ドロップボックスにスマートシンクという機能があります。この機能が有効になっていて、ちょっと使い勝手が悪かったんですよね。ということで、スマートシンクを切ったり、使い分けたりしてみました。
ドロップボックスのスマートシンク機能を解除した理由
ドロップボックスのスマートシンク機能。パソコンの容量を使わないので、とても便利に見えます。なので、私も使っていました。いくら保存しても本体容量を使わないわけです。
私が契約しているプランは2TBもあるプランです。対してパソコンは500GB。パソコンにも同じファイルを保存したら1.5TBもムダにするわけです。
なので、使っていたのですが、基本的に解除することにしました。なぜかというと、「ファイルの読み込みが遅いから」です。特に画像ファイル。画像のサムネイルを参考に使いたいものを選ぶのですが、とにかく読み込みが遅いです。
じわじわと読み込まれて行くので他のことをしていてもいいんですが。。。スクロールしていかないと全ファイルを読み込んでくれません。他のことをしているときにいちいちスクロールさせるのも手間がかかります。
このイライラが、毎回になると本当に面倒くさいんです。実際にパソコン容量を全部消費するほどのファイルはないですから、全部ダウンロードしても問題はありません。
日々のイライラから開放されるなら、ダウンロード!そう思ってスマートシンクは大部分で解除していきました。
Dropboxのスマートシンクを解除する方法
ドロップボックスのスマートシンクを解除するのはすごく簡単です。ウインドウズでは、解除したいフォルダやファイルを右クリック。「スマートシンク」から「ローカル」に変更するだけ。
これだけでローカルへのダウンロードが始まります。
設定変更したフォルダは見慣れた同期マークが表示されます。ダウンロードされているんだなぁ、と実感できますね。
個別に設定するのが面倒であれば、ドロップボックスのファイルごと、設定変更してあげればOKでしょう。
ただこの方法はダウンロードに時間もかかりますし、パソコンへの負担も増えます。外出中や睡眠中など、しばらくパソコンを触らない状況で設定するのがおすすめです。
同期していると回線も重くなります。イライラしながらパソコンを使うよりも、パソコンを使わない状況で設定するのがいいですね。
スマートシンクの上手な使い方は?
スマートシンクはフォルダやファイルごとに、それぞれ設定するのが上手な使い方だと思います。
スマートシンクをONにしておけば、パソコン本体の容量を使わずに、ファイルを保存しておけます。私のケースでは、1.5TB以上の容量を確保できるというわけなんですよね。
例えば、こんなファイルやフォルダはスマートシンクをオンにして、パソコンの容量を節約するほうがいいかもしれません。
- めったに使わないフォルダ・ファイル
- 容量が軽いテキストファイルやそれを集めたフォルダ
一方、ローカルにも保存していたほうがいいファイルやフォルダはこんな感じでしょうか。
- よく使う画像ファイル・フォルダ
- よく見る動画ファイル・フォルダ
- オフラインで使うファイル・フォルダ
- 容量が大きくて、ダウンロードに時間がかかるファイル
特によく使うファイルはローカルに保存しておくことでアクセスが早く、便利に使えると思いますよ!
ドロップボックス自体の安全性はどうなのかな?
オンラインストレージサービスの中では超有名な企業です。なので、サーバーが吹っ飛んだり、企業が倒産したり。そんな確率は低いと思います。
ですが、そんなことがないとは言えません。絶対にDropboxがダメにならないとは言えません。なので、ドロップボックスだけにデータを保存しておくのはちょっと怖いなぁ、と思っているところです。
できれば、ドロップボックス+外付けHDDなどに保存。二重に保存しておくのがいいと思います。こんなパターンですね。
- よく使うデータ類・・・パソコンとドロップボックスに保存
- あまり使わないデータ類・・・外付けHDDとドロップボックスのに保存
こうしておけば安心感が違います。何かの災害で自宅のパソコンや外付けHDDがダメになっても、ドロップボックスにデータがある。もし、ドロップボックスに何かあっても、自宅のパソコンと外付けHDDにデータがある。
こういう安全な状態を作っておきたいところです。
ドロップボックスのスマートシンクも使い方次第です
ドロップボックスのスマートシンクはとても評判がいいみたいです。便利に使っているとか、パソコン本体の容量を使わないから助かるとか。それでも私には合わなかったです。
どんなにいいツールも使い方次第というのがよく分かりました。でも、こうやって上手な使い方が分かると、すごくスッキリして快感すらあります♪
ツールやサービスを自分なりに使いこなすのって。。。爽快です!