エアコンから水漏れすることがあります。ちょっと前までは何ともなかったのに、突然なんですよね。
水が漏れるとき直し方や、賃貸マンションやアパートのときは対処法をご紹介します。
エアコンの水漏れ原因
エアコンが水漏れするときの原因をご紹介します。
- ドレンホース(ドレン管・排水管)が詰まっている
- ドレンパン(ドレンケース)がひび割れしている
- 室内機の傾きによる排水不良
- 室内機内部のホコリや汚れで水分が伝わってくる
- 湿度が高く、室内機内部で結露が増えてそれが漏れる
- 高気密住宅の場合、気圧の差ができることで、ドレンホースからの逆流が起きる
主な原因だけでこのように6種類もあります。
原因がこの中の1つだったらいいんですけど、いくつもの原因が少しずつ関係していることもあるのが厄介です。
解決できるところから解決して原因を潰していくほかありません。
これらの原因を全部チェックしても当てはまらないとき、一般人では対応できません。
町の電気屋さんやメーカーのサポートセンターに連絡するしかありません。プロに任せましょう。
水が漏れるときの直し方は?
エアコンから水が漏れるとき、まずは原因把握から始まります。
ドレンホースの詰まりが原因となっていることが多いみたいですね。
ドレンホースの様子を見るときに、いちばん大事なのは、エアコン室内機(本体)の下から、ものを移動させるということです。
うかつに水滴を拭いたり、エアコンのカバーを開けてしまうと、どこかにたまっていた水が一気に落ちることがあります。
下にものがあると壊れたり汚れたりしますから、まずは下のものを移動させましょう。
これはめちゃくちゃ大事ですよ!その後、原因特定をするといいです。
ドレンホースの口にホコリや汚れがあれば、それを掃除します。
外から掃除機で吸い取るのもいいですし、浮き輪をふくらませるときに使うようなエアーポンプで吸い取るのもアリです。
エアコン室内機の水平をはかるのも大事です。
本体自体、最初は水平にきっちり取り付けがされます。
しかし、水平に取り付けられているように見えても、地震やちょっとした地盤沈下などの影響で建物自体が傾くこともあります。
高気密住宅が原因のときには、少し窓を開けるなど、外と中の気圧を同じにすることで、解消されることもあります。
むしろ常に換気用の小窓は開けておくほうがいいですね。
エアコンフィルターの掃除や内部のホコリの掃除もしましょう。
ただし、ムリに色んなところを開けたり、いじったりしないほうがいいです。
エアコンは精密機械です。ちょっと見て「これは無理そう」と思ったらさっさと電気屋さんやサポートセンターに連絡しましょう。
自分でやりすぎてさらに悪化させることになったら。。。直るものも直らなくなります。
買い替えという可能性も出てきます。決して無理はしない、ということは大事です。
賃貸マンション・アパートでの対処方法は?
エアコンから水が垂れるとき、賃貸物件に住んでいたらどうするかということです。
備え付けのエアコンの場合は、管理会社に連絡しましょう。検査・修理業者に連絡してくれるので、連絡や到着を待ちます。
一度修理や掃除をして、「様子を見てください」ということになると思います。
それでも再発するときは、再度管理会社に連絡して、エアコン自体の交換をお願いしてもいいでしょう。
費用がかかることですから、大家さんに相談の上、対応してくれると思います。
備え付けエアコンなら水漏れによって、下においていたものに損害が出たときも管理会社に相談です。
多くの場合、補償はなかなか難しいです。でも、管理会社や大家さんによっては補償してくれるところもあります。
言うだけ言ってみて損はないと思いますよ。
賃貸物件でも自分で設置たエアコンなら、自己責任です。すべて自分で対応しないといけません。
エアコンの水漏れはややこしい
エアコンから水漏れがあるときの原因はいくつもあります。
どれか1つが原因かもしれませんし、いくつもの原因が少しずつ関係しているかもしれません。
なので、じっくり時間を取って原因を探っていきましょう。
エアコンの内部を見るときは、かならずエアコンの下のものは移動させましょう。
たまっていた水が落ちて被害が出ることを防げますからね。
水漏れを防ぐために、数年おきにはクリーニングを依頼するのもいいかもしれませんよ。
クリーニング後は、汚れによる水漏れの可能性がなくなりますし、エアコンの空気の質がぜんぜん違うのもうれしいです!