第一三共株式会社の配当や株主優待についてご紹介します!
株式投資の魅力は値上がりですが、配当や株主優待も大きな魅力のひとつですよね。
大手製薬会社の第一三共。どんな株主還元をしてくれているか、楽しみです!
第一三共の配当推移
第一三共株式会社の配当金の金額推移をご紹介します。
中間配当金 | 期末配当金 | 年間配当金 | |
2022年3月期(2021年度) | 13.5 | 13.5 | 27 |
2021年3月期(2020年度) | 40.5 | 13.5 | – |
2020年3月期(2019年度) | 35 | 35 | 70 |
2019年3月期(2018年度) | 35 | 35 | 70 |
2018年3月期(2017年度) | 35 | 35 | 70 |
2021年3月期の期末配当金ががくーんと下がっています。これには明確な理由があります。
それは株式分割。1株を3株に分割したんですね。なので1株あたりの配当金が下がっているわけです。
株式分割しなかったとすると、13.5×3=40.5となるので、中間配当金と同じ金額になります。
前年度と比較して、配当金が上がっている、ということになります。
ここ2年くらいの株価を考えると、年利1%くらいという感じになります。高いのか安いのか。。。
製薬会社はこれからも株価は伸びるんじゃないかと考えています。高齢者が増えるわけですから。
となると配当金の増額や株価自体の上昇もあり得ます。投資先として、検討する価値はありそうな気がします。
第一三共だけでなく、他の大手製薬会社も合わせてチェックしてみたいところですね。
配当金の支払スケジュール
第一三共の配当金支払日は取締役会で、随時決定されます。だいたいの支払時期は公式サイトに掲載されています。
期末配当金は毎年3月31日現在の株主名簿にご登録の株主様に、6月下旬(定時株主総会終了後)にお支払いいたします。
中間配当金は毎年9月30日現在の株主名簿にご登録の株主様に、12月上旬にお支払いたします。
3月末の株主名簿に登録があれば6月下旬に支払い。
9月末の株主名簿に登録があれば、12月上旬に支払いとなります。
2021年度の支払いスケジュールはこうなっていますよ。
- 2021年3月末配当金 2021年6月22日に支払い
- 2021年9月末配当金 2021年12月1日に支払い
特に何もなければ、毎年、だいたいこのようなスケジュールで支払われているようですね。
ちなみに9月末の配当金は2021年10月29日開催の取締役会で決まりました。
権利確定の翌月末の取締役会でスケジュールが確定し、発表されるという感じかな、と思います。
権利確定日
第一三共の配当金は3月31日、9月30日の株主名簿に登録がある人に支払われます。
ただし、これは株主名簿に登録されているということです。
間違ってはいけないのが「9月30日(または3月31日)に証券会社で株式を買えばいい」というわけではないです。
「権利確定日」という日が決まっています。この日までに株式を購入しておかなければいけません。
証券会社によってはメールで知らせてくれることもあります。
例えば岡三オンライン証券。「もらって嬉しい株主優待!権利付最終日は●月●日」というタイトルでメールが送られてきます。
メールタイトルに表示されている●月●日までに株式を購入すれば、その月末の株主名簿に登録される、というわけです。
だいたい月末から数えて3営業日前くらいが多いようです。
3月31日と9月30日に株を買えば良い、というわけではないことをしっかり覚えておいてくださいね!
株主優待制度
第一三共の株主優待は。。。ありません!株主優待で自社商品やクオカードなどはもらえません!
残念です。
第一三共の主力商品というとこのあたりです。
- イナビル(抗インフルエンザ剤)
- ロキソニンS
- ルル
- ミノン
- クリーンデンタル
その他はあまり一般になじみがないものが多いです。
こういう商品を株主優待として送る、というのもイマイチな感じがしますね。
医療用のものだけに、使用は注意しないといけないでしょうし。
たしかに株主優待がないのも納得です。仕方ないですね。
製薬会社は将来も株価が上がりそう
製薬会社は将来、株価も上がりそうな感じがありますね。
これからは高齢化社会。しかも、医療技術が発達して長寿も増えます。
となるとどうしても病気や怪我が多くなりますよね。そんなときに必要なのが薬です。
個人的には医療技術や薬で、無理に寿命を伸ばすのもどうか、とは思うのですが。
どうも人間の寿命は、本来38年くらいということですよ。
ま、そんなこんなで薬の必要性は増すばかりです。
だからこそ、製薬会社の株価や配当金は増えていくと思います。検討してもいいと思いますね。