新語・流行語大賞の歴代ワード一覧を調査しました。
さっぱり覚えていない言葉や、既に定着した言葉など、いろんな言葉が見つかりました。
いやぁ、びっくりしていますよ。
新語・流行語大賞の歴代受賞ワード
新語・流行語大賞は1984年から発表されています。すごい歴史がありますね。
では歴代の受賞語をご紹介していきます。
1984年
- オシンドローム(新語金賞)
- まるきん まるび(流行語金賞)
- 鈴虫発言
- スキゾ・パラノ
- 特殊浴場
- くれない族
- 疑惑
- 千円パック
- す・ご・い・で・す・ネッ
- 教官!
いきなりさっぱり分からない(笑)まぁ、古いですからね。
今、残っている言葉はないように感じます。
1985年
- 分衆(新語金賞)
- イッキ!イッキ!(流行語金賞)
- パフォーマンス
- NTT
- キャバクラ
- 言語戦略
- ネバカ
- トラキチ
- 角抜き
- 私はコレで会社をやめました
- 投げたらアカン
- 100ドルショッピング
- 愛しているからチラいのよ
私はコレで会社をやめました!これは知ってます!
学校でもかなり色んな人が使っていたような。モジってテレビでも放送されていたんでしょうか?
1986年
- 究極(新語金賞)
- 新人類(流行語金賞)
- 激辛
- ファミコン
- 川の手
- 家庭内離婚
- アークヒルズ
- 知的水準
- 亭主元気で留守がいい
- おニャン子
- プッツン
- やるしかない
- 150円台
- 爆発だ!
- なんだかわからない
- 地上げ
- 底地買い
ここまで来ると、普通に使われている言葉も出てきますね。
激辛とか家庭内○○とか。
プッツンはあのころはすごくはやりましたが。。。今ではまったく聞きません。
1987年
- マルサ(新語金賞)
- 懲りない○○(流行語金賞)
- JR
- 第二電電
- サラダ記念日
- 朝シャン
- ノリサメ
- なんぎやなぁ
- ゴクミ
- マンガ日本経済入門
- ワンフィンガー ツーフィンガー
- サンキューセット
- 国際国家
- 鉄人
なんぎやなぁ。って私、今でも使います。年寄りくさい?かもしれませんが、気に入っていますよ!
鉄人なんかも今でも残っていますね。
1988年
- ペレストロイカ(新語金賞)
- 今宵はここまでに(流行語金賞)
- ハナモク
- トマト銀行
- 遠赤
- カイワレ族
- ドライ戦争
- シーマ
- アグネス論争
- 5時から男
- しょうゆ顔
- ソース顔
- 一村一品
- ヒューマンブランド
- ユンケルンバでガンバルンバ
- ふつうは汚職と申します
カイワレ族。。。何だったっけ?
ガンバルンバ、知っていますよ~!今ではまったく言いませんけど。
ペレストロイカって新語だったんですね。
1989年
- セクシャルハラスメント(新語金賞)
- オバタリアン(流行語金賞)
- Hnako
- DODA
- まじめ×ゆかい
- 濡れ落ち葉
- ケジメ
- 24時間タタカエマスカ
- イカ天
- こんなん出ましたけど
- 壁開放
- 平成
- NOと言える日本
出た!セクハラ!
ここから○○ハラスメントという言葉がどんどん増えていったんですねぇ。
オバタリアン。。。今ではすっかり死語ですねぇ。
1990年
- ファジィ(新語金賞)
- ちびまる子ちゃん(流行語金賞)
- ブッシュホン
- オヤジギャル
- アッシー君
- バブル経済
- 一番搾り
- パスポートサイズ
- 愛される理由
- 昭和生まれの明治男
- スペシャルゲスト
ファジィ!なつかし~
ちびまる子ちゃんって。。。作品名じゃないか。なんでもあり!
1991年
- ~じゃ、あーりませんか(年間大賞)
- 火砕流
- ひとめぼれ
- 八月革命
- 川崎劇場
- 地球にやさしい
- 紺ブレ
- 若貴
- 重大な決意
- 損失補填
- 僕は死にましぇん
- ダダーン ボヨヨンボヨヨン
- ダンス甲子園
- チャネリング
- 雅子さん、雅子さん、たぬき顔
チャーリー浜さんの、「○○じゃ、あ~りませんか」。
名ゼリフかつ、定番のセリフですねぇ。
若貴!最近、何されているんだろう?
1992年
- うれしいような、かなしいような(年間大賞)
- はだかのおつきあい(年間大賞)
- ほめ殺し
- カード破産
- モツ鍋
- 複合不況
- 9K
- 謝長悔長
- 冬彦さん
- ねェ、チューして
- 上申書
- 宇宙授業
- 歌手の小金沢クン
- ツイン・ピークス
- Time for Change
年間大賞が2つ。年間大賞制になって2年目で年間大賞が2つって。。。
いいけど、1個にしてほしいなぁ。
1993年
- Jリーグ(年間大賞)
- サポーター
- 新○○
- FA
- 規制緩和
- 清貧
- 天の声
- 親分
- 聞いてないよぉ
- お立ち台
- 2500円スーツ
- ウゴウゴルーガ
- たまひよ
- 悪妻は夫を伸ばす
Jリーグが始まったんでしたっけ?観客とかファンじゃなくて「サポーター」と言い始めましたね。
規制緩和って流行語になっただけで。。。今も規制いっぱい!
1994年
- すったもんだがありました(年間大賞)
- イチロー(年間大賞)
- 同情するならカネをくれ(年間大賞)
- 価格破壊
- ヤンママ
- 新・新党
- 大往生
- 人に優しい政治
- 契約スチュワーデス
- 関空
- ゴーマニズム
- 就職氷河期
おお、とうとう年間大賞が3つになってしまいました!
「人に優しい政治」って。。。笑える。
1995年
- 無党派(年間大賞)
- NOMO(年間大賞)
- がんばろうKOBE(年間大賞)
- ライフライン
- 安全神話
- だ・よ・ね
- ま、いっか
- 変わらなきゃ
- 官官接待
- 見た目で選んで何が悪いの
- インターネット
ふむふむ。1995年というと阪神淡路大震災があった年ですね。
1月17日のことでしたが、もちろん根強く心に刻まれたことがらでした。
1996年
- 自分で自分をほめたい(年間大賞)
- 友愛(年間大賞)
- 排除の論理(年間大賞)
- メークドラマ(年間大賞)
- 援助交際
- ルーズソックス
- チョベリバ チョベリグ
- 閉塞感
- アムラー
- ガンと闘うな
- 不作為責任
うおっ!年間大賞が4つに。なんとまぁ。。。
この年はそれなりに前向きで明るい言葉が多い年だったようです。オリンピックがあったから?
1997年
- 失楽園(年間大賞)
- たまごっち
- 時のアセス
- ガーデニング
- 日本版ビッグバン
- 透明な存在
- もののけ姫
- パパラッチ
- マイブーム
- 郵政三事業
あー、日本版ビッグバン!これ、何だったっけ。。。
かなり話題になった記憶はありますが、何だったっけ。。。すっかり忘れました。
1998年
- ハマの大魔神(年間大賞)
- 凡人・軍人・変人(年間大賞)
- だっちゅーの(年間大賞)
- 環境ホルモン
- 貸し渋り
- 老人力
- ショムニ
- モラル・ハザード
- 冷めたピザ
- 日本列島総不況
- スマイリング・コミュニスト
- ボキャ貧
だっちゅーの!老若男女がまねしてました!なつかしい!
年間大賞が3つという2位タイの多さですよ。
1999年
- ブッチホン(年間大賞)
- リベンジ(年間大賞)
- 雑草魂(年間大賞)
- 学校崩壊
- カリスマ
- ミッチー・サッチー
- 西暦2000年問題
- だんご3兄弟
- 癒やし
- iモード
2年連続で年間大賞が3作!おおお。。。
ミッチーサッチー、いましたねぇ。
2000年
- おっはー(年間大賞)
- IT革命(年間大賞)
- Qちゃん
- ジコチュー
- 一七歳
- パラパラ
- めっちゃ悔しい
- 私的には
- 官対民
- 最高でも金 最低でも金
ミレニアム!あれ?ミレニアムって新語にも流行語にも入っていないのね。
ジコチューって新語かぁ!知らなかった。
2001年
- 小泉語録(年間大賞)
- 明日があるさ
- e-ポリティックス
- 狂牛病
- 塩爺
- ショー・ザ・フラッグ
- 生物兵器
- 抵抗勢力
- ドメスティックバイオレンス
- ブロードバンド
- ヤだねったら、ヤだね。
- 人間って、なかなか死なないもんだ
- ファンの皆様本当に日本一、おめでとうございます
小泉純一郎さんはいろいろと言葉を残しましたからね。
まぁ、これも仕方ないか。
ショー・ザ・フラッグって?何だったっけ?まったく覚えがありません!
2002年
- タマちゃん(年間大賞)
- W杯(年間大賞)
- 貸し剥がし
- 声に出して読みたい日本語
- しんじゅふじん
- ダブル受賞
- 内部告発
- ベッカム様
- ムネオハウス
- 拉致
- Godzilla
タマちゃん。ゴマフアザラシでしたっけ?
一時期、アザラシがいろんなところに出没しましたけど。。。来なくなりましたね。
ベッカムヘアーも流行しました!
2003年
- 毒まんじゅう(年間大賞)
- なんでだろ~(年間大賞)
- マニフェスト(年間大賞)
- 勝ちたいんや!
- コメ泥棒
- SARS
- 年収300万円
- バカの壁
- ビフォーアフター
- へぇ~
出ました!年間大賞が3つ!
勝ちたいんや!って、私は今でも使いますね。
誰も分かってもらえないですが(笑)
2004年
- チョー気持ちいい(年間大賞)
- 気合いだ!
- サプライズ
- 自己責任
- 新規参入
- セカチュー
- 中二階
- って言うじゃない
- ○○斬り
- 残念!
- 負け犬
- 冬ソナ
おっと。2004年もオリンピックの年ですね。
プラスとかポジティブな言葉が並んでいます。マイナスワードは少ないほうがいい!
2005年
- 小泉劇場(年間大賞)
- 想定内(年間大賞)
- クールビズ
- 刺客
- ちょいモテオヤジ
- フォー!
- 富裕層
- ブログ
- ボビーマジック
- 萌え
ここで萌え!が来ましたよ!
萌えって、2005年に出てきた言葉なんですね。いやぁ、よく残っていますね。
もはや、一般ワードです。
2006年
- イナバウアー(年間大賞)
- 品格(年間大賞)
- エロカッコイイ
- 格差社会
- シンジラレナイ
- たらこ・たらこ・たらこ
- 脳トレ
- ハンカチ王子
- ミクシィ
- メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームが2006年に登場。
冬のオリンピックの年ですね。イナバウアーで荒川静香さんが金メダルを獲りましたね。
あれほどのイナバウアーは後にも先にもあれだけですね。
2007年
- どげんかせんといかん(年間大賞)
- ハニカミ王子(年間大賞)
- 消えた年金
- そんなの関係ねぇ
- どんだけ~
- 鈍感力
- 食品偽装
- ネットカフェ難民
- 大食い
- 猛暑日
そのまんま東あらため、東国原英夫さんが宮崎県知事になった年かな?
どんだけ~、は今でも使われていますね。あと、ネットカフェ難民もか。
2008年
- グ~(年間大賞)
- アラフォー(年間大賞)
- 居酒屋タクシー
- 名ばかり管理職
- 埋蔵金
- 蟹工船
- ゲリラ豪雨
- 後期高齢者
- あなたとは違うんです
- 上野の413球
エドはるみさんのグ~。実は教員免許を持っていたんでしたっけ?
蟹工船って。。。今の日本はどこに行っても蟹工船的な雰囲気が。。。
2009年
- 政権交代(年間大賞)
- こども店長
- 事業仕分け
- 新型インフルエンザ
- 草食男子
- 脱官僚
- 派遣切り
- ファストファッション
- ぼやき
- 歴女
こども店長もはやりましたね。初代は加藤清史郎さん。
今や、めちゃくちゃ男前のいい男性に成長しましたねぇ。すごい!
2010年
- ゲゲゲの女房(年間大賞)
- いい質問ですね
- イクメン
- AKB48
- 女子回
- 脱小沢
- 食べるラー油
- ととのいました
- ~なう
- 無縁社会
- なにか持っていると言われ続けてきました。今日何を持っているのか確信しました。それは仲間です。
ツイッター?本格的に日本に上陸したんでしょうか。
ツイッターって、あの頃は「今していることや今いる場所を示す」くらいに使われていました。
使い方は変わるものですね。
2011年
- なでしこジャパン(年間大賞)
- 絆
- スマホ
- どじょう内閣
- ドヤ顔
- 帰宅難民
- こだまでしょうか
- 3.11
- 風評被害
- ラブ注入
女子サッカーがワールドカップで優勝した年?
スマホが普及しつつある、ってことでしょうか。
3.11が大賞じゃなかったんですねぇ。
2012年
- ワイルドだろぉ(年間大賞)
- iPS細胞
- 維新
- LCC
- 終活
- 第3極
- 近いうちに
- 手ぶらで帰らせるわけにはいかない
- 東京ソラマチ
- 爆弾低気圧
スギちゃん。今見ても、けっこうおもしろいですよね。私は好きですよ。
終活も今や、一般的な言葉になりました。これは。。。商売になるからかな?
2013年
- 今でしょ(年間大賞)
- お・も・て・な・し(年間大賞)
- じぇじぇじぇ(年間大賞)
- 倍返し(年間大賞)
- アベノミクス
- ご当地キャラ
- 特定秘密保護法
- PM2.5
- ブラック企業
- ヘイトスピーチ
- 被災地が、東北が、日本がひとつになった。楽天、日本一をありがとう
年間大賞が4つ!これは歴代1位タイですね。
やっぱり4つはやりすぎじゃない?とか感じます。
2014年
- ダメよ~ダメダメ(年間大賞)
- 集団的自衛権(年間大賞)
- ありのままで
- カープ女子
- 壁ドン
- 危険ドラッグ
- ごきげんよう
- マタハラ
- 妖怪ウォッチ
- レジェンド
ダメよ~ダメダメ、ですかぁ。2014年かぁ。
カープ女子って2014年なんですね。もっと新しい言葉かと思っていました。
そして、実際は怖い壁ドンもランクイン。
2015年
- 爆買い(年間大賞)
- トリプルスリー(年間大賞)
- アベ政治を許さない
- 安心してください、はいてますよ
- 一億総活躍社会
- エンブレム
- 五郎丸
- SEALDs
- ドローン
- まいにち、修造
五郎丸さんは、言葉じゃなくてポーズみたいです。
新語・流行語大賞にポーズが選ばれるとは。なかなか融通が効きますね。
2016年
- 神ってる(年間大賞)
- 聖地巡礼
- トランプ現象
- ゲス不倫
- マイナス金利
- 盛り土
- 保育園落ちた日本死ね
- ポケモンGO
- アモーレ
- PPAP
- 復興城主
聖地巡礼も最近では普通に使われる言葉になりました!
保育園落ちた~という言葉って、そんなに話題になりましたっけ?
2017年
- インスタ映え(年間大賞)
- 忖度(年間大賞)
- 35億
- Jアラート
- 睡眠負債
- ひふみん
- フェイクニュース
- プレミアムフライデー
- 魔の2回生
- ○○ファースト
- 9.98
- 29連勝
ここに来て、藤井聡太さんが登場ですね。
29連勝って本当にすごすぎる!
将棋界からはひふみんも受賞されています。
2018年
- そだねー(年間大賞)
- eスポーツ
- 大迫半端ないって
- おっさんずラブ
- ご飯論法
- 災害級の暑さ
- スーパーボランティア
- 奈良判定
- ボーっと生きてんじゃねーよ
- #MeToo
チコちゃんから、キメ台詞が受賞されています。
奈良判定、あったね。何だったっけ?やっぱり商売になる言葉でないと、残らないのね。
2019年
- ONE TEAM(年間大賞)
- 計画運休
- 軽減税率
- スマイリングシンデレラ
- しぶこ
- タピる
- #KuToo
- ○○ペイ
- 免許年脳
- 闇営業
- 令和
- 後悔などあろうはずがありません
ふむー。なんかインパクトが減ってきた?そんな気がします。
かなり興味がこう枝分かれしてしまって、それぞれのインパクトが薄くなってきた感じ?
2020年
- 3密(年間大賞)
- 愛の不時着
- あつ森
- アベノマスク
- アマビエ
- オンライン○○
- 鬼滅の刃
- GoToキャンペーン
- ソロキャンプ
- フワちゃん
新型コロナウイルス騒動関連の言葉が多い。なんだかなぁ。
くらいしか感想が出てきません(笑)
2021年
- リアル二刀流・ショータイム(年間大賞)
- うっせぇわ
- 親ガチャ
- ゴン攻め・ビッタビタ
- ジェンダー平等
- 人流
- スギムライジング
- Z世代
- ぼったくり男爵
- 黙食
大谷翔平さんの大活躍が印象的でした!
そして、オリンピック関連ワードも堂々のランクイン。
日本人選手の活躍、すごかったですね!
2022年
- 村神様(年間大賞)
- キーウ
- きつねダンス
- 国葬儀
- 宗教2世
- 知らんけど
- スマホショルダー
- てまえどり
- ヤクルト1000
- 悪い円安
なかなかバラエティに富んだラインナップと感じます。
知らんけど、は近畿地方の方言とも言える言葉だと思います。
が、広がりすぎて、ちょっとうんざり(笑)
受賞した言葉の命運もさまざま
受賞した言葉でさえ、命運はいろいろですね。それは他のコンテストと似ています。
芸能人とかお笑いコンビとか。言葉でも同じとは、おもしろいものですねぇ。
ただ、企業が利用できるもの、商売になるものはずっと残る傾向にあるように感じます。
おそろしい。。。
いい言葉が残っていくといいんですけどねぇ。