最終更新日:2026年7月24日
2026年7月24日、ガンダムシリーズの完全新作アニメ『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックスゼロ)』が発表されました。
発表直後からSNSで一気に広がったのですが、同時に「アレックスって、0080に出てきたあのアレックス?」「RGってガンプラのリアルグレードのこと?」という声もあふれています。
実はこの2つ、公式のプレスリリースには答えが書かれていません。
この記事では、その引っかかりに正面からお答えしたうえで、あらすじ・キャスト・スタッフ・ガンプラ情報まで、現時点で公式が発表している内容をまとめて整理します。
あわせて、まだ発表されていないこと(放送日・価格など)も「未発表」とはっきり書いていきますので、無駄足を踏まずに済むはずです。
機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックスゼロ)とは
『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』は、2026年7月24日に発表されたガンダムシリーズの新作アニメーション作品です。
同日3時にYouTubeのガンダムチャンネルでプレミア公開された特別番組「ガンダムシリーズ新作アニメーション発表」で明らかにされました。
監督は『攻殻機動隊S.A.C.』の神山健治さん、SF設定監修に芥川賞作家の円城塔さんという顔ぶれです。
| 項目 | 内容 |
| 正式タイトル | 機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックス ゼロ) |
| 発表日 | 2026年7月24日 |
| 展開時期 | 2027年展開予定 |
| 企画 | サンライズ |
| 制作 | SOLA ANIMATION |
| 製作 | バンダイナムコフィルムワークス |
| 監督・シリーズ構成 | 神山健治 |
| 主人公 | アズミ・レイ(CV:大塚剛央) |
| 公式サイト | gundam-official.com |
| 公式X | @gundam_info |
| ハッシュタグ | #XARXZERO / #アレックスゼロ |
まずは公開されたティザーPVをご覧ください。
「アレックス」は0080のNT-1アレックスと関係ある?
発表直後、もっとも多く飛び交った疑問がこれです。
ガンダムファンにとって「アレックス」といえば、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場したRX-78NT-1 通称「アレックス」が真っ先に思い浮かびます。
ニュータイプ専用機として開発された、一年戦争末期のガンダムです。
結論から書くと、現時点で公式は「XARX-ZERO」とNT-1アレックスの関係について一切言及していません。
そのうえで、直接的なつながりは考えにくいと言える根拠が2つあります。
順番に見ていきます。
公式は「XARX-ZERO」の由来を明言していない
まず押さえておきたいのが、読み方だけは公式に確定しているという点です。
公式X(@gundam_info)の発表投稿では、英語表記であえて (pronunciation: “Alex Zero”) と読み方が補足されています。
つまり「XARX-ZERO」を「アレックスゼロ」と読むことは公式確定です。
逆に言えば、公式がわざわざ読み方を注記しなければならないほど、読み間違えられる前提のタイトルだということでもあります。
ここが面白いところで、「XARX」という綴りが何の略なのか、なぜ「アレックス」と読むのかについては、公式サイトにもプレスリリースにも説明がありません。
ですので、「〇〇の略だ」と書いている情報を見かけても、現時点ではすべて推測ということになります。
NT-1アレックス(ガンダム0080)とはどう違うのか
NT-1アレックスは、一年戦争末期(宇宙世紀0079年12月〜0080年1月)を舞台にした『ポケットの中の戦争』に登場する機体です。
アムロ・レイのために用意されたニュータイプ専用の新型ガンダム、という位置づけでした。
※ニュータイプとは、宇宙に適応した人類が持つとされる鋭い感応能力のことで、ガンダムシリーズ(宇宙世紀)の根幹になっている概念です。
一方の『XARX-ZERO』に登場するのは、XARX-0 ガンダムZEROという別の機体です。
敵である「アポカリプス」に対抗するための最新鋭実験機で、「ガンダムタイプ」と呼ばれる新世代のモビルスーツとして描かれます。
そもそも戦う相手も、生まれた背景もまったく異なります。
そもそも宇宙世紀とは別の世界線
決め手になるのが、神山健治監督のコメントです。
監督は本作について「宇宙世紀でも西暦でもない新しい世界線のガンダムを作ろう」と語っています。
NT-1アレックスは宇宙世紀の機体ですから、世界線そのものが違うということになります。
本作の暦は後述する「A.A.(アフター・アポカリプス)」で、宇宙世紀の年表とはつながっていません。
したがって、「アレックスゼロ」はNT-1アレックスの続編でも外伝でもないと考えるのが自然です。
もちろん、ネーミングの響きを意識した可能性まで否定はできません。
ファンの間では「アレックスへのオマージュでは」という考察も出ていますが、これはあくまでファンの推測であり、公式見解ではない点にご注意ください。
タイトルの「RG」の意味は?ガンプラのリアルグレードではない
もうひとつの引っかかりが「RG」です。
ガンプラを組んだことがある方なら、RGといえばリアルグレード(Real Grade)が真っ先に浮かぶはずです。
1/144スケールで細部まで作り込まれた、あの人気グレードですね。
ただし、今回のタイトルに入っている「RG」は、ガンプラのリアルグレードとは別物です。
ガンプラのグレードそのものについては、こちらの記事で整理していますのであわせてどうぞ。
ガンプラのグレードの違い!大きさにも違いが!初心者におすすめは?

「RGプロジェクト」=アニメ×ゲームのメディアミックス企画
本作の「RG」は、アニメとゲームをまたいで展開されるプロジェクトの名称にあたる部分です。
具体的には、アニメ『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』と、ゲーム『GUNDAM ROGUE ORBIT』が同じ世界を共有しています。
この2作をまとめた企画全体が「RGプロジェクト」と呼ばれており、タイトルの「RG」はそこを指す部分にあたります。
つまりシリーズ全体を束ねる看板としての「RG」だと理解しておけば大きく外れません。
なお「RG」が何の略なのかについても、公式からの説明はありません。
なお、公式サイトの正式タイトル表記は「機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックス ゼロ)」と、「アレックス」と「ゼロ」の間にスペースが入っています。
報道各社の表記も割れているので、検索するときはスペースなしで打つほうが情報を拾いやすいと思います。
あらすじ・世界観|「三つの福音」とアポカリプス
本作の世界観は、ガンダムシリーズとしてはかなり異色です。
始まりは、太陽系の外から飛来した「恒星間航行可能物体」でした。
この物体は人類に三つの福音をもたらします。
- 重力制御
- 超光速通信
- イメージの物質化技術「マテリアライズ」
これらの技術によって人類は空前の繁栄を迎え、太陽系全域へと版図を広げていきました。
ところが発見から10年を待たずして、この物体が暴走します。
攻撃的な自己増殖系が出現し、人類の生存圏を侵食しはじめたのです。
人々はこの未知の生態系に、終末を意味する「アポカリプス」の名を重ね合わせました。
3か月に及ぶ攻防の末、戦線は衛星軌道上で膠着します。
そして人類は地球そのものの放棄を余儀なくされました。
A.A.(アフター・アポカリプス)暦とは
地球を失ったこの年が、A.A.(アフター・アポカリプス)元年として記録されます。
宇宙世紀(U.C.)でも西暦でもない、本作独自の暦です。
物語の舞台となるのは、そこから45年後のA.A.45年です。
月やコロニーで生まれた子どもたちにとって、アポカリプスはもはや日常の一部になっています。
地球を知らない世代が主役になる、という設定が本作の背骨と言えそうです。
そんな月面で、ひとりの少年アズミ・レイが目を覚ますところから物語は動き出します。
敵「アポカリプス」の正体
アポカリプスは、太陽系外から飛来した恒星間航行可能物体から分離・増殖したシリコン生命体です。
人型兵器同士がぶつかり合う従来のガンダムとは、敵の性質からしてまったく違います。
人類が戦っているのは、人間ではなく異質な生態系そのものというわけです。
この点は、ガンダムシリーズをあまり知らない方でも入りやすい設定だと思います。
登場キャラクター・キャスト
発表時点で公表されているキャラクターは、主人公1名のみです。
アズミ・レイ(CV:大塚剛央)
アズミ・レイは、アポカリプスの襲撃によって両親を失った戦災孤児です。
そして最新鋭実験機ガンダムZEROの専任パイロットを務めます。
声を担当するのは大塚剛央さんです。
『薬屋のひとりごと』の壬氏役、『【推しの子】』のアクア役などで知られる、いま最も注目されている声優のひとりですね。
大塚剛央さんの出演作については、こちらの記事でも触れています。
薬屋のひとりごと 映画はいつ?劇場版の公開日・キャスト・主題歌まとめ。実写版は芦田愛菜さんで壬氏役は?
なお、アズミ・レイ以外のキャストは現時点ですべて未発表です。
登場モビルスーツ
現時点で公開されている機体は2機です。
XARX-0 ガンダムZERO
タイトルにも入っている本作の主役機が、XARX-0 ガンダムZEROです。
対アポカリプス用の最新鋭実験機という位置づけになっています。
作中では「ガンダムタイプ」と呼ばれる新世代モビルスーツの一機として描かれます。
ガンダムヘリックス(ゲーム側の主人公機)
もう一機が、ゲーム『GUNDAM ROGUE ORBIT』の主人公機であるガンダムヘリックスです。
こちらはアニメではなくゲーム側の主役にあたります。
同じ世界観を共有する2つの作品で、それぞれ別のガンダムが主役を張る構成です。
スタッフ|監督は神山健治、SF設定監修に円城塔
スタッフ陣が非常に豪華なので、ここは正確に並べておきます。
| 役職 | 担当 |
| 企画 | サンライズ |
| 原作 | 富野由悠季、矢立 肇 |
| 監督・シリーズ構成 | 神山健治 |
| SF設定監修 | 円城 塔 |
| ガンダムデザイン | 清水栄一 |
| キャラクターデザイン原案 | STATO |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 高須美野子 |
| 音楽 | 椎名 豪 |
| 制作 | SOLA ANIMATION |
| 製作 | バンダイナムコフィルムワークス |
特に注目されているのが、監督の神山健治さんとSF設定監修の円城塔さんです。
円城塔さんは芥川賞作家で、SF小説の書き手としても高い評価を受けている方です。
作家が設定監修に入るという座組みからも、世界観をかなり作り込む姿勢がうかがえます。
神山健治監督のコメント
神山健治さんは1966年、埼玉県生まれのアニメーション監督です。
主な監督作は次のとおりです。
- 攻殻機動隊 S.A.C.(2002〜2005)監督・シリーズ構成
- ULTRAMAN(2019)荒牧伸志さんと共同監督
- 攻殻機動隊 SAC_2045(2020)荒牧伸志さんと共同監督
- ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い(2024)監督
- Star Wars: Visions Volume 3(2026)総監督
硬派なSFと骨太な政治劇を両立させる作風で知られている方です。
その神山監督が本作について語ったのが、「宇宙世紀でも西暦でもない新しい世界線のガンダムを作ろう」という一文でした。
先ほどの「アレックスとの関係は?」という疑問に対する、いちばん強い答えがここにあります。
なお、SF設定監修の円城塔さんは、2026年7月から放送中のTVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』でシリーズ構成・脚本を担当しています。
神山監督は『攻殻機動隊S.A.C.』、円城さんは最新の『攻殻機動隊』。「攻殻」を通ってきた2人がそろって新作ガンダムに参加しているという座組みなんですね。
攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL(2026)アニメはいつから?あらすじ・キャスト・配信・時系列まとめ
ゲーム『GUNDAM ROGUE ORBIT』との関係
本作を理解するうえで欠かせないのが、ゲーム『GUNDAM ROGUE ORBIT』との関係です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | GUNDAM ROGUE ORBIT |
| ジャンル | アクションゲーム |
| プラットフォーム | PlayStation 5/Xbox Series X|S/Steam |
| 販売 | 株式会社バンダイナムコエンターテインメント |
| 初公開 | 2026年6月5日 Summer Game Fest |
| 主人公機 | ガンダムヘリックス |
この2作品の時系列の関係が、なかなか面白い作りになっています。
| 作品 | 立ち位置 |
| アニメ『XARX-ZERO』 | ゲームの物語の約100年前。世界の”起点”を描く |
| ゲーム『ROGUE ORBIT』 | アニメの出来事の積み重ねの先。プレイヤーが歴史に参加する |
アニメが「何が起きたのか」を描き、ゲームが「その先で何が起きるのか」を描くという関係ですね。
両作は独立して楽しめる作りだと説明されています。
ただし、両方に触れると世界観の広がりを実感できる設計になっているようです。
放送日・配信はいつから?
ここが一番気になるところだと思いますので、正直に書きます。
放送日・放送局・配信サービスは、いずれも未発表です。
公式が現時点で明らかにしているのは「2027年展開予定」という一点のみになります。
さらに言えば、「TVアニメ」なのか劇場版なのかも公式には示されていません。
公式サイトの本文には「放送」「配信」「全◯話」といった言葉が一切登場せず、一貫して「アニメーション作品」「2027年展開予定」という表現でとどめられています。
ネット上には「TVアニメ」と書かれた記事も見られますが、これは公式表記ではありません。
形態そのものが今後の発表待ち、というのが正確なところです。
続報が出しだい、この記事にも追記していきます。
ガンプラ・フィギュアなど商品情報
商品展開もあわせて発表されました。
ただし価格・発売日はすべて未発表ですので、その前提でご覧ください。
HG 1/144 ガンダムZERO
プラモデルは3種類が公表されています。
- HG 1/144 ガンダムZERO(なめらかな可動と広い可動域を両立)
- HG 1/144 ガンダムヘリックス
- HG 1/144 ガンダムヘリックス(アースブルーVer.)※ゲーム同梱限定の特別カラー
アースブルーVer.はゲーム同梱限定なので、単品では手に入らない点に注意が必要です。
なお、RGでの立体化については現時点で発表がありません。
RGガンプラの作り込みが気になる方は、こちらの制作記録もどうぞ。
RG ffνガンダムレビュー|1/144 RX-93福岡ニューガンダム制作記録と感想をつづります

フィギュア(GUNDAM UNIVERSE / METAL ROBOT魂)
完成品フィギュアはTAMASHII NATIONSから2種類が予定されています。
- GUNDAM UNIVERSE XARX-0 GUNDAM ZERO(世界標準の約6インチサイズ)
- METAL ROBOT魂 <SIDE MS> ガンダムZERO(対象年齢15歳以上)
こちらも価格・発売日ともに未発表です。
玩具・カードゲーム
玩具は次の3種類が企画中と発表されました。
- ガンダムミキシマイズ ガンダムZERO(企画中)
- ガンダムクロス ガンダムZERO(企画中)
- アクションフィギュア ガンダムZERO(13cmスケール・企画中)
さらに「ガンダムカードゲーム」への参戦も決定しています。
『XARX-ZERO』と『GUNDAM ROGUE ORBIT』の両方が参戦する形です。
2026年7月23日(現地時間)からは、サンディエゴ・コミコン(SDCC)でROGUE ORBITのプロモカード配布も始まっています。
最新の商品情報は、バンダイ ホビーサイトおよびTAMASHII NATIONS公式で順次公開される予定です。
なお本作は、2026年から2028年にかけて行われるサンライズ50周年プロジェクトの一環としても位置づけられています。
2027年まで、過去のガンダムで予習しておくなら
本作は宇宙世紀と切り離された完全新規の世界線なので、過去作の予習が必須というわけではありません。
とはいえ、2027年の展開までにはまだ時間があります。
「ガンダムらしさ」がどういうものかを知っておくと、新作の見どころがぐっと分かりやすくなるはずです。
動画配信サービスのU-NEXTでは、ガンダムシリーズのほとんどの作品が見放題の対象になっています。
今回の「アレックス」論争の発端になった『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』も含め、シリーズをまとめて追いかけたい方にはちょうどいいタイミングだと思います。
※配信状況は変更される場合があります。最新の配信情報はU-NEXT公式でご確認ください。
まとめ
最後に、この記事の要点を整理しておきます。
- 『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックスゼロ)』は2026年7月24日発表、2027年展開予定
- 読み方は公式が「Alex Zero」と明記済み。ただし「XARX」の由来は未説明
- 0080のNT-1アレックスとの関係は公式に言及なし。監督が「宇宙世紀でも西暦でもない新しい世界線」と明言しており、直接のつながりは考えにくい
- 「RG」はガンプラのリアルグレードではなく、アニメ×ゲームのプロジェクト名
- 監督は神山健治さん、SF設定監修は円城塔さん
- 主人公アズミ・レイ役は大塚剛央さん。他キャストは未発表
- 放送日・放送局・配信サービス、そしてTVか劇場版かも未発表
- ガンプラ・フィギュアの価格と発売日もすべて未発表
発表されたばかりの作品ですので、分からないことがまだたくさんあります。
とくに放送日と作品形態(TVか劇場版か)は、次の大きな発表ポイントになるはずです。
続報が出しだい、この記事にも追記していきますので、気になる方はブックマークしておいていただけると嬉しいです。
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