日本三大渓谷とは|日本三大渓谷美とは別物?寒霞渓や大杉谷は入っているのか。

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日本三大渓谷とは 日本三大渓谷美とは

日本三大渓谷と呼ばれる渓谷があります。

また、日本三大渓谷美と言われるスポットもあります。

ということで、それぞれについて解説していきます!

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日本三大渓谷(日本三大峡谷)とは

日本三大渓谷(日本三大峡谷)と言われる渓谷をご紹介します!

それがこちらの3つです。

 

  • 黒部峡谷(くろべきょうこく・富山県)
  • 清津峡(きよつきょう・新潟県)
  • 大杉谷(おおすぎだに・三重県)

 

選ばれた基準はよく分かりませんでした。

ですが、この3つの渓谷でほぼ異論はないようです。

非常に有名な渓谷(峡谷)が選ばれていますね。

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日本三大渓谷美とは

日本三大渓谷美といわれる渓谷の美しい景色をご紹介します!

それがこちらの3つです。

 

  • 妙義山(みょうぎさん・群馬県)
  • 寒霞渓(かんかけい・香川県)
  • 耶馬渓(やばけい・大分県)

 

日本三大渓谷と日本三大渓谷美はまったく重なっていません!

なるほど。

 

すごい渓谷はすばらしい景色だとは思うのですが、それを超える美しさがある、ということですね。

我が香川県の寒霞渓が入っているのもうれしいですね♪

 

では、これらの6つの渓谷(峡谷)をそれぞれご紹介していきます!

黒部峡谷

  • 住所 富山県黒部市
  • 指定 国の特別天然記念物、特別名勝、日本の秘境百選
  • 公園 中部山岳国立公園

 

黒部峡谷は富山県黒部市の黒部川上流~中流にある峡谷です。

国の特別天然記念物であり、特別名勝です。さらに日本の秘境百選にも選ばれています。

 

江戸時代までは加賀藩が立ち入りを禁止するほどでした。

秘境すぎて、危険がいっぱいと判断されたのでしょうね。

 

明治時代になると一般開放されて、登山家・探検家が積極的に入山するようになりました。

特に冠松次郎(かんむり まつじろう)は精力的な探検で「黒部の父」と呼ばれています。

 

観光はトロッコ列車が基本となります。登山はそうとうな上級者向けとのこと。

一般観光客はトロッコ列車に乗って景色を楽しんだり、途中下車できる駅で降りて周辺を散歩したり。

そんな楽しみ方になります。

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清津峡

  • 住所 新潟県十日町市~湯沢町
  • 指定 国の天然記念物、名勝
  • 公園 上信越高原国立公園

 

清津峡は新潟県を流れる信濃川の支流である清津川が作り上げた峡谷です。

 

柱状節理という見事な柱型の断崖絶壁。そして、エメラルドグリーンの水の流れ。

このコントラストがすばらしい、と評判です。

 

観光には清津峡渓谷トンネルを利用します。なんと750mもある歩行者専用トンネルです。

1988年に落石事故で遊歩道が使えなくなりました。

その後、この清津峡渓谷トンネルの建設が開始。

1996年に使えるようになり、また観光を楽しめるようになっています。

しかし、750mというとすごい長さですね。

大杉谷(大杉峡谷)

  • 住所 三重県多気郡大台町
  • 指定 国の天然記念物、日本の秘境百選
  • 公園 吉野熊野国立公園

 

大杉谷は手つかずの原生林と多くの滝、巨岩が埋め尽くすことで有名です。

途中にある七ツ釜滝は落差がなんと120m!日本の滝百選にも選ばれるほどの滝です。

さらに千尋滝という落差180mの大きな滝もあります。

 

また、大杉谷の代名詞とも言われるのが「シシ淵」です。

そびえ立つ大きな岩の隙間から見える滝。そして滝から流れ出る水が作り出す沢。

神秘的できれいでなんとも言えない感動を与えてくれます。

 

登山家にも非常に人気のある峡谷です。

妙義山

  • 住所 群馬県甘楽郡
  • 指定 なし
  • 公園 なし

 

群馬県甘楽郡の下仁田町・富岡市・安中市の境界に位置する山です。

いくつもの山頂がある山となっています。

赤城山、榛名山と並んで、上毛三山(じょうもうさんざん)の一つにも数えられています。

 

奇岩が多いというのが見どころの一つです。

山頂付近は非常にハードな地形となっていて、そのため、登山家にも人気があります。

一方で、山麓あたりでは一般人、観光客も楽しめるように整備がされています。

 

いろいろと調べてみましたが、渓谷美的な要素は小さいような気が。。。

寒霞渓

  • 住所 香川県小豆郡小豆島町
  • 指定 名勝
  • 公園 瀬戸内海国立公園

 

瀬戸内海の島、小豆島にありながら、東西7km・南北4kmに渡る大渓谷です。

なんと日本書紀にも記載があるほど、昔から知られた渓谷だそうです。

 

元々は鉤懸山(かぎかけやま)とか神懸山(かみかけやま)と呼ばれていましたが、1878年に藤沢南岳が「寒霞渓」と名付けたようです。

 

特に紅葉の季節はものすごい人出になります。

小豆島行きのフェリーや寒霞渓ロープウェイはめちゃくちゃ混み合います。

ですが、一度は見てほしい景色ですね。

耶馬渓

  • 住所 大分県中津市
  • 指定 名勝
  • 公園 耶馬日田英彦山国定公園

 

大分県中津市を流れる山国川。

その上流・中流・支流地域の渓谷をまとめて耶馬渓(やばけい)と呼びます。

火山活動や侵食で奇岩が多く、また洞窟が多いことで有名です。

 

特に人気なのは「青の洞門」ですね。

江戸時代に禅海和尚が自力でトンネルを掘り始め、後には石工たちと一緒にノミと鎚だけで掘り進めたトンネルなんですね。

今でも一部に手彫りのあとが残っているということで、名所になっています。

行ってみたいところばかり!

渓谷、いいですね。自然ってめちゃくちゃ魅力的です。

都会や便利なグッズなどの人工物もいい。

 

でも、やっぱり私は自然に近いところで生きていたい。そんな風に思います。

 

今回の6つの渓谷はどこも行ってみたい気持ちにさせられます。

まずは地元香川県の寒霞渓から行きましょうか!

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