「dアニメストア」と「dアニメストア for Prime Video」——
名前がよく似ていて、どちらを選べばいいか迷う人は多いと思います。
私もしばらく両方を使い比べてみましたが、「名前が似ているだけで、中身はかなり違うサービス」というのが正直な感想です。
この記事では、料金・作品数・機能・同時視聴など、実際に使って気になった点を軸に2つのサービスを比較していきます。
先に結論だけ言うと、アニメをがっつり楽しみたいなら本家dアニメストア、すでにAmazonプライム会員で手軽にアニメも見たいならfor Prime Videoが良いのではないかと考えました。
その理由を詳しく解説します。
dアニメストアとfor Prime Videoは意外と違う
まず大前提として、2つのサービスの成り立ちを整理しておきます。
- dアニメストア:株式会社ドコモ・アニメストアが運営するアニメ専門の動画配信サービス。dアカウントで利用する。
- dアニメストア for Prime Video:Amazon Prime Videoの「チャンネル」として追加できるオプションサービス。Amazonプライム会員である必要がある。
同じ「dアニメストア」という名前がついていますが、意外と料金体系・機能・作品ラインナップのすべてが異なります。
料金の違い:実はfor Prime Videoの方が割高
2026年4月現在の料金は以下のとおりです。
| dアニメストア(本家) | for Prime Video | |
|---|---|---|
| 月額料金 | 660円(税込) | 660円(税込) |
| 別途必要な費用 | なし(dアカウントは無料) | Amazonプライム会員費 |
| 実質月額合計 | 660円 | 1,260円(月払いの場合) |
| 無料お試し期間 | 最大31日間 | 30日間(プライム会員の無料期間と別) |
※dアニメストア本家はApp Store・Google Play経由で申し込むと月額760円(税込)。公式サイト・ドコモショップ経由なら660円。
for Prime VideoはAmazonプライム会員費が別途かかるため、アニメだけを目的にするなら本家の方が断然お得です。
ただし「すでにプライム会員で、動画・音楽・配送特典なども使っている」という人なら、660円の追加でアニメも観られるので、そこまで割高感はありません。
作品数の違い:本家の方が多い
dアニメストアとfor Prime Videoの作品数の違いを調査してみました。
| dアニメストア(本家) | for Prime Video | |
|---|---|---|
| 配信作品数 | 約7,200作品 | 非公開(本家より少ない) |
※2026年4月現在
for Prime Videoの作品数は公式非公開ですが、本家より少ないのは確かのようです。
ただし人気作・話題作の大半はfor Prime Video側でも視聴できることが多いので、ライトユーザーには十分なラインナップです。
一方で、旧作・マイナー作品・声優目当てで幅広く掘り下げたいというコアなアニメファンには、本家の7,200作品のほうが圧倒的に満足度が高いです。
「観たい作品があるかどうか、先に確認してから選ぶ」というのが賢いやり方です。
機能の違い:アニメ視聴体験に直結する3つの差
ここが、私が最も「違いを実感した」ポイントです。
| 機能 | dアニメストア(本家) | for Prime Video |
|---|---|---|
| 倍速再生 | ✅ あり(0.8〜2.0倍速) | ❌ なし |
| OPスキップ | ✅ あり | ❌ なし |
| 連続再生(自動送り) | ✅ あり | ✅ あり(Prime Video機能) |
| ダウンロード | ✅ 無制限 | ⚠️ 最大25本まで |
※2026年4月現在
倍速再生とOPスキップがないのは地味につらい
for Prime Videoで一番「不便だな」と感じたのは、倍速再生とOPスキップが使えない点です。
アニメを一気見するとき、オープニングを毎回スキップできないのはかなりのストレスになります。
また、長編シリーズを追いかける際には倍速が使えると視聴ペースが上がります。
この2つの機能は、本家のdアニメストアでは標準搭載されています。
アニメを効率よくたくさん観たい人には、本家一択と言っていいレベルの差です。
ダウンロードは「25本まで」の制限に注意
for Prime Videoはダウンロードが最大25本まで。
外出先でのオフライン視聴が多い人にとっては少し窮屈に感じる場面もあります。
本家のdアニメストアはダウンロード本数に制限がないので、旅行や長距離移動の前に大量に保存しておきたい人には本家の方が便利です。
同時視聴の違い:家族で使うならfor Prime Videoが有利
動画配信サービスでは、同時視聴数が重要なケースがあります。
その点を比較してみました。
| dアニメストア(本家) | for Prime Video | |
|---|---|---|
| 同時視聴 | 1台のみ | 最大3台 |
本家dアニメストアは同一アカウントでの同時視聴が1台に限られています。
家族で使う場合、誰かが視聴中は他の人が観られないという制約があります。
for Prime Videoは最大3台の同時視聴が可能なので、家族複数人でアニメを見る用途には向いています。
画質の違い:for Prime Videoは一部4K対応
for Prime VideoはAmazon Prime Videoのインフラを使うため、一部作品で4K Ultra HD画質に対応しています。
本家dアニメストアはフルHD(1080p)が上限です。
大きな4Kテレビで高画質にこだわって観たい場合は、for Prime Videoの方が選択肢が広がります(ただし4K対応作品はまだ一部に限られます)。
結局どっちがいい?タイプ別おすすめ
dアニメストアを契約するなら、本家が良いのか、for Prime Videoが良いのか。
まとめてみます!
dアニメストア(本家)がおすすめな人
- アニメをメインで、たくさん・深く観たい
- 倍速視聴やOPスキップを使いたい
- 旧作・マイナー作品も幅広く観たい
- ダウンロード本数を気にせず使いたい
- 月額コストをなるべく抑えたい(Amazonプライム非会員)
dアニメストア for Prime Videoがおすすめな人
- すでにAmazonプライム会員で、追加でアニメも観たい
- 家族や同居人と同時視聴したい
- 話題の人気作だけ観られれば十分
- 倍速やOPスキップにこだわらない
- Prime Videoのインターフェースに慣れていて使いやすいと感じる
まとめ:Amazonプライム会員かどうかで答えはほぼ決まる
2つのサービスを比べると、答えはシンプルです。
Amazonプライム会員でない人 → 本家dアニメストア一択。
月額660円で7,200作品+倍速・OPスキップ付きは、アニメ専門サービスとして非常にコスパが高いです。
すでにAmazonプライム会員の人 → どちらでもOK。
ただし「倍速・OPスキップを使いたい」「旧作もがっつり観たい」という人はfor Prime Videoに追加するより本家に乗り換える方が快適かもしれません。
迷ったらまず両サービスとも無料お試し期間があるので、自分の観たい作品が揃っているか確認した上で選ぶのが一番確実です。
dアニメストアの基本的な使い勝手やコスパについては、こちらの記事でも詳しくまとめています。

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