2026年度の男子バレーボール日本代表登録メンバーに、高校生で唯一選ばれた選手がいます。
鎮西高校3年・一ノ瀬漣(いちのせ れん)選手、17歳。
高い打点からのスパイクと、エースとしての堂々たるプレーで、すでに高校バレー界を代表する存在となっています。
この記事では、一ノ瀬漣選手の出身・中学・高校・身長・最高到達点・日本代表選出の経緯などをまとめて紹介します。
「一ノ瀬蓮」と「一ノ瀬漣」は別人——正しい漢字は「漣」
検索していると「一ノ瀬蓮」という表記も目にしますが、バレーボール選手の正式な漢字は「漣」(さざ波の漣)です。
「蓮」(ハスの蓮)という同じ読みの漢字を持つ架空のキャラクターが複数存在するため(漫画『ストロボ・エッジ』の登場人物など)、混同されることがあります。
この記事は実在の高校バレーボール選手・一ノ瀬漣(漣の字)選手についての情報をまとめたものです。
一ノ瀬漣のプロフィール
| 名前 | 一ノ瀬 漣(いちのせ れん) |
|---|---|
| 生年月日 | 2008年9月30日 |
| 出身地 | 佐賀県 |
| 中学校 | 佐賀市立大和(やまと)中学校 |
| 高校 | 鎮西高等学校(熊本県) |
| ポジション | アウトサイドヒッター(OH) |
| 身長 | 190cm |
| 最高到達点 | 333cm |
| 利き腕 | 右 |
| 背番号 | 3番 |
| 目標選手 | 石川祐希(日本代表主将)・髙橋藍 |
出身・バレーボールを始めたきっかけ
一ノ瀬漣選手は佐賀県出身。
両親の影響を受け、小学2年生からバレーボールを始めました。
子どもの頃からテレビで春高バレーを観ていて、「鎮西に入ってエースになりたい」という夢を抱くようになったといいます。
その夢を着実に実現しているのが、現在の一ノ瀬選手です。
中学時代の実績
一ノ瀬選手が通ったのは佐賀市立大和中学校。
中学時代からその才能は際立っており、中学3年時に全国中学生選抜に選出。
また、佐賀県選抜としてJOCジュニアオリンピックカップ(全国都道府県対抗中学バレーボール大会)にも出場しました。
全国レベルの舞台で経験を積みながら、高校バレーへの準備を整えていきました。
高校は熊本の強豪・鎮西高校へ
佐賀県出身でありながら、熊本県の鎮西高等学校に進学した一ノ瀬選手。
鎮西高校は「エースバレー」の伝統を持つ全国屈指のバレーボール強豪校で、春高バレーでも数多くの実績を誇ります。
子どもの頃から憧れていた「鎮西のエース」という夢を叶えるべく、県境を越えて門を叩きました。
現在(2026年)は3年生として主将を務めており、チームを引っ張る存在となっています。
身長・最高到達点
一ノ瀬漣選手の身長は190cm。
そして注目すべきは最高到達点333cmという数字です。
190cm超えの長身から放たれる高打点スパイクは相手ブロッカーにとって対応が非常に難しく、大きな武器となっています。
バックアタックの精度も高く、攻守にわたる総合力が評価されている選手です。
春高バレーでの活躍
【春高バレー(高校1年・2024年)】
高校1年生ながら鎮西のエースとしてスタメン出場。
初めての春高でも臆することなく躍動し、バックアタックや工夫されたサーブで存在感を発揮しました。
しかし準々決勝で東亜学園(東京)に敗れベスト8で終了。
試合後、「スタミナが持たず、自分のせいで負けた。支えてくれた先輩に申し訳ない」と涙を流した姿が印象に残りました。
【春高バレー2026(高校3年・2026年)】
3年生・主将として迎えた春高バレー2026でもベスト8進出。
準々決勝で東山(京都)に0-2で敗れ、惜しくも4強入りは叶いませんでしたが、チームをけん引する活躍を見せました。
2026年度男子日本代表に高校生で唯一選出
2026年度の男子バレーボール日本代表登録メンバーが発表された際、高校生で唯一選出されたのが一ノ瀬漣選手でした。
石川祐希・髙橋藍といった世界で活躍するトップ選手たちと同じ環境でトレーニングができる、17歳としては異例の選出です。
高校生が男子日本代表に選ばれるのは2022年度の麻野堅斗選手以来で、その実力と将来性が高く評価されていることがわかります。
日本代表のユニフォームを着て「世界で通用するプレーヤー」を目指すという目標を、着実に現実のものとしています。
全九州総合選手権2026・優勝
2026年5月に行われた全九州総合選手権では、主将・一ノ瀬漣選手を中心とした鎮西高校が優勝を果たしました。
決勝では福岡大大濠高校に2-0で勝利し、チームとして確かな手応えをつかんでいます。
目標は石川祐希
一ノ瀬選手が目標として公言しているのが、男子日本代表の主将・石川祐希選手。
石川祐希選手も同じアウトサイドヒッターで、高校時代から将来を嘱望されながら日本代表・世界のトップリーグで活躍してきた選手です。
「石川祐希選手たちと同じ環境で、世界で通用するプレーヤーになりたい」——そう語る一ノ瀬選手の言葉には、強い意志が感じられます。
まとめ
一ノ瀬漣選手のプロフィールと経歴をまとめます。
- 正式名:一ノ瀬漣(蓮ではなく漣の字)
- 出身:佐賀県 / 中学:佐賀市立大和中学校
- 高校:鎮西高等学校(熊本)3年・主将
- 身長:190cm / 最高到達点:333cm
- 2026年度男子日本代表登録:高校生で唯一の選出
- 春高バレー:2025年・2026年ともにベスト8
- 全九州総合選手権2026:優勝(主将として)
- 目標:石川祐希選手のような世界で通用する選手
17歳にして日本代表に名を連ねた一ノ瀬漣選手。
190cmの長身を活かした高打点スパイクで、これからさらなる成長が期待される選手です。
今後の活躍から目が離せません。

