万年筆を久しぶりに引っ張り出してきました。以前使ったままだったので、当然インクが固まって出ない状態。。。万年筆よ、ごめん。
しかもこれ、何度目か分かりません。ということで、いつものように洗浄しました!
万年筆(カートリッジ式)のペン先を洗う手順を写真付きでご紹介
インクが出なくなった万年筆のペン先を洗って復活させました!
準備物
ヨーグルトのフタなどの平たい容器
手順
まずは万年筆を分解しましょう。
キャップを外してペン先も外します。ここでトラブル!
本当は空っぽになったインクカートリッジも外したいのですが。。。あまりに放置しすぎたためか、固着して外れません!仕方ないのでそのまま次の手順に。
ヨーグルトのフタなどの浅い容器に水を入れます。
そこへペン先をぽちゃんと浸けます。ペン全体が水に入るほどの深さにしておくのがポイントです。
コップなどにペン先を下にして入れている人もいます。ですが、なんだかペン先に悪そうな気がしているので、私は横にして水に入れています。
1時間経った頃には固まったインクがこれだけ溶けて出てきました。
これできっと大丈夫だろう!と思って取り出しました。インクカートリッジもなんとか外すことができました。
そして、流水で洗い流します。ペン先は触らず、インクカートリッジ側から水を流していきます。きれいに洗い流しましょう。
洗い流した後はティッシュの上で乾燥させます。しかし、これだけインクが残っていました。
できるならもう一度、水に入れてもっと長い間置いておくと良かったですね。今回は早く使いたかったのでこれで。
1時間半後、それなりに乾燥した感じだったので、新しいインクカートリッジをセット!
組み直しました。
最初はインクがペン先までなじんでいないので書けませんが、しばらくすると書けるようになりました!無事に復活できました♪
しかし、ちょっと色が薄いですね。これは乾燥不足と思われます。ブルーブラックのインクと残っている水が混ざって、色が薄いのだと思います。
これも慌てすぎ(笑)もっとじっくり乾燥させることをおすすめします!
とは言え、これで、まったく書けなかった万年筆が復活しました!浅い容器と水があれば簡単に万年筆は復活できます。
もし古くてもう使えない!と思っている万年筆があれば、ぜひ試してみてください。もしかすると復活して使えるようになるかもしれませんよ!
万年筆の最高のメンテナンスは毎日使うこと!?
万年筆の最高のメンテナンスは毎日使うことらしいですよ!パイロットの公式サイトに書かれています。それがこちら。
→https://www.pilot.co.jp/support/fountain/1122817726639.html
「万年筆は毎日使うことが一番のメンテナンスですが、~~」と明記されていますね。
万年筆でも何でも使わないと大事にしているようで、実は大事にできていない、ということってありますよね。人が住んでいない家はすぐに傷むとも言います。
やっぱり道具は使ってナンボ。ぜひ万年筆は毎日使うようにしましょう♪
万年筆は書き味がいい!味がありますね。
万年筆って書き味がいいですよね。紙の上で滑りすぎないのがいいんですよ。適度な抵抗感。書いている感じがありますね!
最近、めちゃくちゃ滑りがいいボールペンとかないですか?あれ、ちょっと苦手なんですよね。ペン先が走りすぎて上手に書けないんですよ。
ということで万年筆。適度な抵抗があって書きやすいです。キャップを取ったり付けたりする手間はありますが、それも味ですね。
万年筆の洗浄は簡単。じっくりするのがおすすめ!
万年筆の洗浄はすごく簡単です。私は2時間半で、ほぼ放置で完了しました。めちゃくちゃ早くないですか?
でも、実際はもっと時間を取ってするほうがいいでしょうね。何度か水を変えてしっかり水にペン先をつける。一晩くらい寝かせておくといいでしょう。どうせ放置ですし(笑)
そしてしっかり乾燥させるのにまた1日くらい放置しておくといいと思います。私のようにあわてて短時間でしないほうが、本当はいいと思うんですよね。
ということで、もし眠っている万年筆があるなら、ぜひ洗って使ってあげてください!