夏の大三角形形成する3つの星を完全攻略!名前・色・動き方・天の川との関係・英語名まで徹底解説

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夏の大三角形 星座 生活

夏の夜空を見上げると、ひときわ明るく輝く3つの星が大きな三角形を描いています。

これが夏の大三角形です。

七夕の織姫・彦星の伝説とも深く結びついており、日本人には特別なじみ深い星の並びですね。

 

3つの星はどれも1等星と非常に明るいため、都会の空でも肉眼でしっかり見つけられるのが最大の魅力です。

夏休みの自由研究はもちろん、ちょっとした夜のお出かけでも星空観察を楽しめますよ。

 

この記事では、夏の大三角形を形成する3つの星の名前・星座・色・覚え方から、英語での呼び方、天の川との関係、空での動き方、さらに冬の大三角形との違いまでまるごと解説します。

夏の大三角形の星の名前や星座、何等星?

夏の大三角形は明るい3つの星のことをいいます。それがこちら。

  • ベガ こと座 1等星 (織姫)
  • アルタイル わし座 1等星 (彦星)
  • デネブ はくちょう座 1等星

 

ベガとアルタイルはすぐ出てくるけど、デネブが覚えにくいという人が多いみたいです。

逆にデネブだけを覚えておけば、ベガとアルタイルは忘れることがないので、安心ですね。

3つの星それぞれの特徴

ベガ(Vega)はこと座のα星で、地球から約25光年の距離にある青白色の星です。

全天で5番目に明るい1等星で、七夕伝説の織姫星として親しまれています。

 

アルタイル(Altair)はわし座のα星で、地球から約17光年と比較的近い星です。

七夕伝説の彦星(牽牛星)として知られています。自転が非常に速く、遠心力で赤道部分が膨らんだ扁平な形をしているのが特徴です。

 

デネブ(Deneb)はくちょう座のα星で、「白鳥の尾」を意味するアラビア語が語源です。

地球から約1,400光年と3つの中で圧倒的に遠い超巨星で、本来の明るさは太陽の数万倍以上とも言われています。

これほど遠いのに1等星として輝いて見えるのは、それだけ強烈な光を放っているからです。

夏の大三角形と天の川の関係

夏の大三角形の3つの星は、天の川をまたぐように配置されています。

ベガとアルタイルは天の川を挟んで向かい合い、デネブは天の川の流れの中に位置しています。

 

七夕伝説で「1年に1度だけ天の川を渡って出会える」とされているのが、まさにベガ(織姫)とアルタイル(彦星)の2つの星です。

天の川が最もきれいに見える8月の夜、大三角形をたどりながら天の川の流れを探してみると、ロマンチックな夜空の楽しみ方ができますよ。

覚え方

覚え方についてはいろいろあるみたいですが、この動画がよかったですよ!

1分ちょいの動画なので、ぜひ見てみてください♪

 

 

語呂合わせで覚えるなら、「ベガ・アルタイル・デネブ」→「ベ・ア・デ」と短縮して繰り返すのがシンプルでおすすめです。

また、3つの星のうちデネブだけが七夕伝説に登場しないという特徴から、「七夕にいないのがデネブ」と覚えるのも効果的です。

 

位置で覚える場合は、「ベガが北西・アルタイルが南・デネブが北東」という配置を意識すると、夜空で探しやすくなりますよ。

夏の大三角形の星の色

3つの星はそれぞれ微妙に色が異なります。

  • ベガ:青白色。表面温度が高く、澄んだ青白い光を放つ
  • アルタイル:白色。やや温かみのある白に見えることもある
  • デネブ:青白色。超巨星のため非常に高温で強い光を持つ

 

肉眼でも色の違いをわずかに感じることができます。

双眼鏡があればより鮮明に各星の色を楽しめますよ。

夏の大三角形はいつまで見れる?いつから見れる?

夏の大三角形はいつからいつまで見れるか、見られる期間を解説していきます。

いつから見られる?観測できる期間のスタート時期

2月末~3月最初には午前4時ごろに東の空に見つけることができます。

 

夏の大三角形と言われますが、なんとこんな寒い時期から観察することができるんですね。

驚きです!

いつまで見られる?観測できる期間の終了時期

12月末には午後6時ごろに西の空に見つけることができます。

夏の大三角形が年末も見られるって。。。

これはかなり興味深い結果となりました。

 

実はほぼ1年中観察できるんですね。

ただ、やっぱり8月がすごいです。

20時~23時ごろに真上にきれいに見ることができます。

なので、夏が一番探しやすいですし、きれいに見えます。

 

8月を過ぎると徐々に早いうちに出てくるようになりますが、真上ではないのでちょっと見つけにくいかもしれません。

夏の大三角形の動き方・方角

夏の大三角形は夜の間に東の空から昇り、南の高い空を通り、西の空へ沈むという動きをします。

  • 日没後の夕方ごろ → 東の空に見え始める
  • 夜9時〜11時ごろ(8月)→ ほぼ真上(天頂付近)に輝く
  • 深夜を過ぎると → 西の空へ傾いていく

 

8月に夜9時ごろ真上を見上げると、首をほとんど動かさずに3つの星を一度に見渡せるのが夏の大三角形の魅力です。

9月以降は出てくる時間が早まりますが、真上よりも南寄りに位置するため、やや探しにくくなります。

夏の大三角形を英語で言うと?各星の英語名も解説

夏の大三角形は英語で「Summer Triangle(サマー・トライアングル)」と言います。

そのままストレートな表現で、世界の天文学の世界でも共通して使われている呼び名です。

 

3つの星の英語名と語源は以下のとおりです。

  • Vega(ベガ):こと座α星。アラビア語で「落下するハゲワシ」が語源
  • Altair(アルタイル):わし座α星。アラビア語で「飛ぶ鷲」が語源
  • Deneb(デネブ):はくちょう座α星。アラビア語で「尾」が語源(白鳥の尾の位置にある)

 

「Summer Triangle」は英語圏でも広く親しまれている表現で、北半球の夏の夜空の代名詞として使われています。

星座の英語名も合わせて覚えると、天文の話題でグッと話の幅が広がりますよ。

夏の大三角形や冬の大三角形や春の大三角形や秋の大四辺形について

夏の大三角形の他にも明るい星を組み合わせて、いろんな三角形・四角形があります!

これを覚えておくと、ちょっと自慢になるかもしれませんよ!

冬の大三角形

  • シリウス おおいぬ座 1等星 (太陽以外で一番明るく見える恒星)
  • プロキオン こいぬ座 1等星
  • ベテルギウス オリオン座 1等星

 

冬の大三角形の中で最も目を引くのがシリウスです。

シリウスは太陽を除く全天で最も明るい恒星で、冬の夜空でひときわ輝く青白い星として一目でわかります。

 

夏の大三角形と冬の大三角形を比べると、夏は1等星3つが均等に明るいのに対して、冬はシリウスの圧倒的な明るさが際立つという違いがあります。

どちらの三角形も覚えておくと、季節を問わず夜空の観察がより楽しくなりますよ。

冬のダイヤモンド

  • シリウス おおいぬ座 1等星
  • プロキオン こいぬ座 1等星
  • ポルックス 双子座 1等星
  • カペラ ぎょしゃ座 1等星
  • アルデバラン おうし座 1等星
  • リゲル オリオン座 1等星

春の大三角形

  • アークトゥルス うしかい座 1等星
  • スピカ おとめ座 1等星
  • デボネラ しし座 2等星

春のダイヤモンド

  • アークトゥルス うしかい座 1等星
  • スピカ おとめ座 1等星
  • デボネラ しし座 2等星
  • コル・カロリ りょうけん座 3等星

秋の大四辺形

  • マルカブ ペガスス座 2等星
  • シェアト ペガスス座 2等星
  • アルゲニブ ペガスス座 3等星
  • アルフェラッツ アンドロメダ座 2等星

一等星が多いですね。やっぱり明るく見えるので、見つけやすいというのが大きなポイントとなっているのでしょう。

 

面白いのが秋の大四辺形です。

これは一等星がゼロ!

ちょっと見つけにくいのでは?と思います。

おまけに4つの星のうち、3つがペガスス座!

これ、ペガスス座三角形とかでもいいのでは?

 

見つけた人は何か特に思い入れがあったのかな?

夏の大三角形から星座や星にハマる人も多いそうです

夏の大三角形がきれいに見えて、そこから星座や星にハマっていく人も多いそうですよ。

面倒な宿題が、ライフワークや夢中になる趣味に変わっていくというのはなんとも素敵じゃないですか。

 

夏の大三角形はベガとアルタイルとデネブ。

デネブが一番覚えにくいので、デネブから覚えるといいですね。

 

驚いたのは、夏の大三角形自体は2月~12月まで見ることができるということです。

「冬の『夏の大三角形』」なんてなかなか洒落が効いていて、いいんじゃないですか?

 

一番観察しやすいのは8月ですけどね。

夜になると真上に見えるので、簡単にきれいな夏の大三角形を見ることができます。

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