加湿器の種類と特徴をご紹介!実はこんなにあったんです。
加湿器は冬の日本に必須アイテム。ウイルスや細菌の活動を抑えたり、お肌のうるおいを守ったり。いろんな効果があります。
そんな加湿器ですが、実は種類がいくつもあります。各加湿器の種類と特徴をご紹介していきます。
スチーム式
スチーム式加湿器は、なんといってもその即効性と加湿能力が特徴です。
水をヒーターで温めて、その蒸気で加湿していきます。水を沸騰させることで蒸気の量が多くなり、加湿能力が高まります。
さらに沸騰殺菌することになるので衛生的というメリットもあります。
ただしデメリットとして、消費電力は高めです。
またヒーターで熱するので、吹き出し口などを本体が熱くなります。もし小さいお子さんやペットがいるということであれば、注意が必要です。
超音波式
超音波式で一番特徴的なところは、インテリア性がとても高いということです。
よく「この加湿器はおしゃれだなぁ」と思う機種があるかと思います。そういったデザイン性が高い加湿器はだいたい超音波式です。
おしゃれな部屋にもマッチします!
また消費電力が少ないのもメリットです。
デメリットは、水に含まれる細菌や不純物があった場合、それが空気中に放たれるということです。
超音波式加湿器は超音波の振動で水を霧のようにします。なので、スチーム式と違って沸騰殺菌はできません。
常にきれいな水を入れておくように気をつける必要があります。
気化式
気化式はフィルターに風を当てて、水を気化させることで湿度を保ちます。そのため、消費電力が低め。お財布に優しいです♪
また、吹き出し口や本体が熱くならないというメリットもあります。
デメリットとしては、加湿力が弱いということです。水を気化させる時間もかかるので、すぐに加湿したいという場面には向きません。
逆に加湿しすぎることがないので、他の加湿器よりも結露が少ないというメリットもあります。
あと定期的なフィルター交換が必要です。
ハイブリッド式
ハイブリッド式は多くの機種が、気化式とスチーム式のセットとなっています。
ベースとなっているのは気化式なので、やさしく加湿していくのが基本です。そこに温風を当てることで、気化式よりも加湿力を高めています。
水を沸騰させるわけではないので、スチーム式ほど本体が熱くなることもありません。安全性も高いわけです。
ベースが気化式なのでフィルターの定期的な交換が必要となります。
加湿器を置く場所でおすすめなのは?
加湿器は部屋や用途に合った種類を使うのが大切です。が、置き場所も大切です。気をつけたいポイントは3点。
- 加湿器の吹き出し口は床から50cmぐらいの高さにすること
- できるだけ部屋の中央に置くこと
- エアコンの暖房を使っている場合は、エアコンの真下に置く(風が直接当たらないこと)
部屋の中央あたりに置くことで、まんべんなく部屋全体を加湿することができます。
また、エアコンの風が当たれば蒸気を部屋中に行き渡らせてくれます。これだけでかなり加湿効率が変わってきます。
ぜひ試してみてくださいね。
加湿器を置いてはいけない場所は?
加湿器は置かないほうがいい場所もあります。合計4か所あるので、順番にご紹介していきますね。
窓際や壁際、家具やカーテンの近く
窓際や壁際、家具やカーテンの近くは、カビや結露が発生する可能性があります。できるだけ離して置くことをおすすめします。
電化製品やデジタル機器の近く
電化製品やデジタル機器の近くも避けましょう。湿気で精密機器にの内部がやられ、故障や不調につながる可能性があります。
家電製品は熱や湿気が大敵です。要注意ですよ。
暖房器具や温風が直接当たる場所
暖房器具やエアコンの温風が直接当たる場所もNGです。
加湿器には、温度センサーや湿度センサーがついています。暖房器具に近かったり、温風が当たったりするとセンサーが誤作動を起こすことがあります。
加湿しすぎや加湿不足につながるかもしれません。
換気扇や出入り口の近く
換気扇や出入り口の近くはやめましょう。
せっかく蒸気を作っても換気扇で外に出したり、出入りのたびに外に出したりしてしまってはもったいないです。部屋の加湿もできません。
加湿器の種類や特徴、違いを理解して最適な機種を選んでください♪
パンダ加湿器見つかっちゃいました🤗#お買いものパンダ #うちの小パンダ pic.twitter.com/nebDr652CB
— たま (@tamachaan226) January 18, 2020
加湿器は 様々な種類があります。ぜひ用途などを検討して、最適なものを使ってください。
例えば、暖房器具をガンガンに使うのであれば加湿力の高いスチーム式。
部屋に洗濯物を干すなどして、比較的湿気を保ちやすいということであれば気化式。おしゃれな部屋にはおしゃれな超音波式加湿器。
寝室は加湿しすぎると、布団が湿気てカビの原因となるのが怖いので、気化式やハイブリッド式。
加湿器を購入する前に、湿度計でどれくらいの湿度が保たれているのか確認するのもおすすめです。
乾燥することが多いならスチーム式、それほど乾燥していないなら気化式などを選ぶといいでしょう。
あなたにぴったりの加湿器を導入して、快適な生活を送れますように♪