箱根駅伝のコースや距離をご紹介していきます!箱根駅伝というと正月の風物詩。
年に1回の楽しみ、という人も多いですよね。コースを知れば、なお楽しめます!
1区
読売新聞社前~鶴見中継所 21.3km
1区は平坦なコースです。ビル街をぐんぐん駆け抜けていきますね。
終盤の六郷橋付近までは牽制し合う年も多いです。誰がどのタイミングでスパートをかけるか。
駆け引きがおもしろすぎる!ということでファンが多い区間でもあります。
2区
鶴見中継所~戸塚中継所 23.1km
2区は「花の2区」と言われますね。起伏が多くて攻略が難しい区間です。
各チームがエースを起用。力と力の勝負が観られる区間です。
後半の権太坂や最後の3kmの上りを攻略できるか。ここで勢いをつけられれば。。。
3区以降のランナーも実力以上の力を発揮できることも!
3区
戸塚中継所~平塚中継所 21.4km
3区は下り坂からスタート。下り坂を終えて、残り3分の2は平坦コースです。
スピード勝負になる年が多いです。一方、強烈な海風に翻弄される年もあります。
私は海風の強い年のほうが楽しく観戦できますが。。。高速レースが好きな人もいますよね!
4区
平塚中継所~小田原中継所 20.9km
4区は第93回大会(2017年開催)から距離が延長されました。
細かいアップダウンが続く難コースです。この細かいアップダウンが体力を奪っていきます。
距離延長とアップダウンによる難しさ。この両方からエース級を起用するチームも多い区間です。
5区
小田原中継所~箱根芦ノ湖 20.8km
5区は標高差800mを一気に駆け上がる珍しい区間です。
このハードな上り坂のため、名勝負や大逆転劇がたびたび起きてきました。
上り区間も重要ですが、登りきったあとの下り4kmも熱いですね。
下りは上り坂よりもずっと負担が大きいですからね。
上りで失ったスタミナでどこまで乗り切れるか、というのが大きなポイントです。
6区
箱根芦ノ湖~小田原中継所 20.8km
6区は5区の逆です。4kmの上り坂のあと、標高差800mを一気に下ります。
とても過酷ですよね。
終盤に3kmほど平地があります。下り坂で脚を使い切って平地を攻略できないこともあります。
下り坂でブレーキをかけすぎないように、上手に下らないといけません。
7区
小田原中継所~平塚中継所 21.3km
7区は暑さ寒さが厳しい区間です。序盤は山からの風が体を冷やしてしまいます。
もし晴天なら。。。山風が終わったと思ったら直射日光が降り注ぎます。
直射日光が目から入ると、かなり疲労につながりますからね。選手たちは晴れないことを祈っているはずです。
8区
平塚中継所~戸塚中継所 21.4km
8区は7区と同じく、気象条件が厳しい区間です。
海岸線のコースは海風がとても厳しい日がありますね。3区と同じです。
さらに影がなく、晴天の日には直射日光ががっつり降り注ぎます。
おまけに終盤は上り坂になります。遊行寺の急坂は見ごたえがありますね!
9区
戸塚中継所~鶴見中継所 23.1km
9区は復路の最長コースです。ということで、各チームはエース級を起用してきます。
スタート直後の3kmは下りです。かなりの急勾配です。
その後、権太坂を攻略しないといけません。
後半は平坦になります。単独で走ることになるケースもあります。
冷静にペースを刻めるかがポイントになります。
10区
鶴見中継所~東京大手町 23.0km
10区は最終区間です。ビル街を走るため、平坦です。ですが、強いビル風に翻弄されることも。
それよりも何よりも、大きなポイントはプレッシャーですね。
順位、シード権、仲間の想い。すべてを背負って走ります。この重圧を背負いきれるかどうか。
ランナーとしての能力もさることながら、心の強さが大きなポイントになる区間です。
総距離
箱根駅伝の総距離は217.1kmです。長いですね!
長いとは思っていましたが、こんなに長いとは思いませんでした。
この距離を真冬に走り抜けるんですからね。ランナーたちの体力・気力は底が知れません!すごい!
地図
箱根駅伝コースの地図は箱根駅伝の公式サイトに掲載されています。
「往路」「復路」の切り替えができます。公式サイトの良さは高低差も表示されているということですね。
コースの高低差が分かれば、もっと観戦が楽しめますね!
これで箱根駅伝がもっと楽しめますね!
コースや高低差が分かれば、箱根駅伝がもっと楽しめますね!
ぜひ各区間のポイントや高低差を理解して、観戦してみてはいかがでしょうか。
こういう区間だからこの選手が起用されているのか!というのもよく分かると思いますよ。