日本三大祭りという言葉があります。
今回は日本三大祭りについて探ってみました。
日本には地域を問わず数多くのお祭りがありますが、その中でも特に規模が大きく歴史が深いものが「日本三大祭り」として知られています。
祇園祭(京都)・天神祭(大阪)の2つは確定していますが、残り1つは神田祭・ねぶた祭り・博多どんたくなど諸説あって今も議論が続いています。
この記事では日本三大祭りの各祭りの特徴から、東北三大祭り・江戸三大祭り・三大くんち・阿波踊り・秩父夜祭まで、日本各地の有名なお祭りをまるごと解説します。
日本三大祭りとは、祇園祭と天神祭と。。。?

日本三大祭りは文字通り、日本の3つの大きなお祭りです。
1つ目は京都の祇園祭。京都の街を埋め尽くす観光客が訪れます。
約1か月もかけてお祭りを行う日本最大級のお祭りですね。
2つ目は大阪の天神祭。
こちらも祇園祭と同じく、約1か月に渡って神事が行われます。
花火大会もあって、その日はとても盛り上がります。
西暦951年から1,000年以上の歴史を誇るお祭りです。
そして問題はここからです。3つ目は諸説あるんですね。中でも有力なのがこの3つ。
- 青森のねぶた祭り
- 東京の神田祭
- 福岡の博多どんたく
はっきりと決まっていない「日本三大祭り」ですから、こういう意見があるんですね。
その中でも有力なのは神田祭かな、と私としては感じています。
規模とかじゃなくて、人数の話です。
東京は人が多いです。
メディアも強力。
だからこそ地元の神田祭を推薦する声が多いような気がしています。
①祇園祭とは(京都)
祇園祭は京都・八坂神社の祭礼で、毎年7月に約1か月にわたって開催されます。
平安時代の869年に起源を持ち、1,000年以上の歴史を誇る日本最大級の祭りです。
最大の見どころは山鉾巡行(やまほこじゅんこう)。
豪華絢爛な山鉾が京都の街を練り歩く光景は圧巻で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
②天神祭とは(大阪)
天神祭は大阪・大阪天満宮の祭礼で、毎年7月25日に本宮のクライマックスを迎えます。
西暦951年から続く1,000年以上の歴史を持ち、船が大川を行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」と夜空を彩る奉納花火が最大の見どころです。
③有力候補:神田祭とは(東京)
神田祭は東京・神田明神の祭礼で、2年に1度(奇数年)の5月に開催されます。
江戸時代に「天下祭」と称され、徳川将軍も上覧した格式高い祭りです。
100基以上の神輿と大規模な神幸行列が東京都心を練り歩く様子は圧巻。
日本三大祭りの3つ目として最も推される祭りです。
東京(江戸)の三大祭り:神田祭・山王祭・三社祭
東京には独自の「江戸三大祭り」があります。
- 神田祭(神田明神・千代田区):2年に1度の5月開催。日本三大祭りの候補でもある格式高い祭り
- 山王祭(日枝神社・千代田区):2年に1度(偶数年)の6月開催。神田祭と交互に行われ、日本三大夏祭りの一つにも数えられる
- 三社祭(浅草神社・台東区):毎年5月開催。浅草を舞台に100基以上の神輿が練り歩く、下町の熱気あふれる祭り
神田祭と山王祭は「天下祭」とも呼ばれ、江戸時代に将軍が上覧した格式の高さで知られています。
三社祭は観客も一緒に盛り上がれる活気があり、毎年多くの外国人観光客も訪れる東京を代表する祭りです。
東北三大祭りもある!こちらはほぼ異論なし。

日本三大祭りではなく、「東北三大祭り」もあります。
日本三大祭りと違って、東北三大祭りはほぼ異論がなくこの3つで固まっています。
- 青森のねぶた祭り
- 仙台の七夕祭
- 秋田の竿燈まつり(かんとうまつり)
すばらしい!
①青森のねぶた祭り
毎年8月2日〜7日に開催される青森ねぶた祭りは、東北三大祭りの中でも観光客数が特に多く、年間約300万人が訪れます。
人形をかたどった巨大な「ねぶた」が夜の青森市内を練り歩き、「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声と跳人(はねと)の踊りが一体となった迫力ある光景が名物です。
②仙台の七夕まつり
毎年8月6日〜8日に開催される仙台七夕まつりは、仙台市街のアーケードを彩る豪華な七夕飾りが見どころです。
日本最大の七夕まつりとも言われ、色鮮やかな飾りが商店街を埋め尽くす光景は圧巻。
前日の8月5日には大規模な花火大会も開催されます。
③秋田の竿燈まつり
毎年8月3日〜6日に開催される秋田竿燈まつりは、多数の提灯を吊るした長い竿「竿燈(かんとう)」を額・腰・肩・手のひらなどで器用に差し上げる妙技が見どころです。
夜空に浮かぶ無数の提灯の光が黄金の稲穂のように見える幻想的な景色が名物で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
日本三大祭り・東北三大祭り以外の三大祭りのご紹介

とにかく「三大」とかが好きな日本人(外国のことは知りません(笑))。
日本三大祭りや東北三大祭り以外にも「三大」が付くお祭りが多数あります。
私が見つけることができた三大祭りをご紹介します。
- 日本三大夏祭り・・・祇園祭(京都)、天神祭(大阪)、山王祭(東京)
- 日本三大祇園祭り・・・祇園祭(京都)、博多祇園山笠(福岡)、会津田島祇園祭(福島)
- 日本三大くんち・・・長崎くんち(長崎)、博多おくんち(福岡)、唐津くんち(佐賀)
- 日本三大曳山祭り・・・祇園祭(京都)、高山祭(岐阜)、長浜曳山まつり(滋賀)
- 日本三大盆踊り・・・西馬音内盆踊り(秋田)、郡上おどり(岐阜)、阿波踊り(徳島)
- 日本三大港祭り・・・神戸港祭り(兵庫)、横浜開港祭(神奈川)、門司みなと祭(福岡)
- 日本三大火祭り・・・松明あかし(福島)、能登島向田の火祭(石川)、お松明(京都)
何でも「三大」にしたらいいわけじゃないぞ、と思ってしまうくらいたくさんあります!
こうやって盛り上がっていけるなら、それはそれでいいですね。
クイズとかにもなりそうです。
もっと詳しく知りたい!注目の三大祭り
阿波踊り(日本三大盆踊り)
阿波踊りは徳島県を代表する盆踊りで、毎年8月12日〜15日に開催されます。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」という名文句で知られ、400年以上の歴史を持ちます。
日本三大盆踊り(西馬音内盆踊り・郡上おどり・阿波踊り)の一つで、観客も参加できる演舞場が設けられることが多く、旅行者でも一緒に踊りを楽しめます。
くんちとは?日本三大くんちの3祭り
「くんち」は主に九州で使われる秋祭りの呼び名です。
日本三大くんちはいずれも秋の風物詩として知られています。
- 長崎くんち(長崎・諏訪神社:10月7〜9日):異国情緒あふれる龍踊りや船のからくりが有名
- 博多おくんち(福岡・住吉神社:10月23〜25日):博多の総鎮守が舞台の秋祭り
- 唐津くんち(佐賀・唐津神社:11月2〜4日):豪華な曳山(ひきやま)が唐津の街を練り歩く
秩父夜祭(花火と曳山が見どころ)
秩父夜祭(埼玉県秩父市・秩父神社)は毎年12月2日〜3日に開催される冬の夜祭りです。
国の重要無形民俗文化財にも指定されており、「動く陽明門」とも呼ばれる絢爛豪華な笠鉾・屋台が夜の秩父の街を練り歩きます。
フィナーレには冬の夜空を彩る花火大会が打ち上げられ、曳山と花火が幻想的に融合する秩父夜祭最大の見どころとなっています。
高山祭・祇園祭と並び、日本三大曳山祭りの一つに数えられることもある祭りです。
日本三大祭りは定義自体がすごく難しいですね。

日本三大祭りは祇園祭・天神祭。そして残りの1つが諸説あります。
これはもう結論が出ないパターンでしょう。
候補の祭りが開催されなくなる、ということ以外、結論の出しようがないですからね。
決めればいいということでもないので、これはこのままでいい。
そう思います。

