学士会館は半沢直樹のロケで使われたということで、有名になりました。そんな学士会館とはどういう場所なのかご紹介していきます。
学士会館とは
学士会館とは1928年(昭和3年)に建設された歴史のあるホテルです。もともとは学士会という会が学士会の活動のために作った施設。
学士会とは、東京大学総理の加藤弘之氏の謝恩会が行われたことに端を発します。そこから旧帝国大学の学生や卒業生の交流を目的として学士会が発展していきます。
活動のためには場所が必要ということで、1913年(大正2年)に初めて学士会館が建築されました。しかし、なんと完成翌月に火事で消失!
紆余曲折を経て1928年に再建され、現在に至るということです。学士会館は長い歴史があるため、いろいろなできごとがあったみたいですね。
- 1936年 226事件で第14師団東京警備隊司令部が置かれる
- 1945年 日本軍へ部屋の提供
- 1945年 GHQに接収(閉館)され、高級将校の宿舎として使用
- 1956年 返還
あの重厚感のあるたたずまいは、この歴史あってのものなのでしょうね。しかし、こんなに古い建物だとは思いませんでした。すごいですね。ちなみに国の有形文化財に登録されています。
学士会館はホテルとして宿泊可能
もともとは学士会の会員でなければ利用できなかった学士会館ですが、今では誰でも利用することができます。宿泊は5タイプの部屋があります。
- シングルルーム
- コンフォートシングル
- ツインルーム
- トリプルルーム
- スイートルーム
古い建物ということもあり、部屋がかなり広いです。最近のビジネスホテルのシングルルームは本当にベッドだけ、くらいのところも多いですが、学士会館は広いです!これならゆっくりと宿泊することができますね。
部屋の内部は古い時代の日本の西洋建築という雰囲気が残っています。学士会館の外観と合わせて、東京のいい思い出になりそうです。
学士会館へのアクセス・駐車場
学士会館へのアクセスはめちゃくちゃ便利ですよ。「神保町駅 A9出口 徒歩1分」です。すごく便利!
駐車場が無料というところもいいですね。17台ですが先着順で無料で駐車可能。都内の一等地で駐車場が無料のホテルってなかなかないですから。これはありがたいですね。
- 住所 〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28
- 電話番号 03-3292-5936
- 公式フェイスブック https://ja-jp.facebook.com/gakushikaikan
- 公式ツイッター https://twitter.com/gakushikaikan
学士会館のレストラン(計4店舗)
学士会館には各種レストランが完備されています。
Latin(ラタン)
- ランチタイム 11:30~15:00
- ディナータイム 平日 17:30~22:00
- ディナータイム 土日祝 17:30~21:00
- 定休日 月曜日
- 03-3292-0881
洋食メインのレストランです。ランチは1,580円で日替わり。ランチコースメニューもあります。ディナーは5,500円からのコースですね。
紅楼夢(中華)
- ランチタイム 11:30~15:00
- ディナータイム 17:30~22:00
- 定休日 日曜日
- 03-3292-0880
中華料理の紅楼夢。ランチは1,250円~、日替わりや週替わりランチが完備されています。また、ディナーは5,000円~のコースが用意されています。
二色(和食)
- ランチ 11:30~15:00
- ディナー 17:30~22:00
- 定休日 日曜日
- 03-3292-3960
和食割烹の二色(にしき)。ランチは1,350円~。寿司・丼・定食など多岐にわたるメニューが。夜のコースは5,500円から。
セブンズハウス(カフェ&バー)
- 営業時間 9:30~22:00
- 03-3292-5935
1階にあるカフェ&バー。朝から夜までいつでもオープンしているのがうれしいですね。ランチは1,050円から。ディナータイムもアラカルトメニューが用意されています。
学士会館のカフェでコーヒーを飲むだけでも、何か特別感がありますね。
半沢直樹の東京中央銀行会議室がここに!
ドラマ半沢直樹のロケが行われたのが学士会館でした。東京中央銀行会議室は学士会館の201号室のようですよ。ちなみに201号室はスタッフから「土下座部屋」と言われているという噂も(笑)ほんとかな?