新型コロナウイルスでいろいろな活動が自粛や中止に追い込まれています。登山もそのひとつです。今までのような登山は控える必要が出てきました。
登山時にもマスクが必要という指針も出ています。感染防止にがんばっていきましょう！
登山時もマスクを推奨！登山関連団体が発表
登山時にもマスクが推奨されています。登山関連団体が、それぞれの公式サイトなどで発表しています。発表したのはこれらの団体です。
- 山岳医療救助機構
- 日本山岳・スポーツクライミング協会
- 日本勤労者山岳連盟
- 日本山岳会
- 日本山岳ガイド協会
山岳医療救助機構以外の4団体は「山岳四団体」として、共同声明を発表しています。
また、各県からもマスクなど十分な対策を行うことや、体調が少しでもすぐれないときは登山を自粛することが発表されています。
登山って意外と人と会いますし、山小屋などに宿泊することとなると感染リスクも高まります。
登山も例外ではないので、他のイベントや普段の生活と同じか、またそれ以上の注意をして行いたいですね。
登山事故による医療機関の負担増に注意
登山事故が起きてしまうと医療機関に負担がかかります。今は新型コロナウイルスの患者で手いっぱいの医療機関も多くなってきています。
そんなときに登山で怪我をした、と運ばれると。。。どれだけ負担が増えるか、どう思われるかというのは想像できます。1件の事故で、登山家全体が敵視される状況にもなりかねません。
新型コロナウイルスの薬やワクチンが開発され、医療機関が落ち着くまではリスクの高い登山は控えたほうがいいでしょう。
リスク度合いは登山スキルによってまったく違うので、それぞれで判断するしかありませんが、とにかくリスク低めで行うことをおすすめします。
山登りのときにマスクをすると苦しいのでは？
登山のときにマスクをすると苦しいのでは？と心配される声もあります。してないよりもずっと苦しいのは間違いないでしょう。ただ、口元を覆って登山することも珍しくないようです。
山岳医療救助機構の「登山再開に向けた知識」というPDFファイルの中にこんな記載が。
Q：登山中のマスクは苦しい？
A：ヒマラヤのトレッキングでも、ホコリを吸わないように、マスクや布を巻いて歩く人が多いですよ！
場所によっては普通にマスクをして登山しているようです。
上にも書きましたが、登山による事故も新型コロナウイルスが落ち着くまでは特に注意しないといけません。マスクによる苦しさもありますし、登山事故の可能性を抑えるためにも、リスクが低い楽しむ程度の登山がいいのかもしれませんね。
マスクをして登山することが普通になれば、人間の体も対応します。マスクをして、低リスク登山。今はこれで我慢ですね。
マスク熱中症に注意
普段の生活でもマスク熱中症が問題視されています。マスクの中は常に高温多湿です。熱がこもってしまって熱中症になるというわけです。
登山などの運動中はなおさらです。かなり熱くて蒸れることが予想されます。人がいないところではときどきマスクを外すなどして、熱中症対策も十分に行ってください。
登山時の新型コロナウイルス対策でマスクの代用品は？
登山時のマスクですが、ずれたり苦しかったりこすれたりして、通常のマスクは使いづらいかもしれません。そんなときに注目されているのがバフ（buff）です。
山中伸弥教授がランニングのときのマスクとしておすすめしていたグッズで、注目されています。他の言葉では「ネックゲイター」でしょうか。
ネックゲイター（ネックゲーター）という商品の中に、バフがブランドとして存在するというイメージ。
日焼け防止などに常用している人も多いようですが、これがやっぱり効果的なようです。ネックゲイターなら新型コロナウイルス終息後も使えますし、汎用性が高いので、いくつか持っていてもいいかもしれないですね。
登山時の持ち物でもマスクは必須になる時代です。
新型コロナウイルスは変異しやすいという特徴があります。なので、今後は上手に付き合っていかないといけないウイルスになりそうです。
なので、マスクやネックゲイターは、今後の登山用品の中でも必須アイテムということになりそうです。デザインや機能も色んなものがありますから、何種類か持っておいても損はないでしょう。
登山で新型コロナウイルスに感染したとか、感染させてしまったとかではやり切れません。ぜひマスクやネックゲイターを装備して、安全な登山をお楽しみください♪
