世の中にはいろんな分類がありますよね。性別から始まり、血液型や出身地、誕生日や生まれた時代。いろいろありますよね。
その中の分類のひとつに「めっちゃ族」「ふーん族」というのがあります。このめっちゃ族とは何か、ふーん族とは何か、分かりやすく解説していきます。
めっちゃ族とは
めっちゃ族とは、「めっちゃ反応する」人たちのことです。
騒ぐのが大好き。おいしい、楽しい、暑い寒い、腹が立つなどなど、いろんなできごとに対して、めっちゃ反応していくわけです。
成功しても失敗してもリアクションが大きい!外から見ていても分かりやすい人たちと言えます。
そんな人達をめっちゃ族といいます。
ふーん族とは
ふーん族とは、「反応が薄い」人たちのこと。何かあってもリアクションが少ないんですね。
クールとか、何を考えているか分からないとか、いつも冷静とか言われます。
ただ、反応は薄いけど、感情が薄いわけではないのがポイントであり、かつややこしいところ(笑)
感情が動く幅はめっちゃ族の人たちともあまり変わらないと思います。しかし、表に出てくる部分が少ない。表現が薄いんですね。
そんな人達のことをふーん族といいます。
めっちゃ族とふーん族の違い・対処法
で、めっちゃ族とふーん族ですが、上で解説したとおり、何かのできごとや感情に対する反応の大きさがかなり違うわけです。
感情の強さが1~10まであったとして、例えばこんな反応の違いがあります。
■めっちゃ族は常に2段階上くらいの反応をする。感情の強さが1でも3くらいの反応を見せる。
■ふーん族はかなり反応が薄い。感情の強さが3~8くらいまでは全部3くらいの反応になる。
こういう違いがあります。
もちろん、めちゃくちゃめっちゃ族の人もいますし、めっちゃ族に近いふーん族の人もいます。なので、実際は人によります。
ただ、イメージ的にはこんな感じ、ってことですね。
人付き合いをするときには、相手がめっちゃ族なのか、ふーん族なのか、理解しておくとすごく楽になりますよ。
例えばめっちゃ族の人が料理を作って、上手に作れたとき。
料理を作っためっちゃ族の人は「うわー!すごい!これ、おいしいねー!!」というリアクションを求めます。もちろん、おいしい料理を食べたときは自分でもこんな反応をするんですよね。
でも、食べた人がふーん族なら。。。「うん、おいしいねぇ」くらいの反応になっちゃうんですね。
すると、作っためっちゃ族の人は「あれ?おいしくなかったかな?何か悪いことしたかな?」と思ってしまうんですね。
お互い、まったく悪気はないし本当においしい料理を味わっているだけ。そこで、料理を作った人(めっちゃ族)がつい怒ってしまったら大変なことになります。
「おいしくないならそう言ってよ!」
「おいしいって言ってるでしょ!」
みたいな解決の糸口が見えないケンカになる可能性もあります。
でも、お互いが何族なのかを把握しておけば大丈夫。
料理を作っためっちゃ族の人は「あ、これはけっこうおいしかった反応だな」ということが分かります。
料理を食べたふーん族の人は「おいしいなぁ。あいつはめっちゃ族だから、ちょっとオーバーに反応してみよう」となるわけです。
めっちゃ族とふーん族という概念を理解すれば、今までの相手の反応に納得がいきませんか?
「あー、あの人はふーん族だから、あんな反応をしたんだー」とか。「あー、あの人はめっちゃ族だから、あんな反応を求めてくるんだ」とか。
お互いが理解できたら、毎日が今よりも楽しくなりますね。そして、今よりも気持ちが楽になりますね。
めっちゃ族かふーん族か。自分はどちらでしょう?
めっちゃ族なのかふーん族なのか、理解できればかなり気持ちが楽になりますし、人間関係がスムーズになります。
ぜひ自分は何族なのか、あの人は何族なのか、考えてみてください。
ただし、その人が何族か、というのは相対的に変わります。Aさんと比べると私はめっちゃ族だけど、Bさんとと比べると私はふーん族だ。
ということが往々にしてあるんですよね。
それに、この部分はめっちゃ族だけど、あっちの部分はふーん族、ってこともありえます。
人間の性格なんかは特に決めつけが危険です。なので、決めつけすぎずに、少しゆるく。でもめっちゃ族なのかふーん族なのか、考えてみることをおすすめします!