最近、ちょくちょく見かけるようになった「Made in PRC」。しかし、PRCなんて聞いたことがない!
ということで、Made in PRCとはどこの国で生産されたものなのか、調査してみました。
Made in PRCとはどこの国の生産なのか!判明しました。
先日、ボロボロになっていたスマホ充電用のUSBケーブルを買い替えました。ネット通販で買いましたが、届いたUSBケーブルの裏面には「Made in PRC」の文字が。
気になって調べてみると、PRCとは、「People’s Republic of China」の頭文字を取った略称。つまり中国です。
「People’s Republic of China」という言葉は英語での正式名称ということのようです。日本で言うと中国ではなく「中華人民共和国」ということに当たるのかな?
イギリスではなく「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」と呼ぶようなものでしょうか。
ということで、Made in PRCの意味は、「中国製」ということになります。
言葉の意味は分かりましたが。。。はてさて、これはこれでいいのでしょうか?
Made in PRCは企業努力か偽装か、正式表記か
お! めーどいん ぴーぷるず りぱぶりっく おぶ ちゃいな! #madeinPRC pic.twitter.com/UiMYMVUYyO
— リトルビット@祝・凍結解除 (@littlebit0819) July 1, 2015
さて、Made in ChinaではなくMade in PRC。これは消費者にとってややこしいことこの上ないですね。今まで慣れ親しんだ表記を変えられると、面倒です。
最近では洗濯マークが世界標準に置き換わりました。あらためて覚え直すのに苦労した人も多いと思います。
さて、この表記の変更をどうとらえるか、というのはそれぞれ人によって違ってきますよね。
- 正式な国名にしたほうがいい
- ChinaよりもPRCの方がかっこいい
- 中国製と書くより売れそう
- 中国製と書いたら売れない
いろんな理由があると思います。ただ、私は、中国製というのはイメージが悪いからPRCとしてごまかそう!という感じをどうしても受けてしまいます。
中国製の商品にもすごくいいものはたくさんあります。丈夫なものとか、安くて使い勝手がいいものとか。
ただ、不良品や偽装などの報告も後をたたないですよね。おかげで、いい商品も「中国製だから」ということであおりを食らっているような気はします。
でも、Made in PRCはなぁ。。。と思ってしまいますね。「PRCの方が正式名称に近い」と言われても「それならPeople’s Republic of Chinaと書きましょうよ」と思っちゃいますし。
逆にこうやってごまかすような書き方をするから、かえってアンチを増やしてしまうという側面もあると思うんですよね。
うーん。
このあたりの議論はお互いの考え方や信条によって、いつまで経っても平行線になる議論ですから、これくらいにします。
ということで、「Made in PRC」は「中国製」ということです。工業製品はもちろん、最近では食品にも使われているようです。
もし、産地を気にするのであれば覚えておくといいですよ。