何歳になっても大事な基本。そして、新しい技術の導入。どっちも大事です。
「今さら」と思わずに、基本を思い出しつつ、新しいことにもチャレンジしていきましょう♪
基本的な技術を思い出して意識してみよう
30代、40代になると、もう自分のクセが完全に身についてしまっていますよね。
アンダーパスのときにブンブンと腕を振り回したり、スパイクはカブり気味になっていたり。
もし少しでも「おかしなプレイになってるいるな」と思ったら、今からでも直していきましょう。
バレーボールをする機会は多くないと思うので、実際に直せるかどうかは分かりません。ですが、意識するだけでいいプレイにつながることもあリますよ!
私が実際に意識している項目にはこのようなものがあります。
- オーバーパスのときにボールを取る位置
- プレイ中に腕を下げてしまわない
- アンダーパスは体で運ぶ
- スパイクのときにかぶらない
- ブロックのときに腕を振り回さない
このあたりです。
オーバーパスのときにボールをとらえる場所を、おでこの前にします。
こうすることで正確性が上がりましたし、飛距離も伸びました。サボらずにボールの下に入るのは大事ですね。
プレイ中に腕をだらーんと下げないことで、上へも下へも対応できます。
だらーんとしないので、少々疲れます。ですが、それ以上に反応が早くなるというメリットがあります。
アンダーパスでは腕を振らずにしっかりと運ぶようにしています。
ディグ(強打レシーブ)やサーブレシーブの安定性にもつながりますから、対人パスのときから大事にしています。
スパイクのとき、ついつい入りすぎてかぶってしまいます。
かぶるとミートが甘いし威力が下がるし、アウトも増えます。なので、前でとらえられるように意識しています。
ブロックのとき、おりゃーっと止めに行くとつい腕をぶん回してしまいます。
変な動きが増えるので、吸い込んだりブロックアウトを取られたり、レシーブしにくかったり。なので、壁を意識して腕を出すようにしています。
考えることはいっぱいで、頭も体も休む暇がありません(笑)
でも、どんどん若くて元気な部員が増えてきますから、少しでも対抗するためにはいろいろ考えないと。
スピードやパワーでカバーできていた頃とは違います。今だからこそ基本に戻ってしっかりとしたプレイを心がけるのはいいと思います。
新しい技術、プレイを取り入れてみよう
基本を思い出すのはすごく大事なことですが、同時に新しいことにチャレンジするのもいいですよ。楽しいです。
思えば中学生でバレーボールを始めましたが、あの頃はバックアタックはとてもレアなプレイでした。
全日本クラスでも中垣内祐一選手くらいでしたからね。今や、中学生でもバックアタックはしますよね。
ジャンプサーブもする人は少なかったです。多くは立ったままのフローターサーブ。
おまけに腰から下で触ることもダメな時代(笑)いつの間にか膝から上がOKになり、今は全身どこでもOK。
環境はどんどん変わりますから、自分もどんどん変わっていくといいですよ。
大きな変化じゃなくても、小さな変化でも十分です。新しい技術を取り入れていきましょ!
私は大きく3つのチャレンジをしています。
ジャンプフローターサーブ
1つ目は「ジャンプフローターサーブ」。30代後半から始めたような記憶があります。
通常のフローターサーブと比べて体への負担は全然違います。めちゃくちゃ疲れる(笑)
でも、以前よりもずっとサービスエースを取れるようになりました。チャレンジしたかいがあったというものです!
センターセッター
2つ目は「センターセッター」です。
通常、ライト側がセッターのポジションですよね。それがセンターへ。これがめちゃくちゃ大変です。
ブロックは毎回飛ばないといけないし、2本目は必ず取りに行かないといけません。もう一度言いますが、本当に大変です(笑)
おまけに後衛に下がったらジャンプフローターサーブですからね。気が休まる暇がありません。
ですが、これはこれで楽しいんですよね。
私にしかできない!と勝手に思ってますし、攻撃は若くて元気な部員に任せます。
身長が低い私が生き残る方法とも言えます。
リベロ
3つ目は「リベロ」です。セッターをメインにしていますが、サーブレシーブの練習は欠かしません。
背が高くて上手なセッターが入部したら、リベロとして生きていくことも考えています。
そのためにもレシーブ練習や二段トスの練習は外せません!
チームの状況がどうなっても生き残っていけるように、いろんな技術を身に着けようと奮闘中です。
これも長くバレーボールを楽しむための1つの方法じゃないでしょうか。
今さら、と思う必要はない!今が一番若いですよ
少し年を取ってくると「今さら」と思うことが多くなっていませんか?
今さら基本に戻るとか、今さら新しい技術とか。
人生で「今さら」ってないですよね。今日が一番若いんです。年上の人から見ると、私はまだまだ若いんですよ。
「今さら」と思わずに、どんどんチャレンジしていくほうがいいですよね。その方が楽しい♪
ぜひ一緒にチャレンジしていきませんか?