わ!すごい!」→水で洗う時にニョロっとが引っ込まなくなった。つついても戻らない→貝を洗ったらニョロっとが千切れてザルに残ってた(;_;)(;_;)(;_;)
その味噌汁をこれから頂きます。
— よしえ💙💛 (@44ab) March 11, 2019
あさりの塩抜きが早くできるテク、昔やって美味しくなくなったから誰かそういうコメントをトメトメしくつけてないかなーと思ったらたくさんついてた。時短てむずかしいよなー。
— ぜろ・スカイウォーカー (@zero0dog) March 21, 2018
あさりの塩抜き、リプ見てるとそれじゃあさりが砂吐く前に死ぬとか旨味が全部逃げるとか結構みんな良く知ってて感心した。ちゃんと理屈を知らないと「時短!いいじゃん」みたいになっちゃうよね。うちも一晩かけてゆっくり塩抜きと砂出ししてたなぁ、最近は買ってないけど。あとあさりは冷凍できるらし
— ᖘᑌ𝖎 ᖘᑌ𝖎 कʓUʖˋ (@psycher0s) March 22, 2018
あさりの50度洗い(時短塩抜き)ってのをはじめてためして見てるんだけど、いきなり全員、貝が開いた・・・。砂吐く前にしんじゃったんじゃないかねこれ。だいじょうぶかしら。
— ねんざB (@nenzab) April 2, 2016
もともと元気がないあさりだっとかかなー。
あとは、感想としてもおいしかった!というのもあり、旨味が少ないのでは?というものもあり。
なかなか難しいところはあるのかもしれません。
もし時間があるなら、昔ながらの方法で砂抜きをしたほうが良いのかもしれません。
時短を一度試してみて、うまく行けば継続。うまくいかなければ昔の方法に戻す。そんな感じですね。
環境やあさりの状況にもよるでしょうし、一筋縄ではいきません。
基本の方法の時間や塩分濃度
あさりの砂抜きの基本の方法をご紹介します。ポイントは6つ。
- 塩分濃度は3~3.5%
- 水の量はあさりが半分~4分の3ひたるくらい
- 水温は20度程度
- フタをして暗くする
- 半日くらい待つ
- 網やザルに乗せるとベスト
◆塩分濃度は3~3.5%くらいです。だいたい200ccの水に7gほどの塩を混ぜればOKですね。
◆水の量はちょっと少なめに感じるかもしれません。完全に沈めないほうがいいです。
◆水の温度にも注意です。常温にしておけばOKです。冷蔵庫なんかに入れてしまうと、活動が鈍って砂を吐きません。
◆薄暗くしたほうがよく砂を吐きます。ですが、密封しないようにしないといけません!
あさりは生き物ですから、呼吸をしないといけません。密封して長時間おくことになると、命の危険があります。
◆時間は5時間以上がおすすめ。半日くらいのんびり待つのがいいですね。
◆網やザルに乗せて、底から浮かせるとなお良いです。一度はいた砂を吸い込みにくくなりますから。
のんびり待てるなら、この方法のほうが私としては安心感があります。時間さえあれば待つだけなので楽かもしれませんね。
潮干狩りなら海水を持って帰る
もし潮干狩りに行くなら、現地の海水を持って帰るのがベストです。
砂抜きをするときの塩水を準備しなくていいですし。それに、やっぱり現地の海水があさりにとっても、ベストみたいです。
海って世界中でつながっているのに、やっぱりその土地の特徴があるみたいですね。
荷物が重くなるので、公共交通機関だと厳しいかもしれません。
ですが、自家用車なんかなら、ぜひ海水を持って帰るようにしてみてください!
うまくいく時短テクニックは取り入れたい!
うまくいく時短テクニックはどんどん取り入れたいですね。
ですが、最近紹介される時短テクニックの中には、疑問に思ったり、そこはそれでいいの?というものもあります。
時短をしまくることで、大事な何かを失っているような。そんな気になることもあります。
例えば、今はめんつゆレシピがすごく多いです。便利で簡単、そしておいしいですが。。。
何でもそれでいいの?という気持ちになります。
大事なのはバランス感覚。そんなことを思う今日このごろです。