日本三大ラーメンは誰が決めた?喜多方・札幌・博多と日本五大ラーメンを徹底解説

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「日本三大ラーメンって誰が決めたの?」と気になったことはありませんか。

札幌・博多・喜多方の3つが定番ですが、実は公式な選定機関は存在せず、メディアが広めた「通説」であることが由来を調べるとわかってきます。

 

この記事では日本三大ラーメンの由来と各ラーメンの特徴に加え、佐野・山形を加えた「日本五大ラーメン」の人気ランキングまで詳しく解説します。

 

日本三大ラーメンは誰が決めた?由来を解説

日本三大ラーメンとは、一般的に札幌ラーメン(北海道)・博多ラーメン(福岡県)・喜多方ラーメン(福島県)の3つを指します。

 

これは特定の団体や行政が公式に選定したものではなく、長年にわたって世間で形成された「通説」です。

1980〜90年代のグルメブームやラーメン専門誌の登場が大きく影響し、雑誌やテレビ番組が日本各地のご当地ラーメンを紹介する際、わかりやすいキャッチフレーズとして「三大ラーメン」が使われ始め、それが徐々に定着したという説が有力です。

 

喜多方ラーメンが全国区になったきっかけも1982年(昭和57年)のテレビ番組での紹介でした。

「蔵の町」として観光客を増やしたかった喜多方市の職員がメディアに地元の食堂を紹介し、雑誌「るるぶ」などのPRも重なって全国的な知名度を獲得しました。

 

①札幌ラーメン(北海道)

札幌ラーメンは味噌をベースにしたコク深いスープが最大の特徴です。

豚骨や鶏ガラのスープに白味噌・赤味噌をブレンドし、加水率の高い太縮れ麺を組み合わせます。

麺の縮れがスープによく絡み、濃厚な味噌との相性が抜群です。

 

スープの表面をラードで覆う技法も特徴で、湯気が逃げにくく、最後まで熱々で食べられる工夫がされています。

1922年に中華料理店「竹家食堂」が提供した「肉絲麺」が日本人向けに進化したことが、ルーツとされています。

 

②博多ラーメン(福岡県)

博多ラーメンは乳白色で濃厚な豚骨スープが代名詞です。

豚骨を時間をかけて炊き込むことで骨のゼラチンが溶け出し、スープにとろみが生まれます。

 

麺は極細のストレート麺(番手26〜28番)で、加水率が低く、コシは少ないもののスルスルとした喉ごしが魅力です。

麺が伸びやすいため大盛りの提供は少なく、代わりに「替え玉」で麺だけを追加注文できるシステムが定着しています。

 

③喜多方ラーメン(福島県)【チェーン店も全国展開】

喜多方ラーメンは醤油味の透明な豚骨スープが基本で、あっさりとした味わいが特徴です。

豚骨ベースと煮干しベースを別々に仕込み、ブレンドして提供する店もあります。

 

麺は「平打ち熟成多加水麺」と呼ばれる幅約4mmの太麺で、独特の縮れと柔らかい食感が魅力です。

チャーシューを大きめ・多めにのせるのも喜多方ラーメンらしいスタイルです。

喜多方ラーメンのチェーン店展開

東京都品川区に本社を置く「麺食」が展開する「会津喜多方ラーメン坂内」は、国内各地はもちろんアメリカにも店舗を持つチェーン店です。

夏季には平打ち縮れ麺とカツオ・煮干しの和風だしを使った「和風冷やしラーメン」も人気で、2011年にはコンビニのローソンでも坂内監修メニューが期間限定発売されました。

 

日本五大ラーメンとは?三大に加わる候補

「日本五大ラーメン」は三大ラーメンに、人気ランキングや知名度の高いご当地ラーメンを2つ加えた呼び方です。

こちらも公式な定義はありませんが、ご当地ラーメンの人気投票では札幌・博多に続き、喜多方・佐野・山形あたりが上位の常連となっています。

 

④佐野ラーメン(栃木県)

佐野ラーメンは黄金色の澄んだスープと平たい麺が特徴のご当地ラーメンです。

麺は「青竹打ち」と呼ばれる伝統製法でつくられ、青竹を使って生地を打つことで、独特の平たい形状と強いコシが生まれます。

 

醤油ベースのあっさりしたスープと手打ちならではの麺の食感が高く評価され、人気ご当地ラーメンランキングでは喜多方に次ぐ常連としてランクインすることが多い実力派です。

 

⑤山形ラーメン(山形県)【ラーメン消費量日本一】

山形県、特に山形市はラーメンの世帯あたり消費額が4年連続で日本一という、まさに「ラーメン王国」です。

人口10万人あたりのラーメン店舗数も全国1位を誇ります。

山形県には醤油ベースの「山形ラーメン」のほか、南陽市の「赤湯ラーメン」、庄内地方の「酒田ラーメン」、新庄地方の「とりもつラーメン」、移住した中国人考案の「米沢ラーメン」など、県内だけで6種類もの個性豊かなご当地ラーメンが根付いています。

 

中でも全国的に有名なのが「冷やしラーメン」です。

1952年、山形市の老舗「栄屋本店」の初代店主が、夏でも冷たいラーメンを食べたいという常連客の要望に応えて開発し、完成させました。

氷を浮かせた冷たいスープに中華麺を入れる、当時としては革新的な一杯でした。

 

日本三大・五大ラーメンを比較一覧

ラーメン名 産地 スープ 分類
札幌ラーメン 北海道 味噌(豚骨・鶏ガラ) 太縮れ麺 三大ラーメン
博多ラーメン 福岡県 濃厚豚骨(乳白色) 極細ストレート麺 三大ラーメン
喜多方ラーメン 福島県 醤油(豚骨・煮干し) 平打ち太麺 三大ラーメン
佐野ラーメン 栃木県 醤油(あっさり) 青竹打ち平麺 五大ラーメン候補
山形ラーメン 山形県 醤油(冷やしも人気) 中華麺 五大ラーメン候補

 

まとめ

日本三大ラーメン・日本五大ラーメンについて改めて整理します。

 

・日本三大ラーメンは札幌・博多・喜多方の3つで、公式機関ではなくメディアが広めた通説
・喜多方ラーメンは「会津喜多方ラーメン坂内」など全国・海外にチェーン店を展開
・日本五大ラーメンは三大に佐野(栃木)・山形を加えた呼び方として人気ランキングでよく語られる
・山形県はラーメン消費額・店舗数ともに日本一の「ラーメン王国」

 

どのラーメンも地域の気候や歴史を反映した個性豊かな一杯ばかりです。

気になったラーメンから、ぜひ食べ比べてみてください。

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