引く手あまたの意味を調べてみました
引く手あまたの意味を辞書で引いてみました。あまたってあまり使わないですよね。
くもんの学習 国語辞典
「引く手」の意味はなかったですが「あまた」の意味が載っていました。
- たくさん、多くの
実用日本語表現辞典
- 引き合いなどが多いこと
- 多くの人に誘われること
「引っ張る手が多い」ということから、実力がある・人柄が良い・一緒にいて楽しいなどの理由で、多くの人から誘われる・勧誘されるということです。
ビジネス・飲み会・遊び・スポーツなど、ジャンルは問いません。とにかく、たくさん誘われたり、引き抜きにあったりすることを言います。
引く手あまたの対義語は?なかなか難しい。。。
#暮しの手帖 のんちゃん引く手あまたですね… 今朝の新聞広告に #のん ってあるけど、分かりにくいですね(^^; 自分は一発で分かったけどね(笑) #能年玲奈 のんちゃん応援ツイート pic.twitter.com/tc7ZTltkMw
— よし (@yoshidelta2) March 24, 2017
引く手あまたの意味は分かりました。でも、対義語って難しくないですか?
ということで、「引く手あまた」を言い換えて対義語を探すことにしましょう。引く手あまたというのは、人気がある、モテる、実力がある、評判がいい、と言い換えることができます。
これらの意味の対義語を集めれば、それがすなわち「引く手あまた」の対義語と言えます。
- 人気がない
- 冴えない
- 声がかからない
- うだつが上がらない
- 不評である
このような言葉が対義語として挙げられます。
「引く手あまた」という言葉は多くの意味を持っていて、前後の文脈から正しい意味を探さなくてはいけません。
だからこそ、対義語はひと言ではなく、いくつもの言葉となります。対義語も文脈から判断しないといけない言葉なんですね。
引く手あまたを漢字で書くと、引く手数多が正しい?
引く手あまたの色男 pic.twitter.com/QD15iku01G
— しまうまひくうま (@minusuma) November 19, 2017
引く手あまたを漢字で書くと「引く手数多」となるようです。ひらがなで「あまた」を見ると、あまりよく意味が分かりませんが、「数多」を見るとよく分かります。多い、ということですもんね。
あまたには多く、たくさん、という意味もありますが、他の意味も。それが「非常に、とても、はなはだ」という意味です。数だけではなく、程度にも使う言葉なんですね。
引く手数多の例文をご紹介します。
引く手あまたの使い方を例文でご紹介します。
- 甲子園で優勝した○○高校のピッチャーは、プロ野球や社会人野球から引く手あまただ。
- あの人はすごく愛嬌があってみんなを楽しませてくれるから、飲み会への引く手あまただ。
- リーダーシップに長けているあの人は、どの部署からも引く手あまたの存在。
いろいろな野球チームからスカウトがある、飲み会へのお誘いが後をたたない、いろんな部署から来てほしいと請われる、という感じです。どの例文もその人の大人気っぷりがよく分かります。
引く手数多な人物になりたいものです!
【原稿チェック・今日発行】クリープハイプ・尾崎世界観連載『苦汁100%』、人気絶頂バンドのボーカルの現在進行形1月20日から2月19日までの出来立てホヤホヤの日記。何故だ!何故こんな引く手あまたで瑞々しい最も旬な原稿を俺にくれるのだ?と読んでいる編集長が取り乱す内容とボリューム! pic.twitter.com/k4FylmM5k5
— 水道橋博士 (@s_hakase) February 20, 2017
いかがだったでしょうか。引く手あまた、という言葉の意味は理解できましたか?何かしらの実力を磨いて、引く手あまたな人物になりたいですね。