よく使うカタカナ語って意味分かりますか?難しいですよね?
カタカナ語ってどんどん増えてきますよね。当然のようにメディアでもどんどんそんなカタカナ語を使います。
分からない人種から言わせてもらうと、「これ見よがしに訳わかんない言葉を使って!」と思う場面も多々あります。
もちろん、私よりもカタカナ語にうとい人からすると、私が使うカタカナ語さえも「難しい」と感じるでしょう。知識は人それぞれ。
よく知っているから良いわけでもなく、あまり知らないから悪いわけでもなく、ただただ人それぞれ。
カタカナ語をよく知っている人があえてカタカナ語は使わずに、分かる日本語に言い直してくれるとか。そんなおおらかさが欲しいなぁ。
まぁ、カタカナ語でなければとたんに難しくなる日本語もありますから、そのバランスが難しいところです。
よく使うカタカナ語の一覧と意味
よく使うカタカナ語の一覧を作ってみました。それぞれの意味を詳しく、かつシンプルに解説していきますね。って、「シンプル」が既にカタカナ語なんですが。
アウトロー
社会秩序からはみ出した人、無法者、ならず者。英語ではoutlaw。法律(law)から出ているという意味です。また、野球用語で外角低め(owtlow)という意味もあります。
カタカナにすると同じですが、英語のつづりは違うんですよね。
アングラ
アンダーグラウンドの略。非公式という意味です。undergroundは地下という意味があります。そのため、正規ではなく、闇というイメージで使われます。
アンニュイ
元はフランス語。けだるいとか、退屈という意味があります。そこからカタカナ語になって、ゆううつな気分とか、神秘的とか、ミステリアスとか、いろんな意味に広がっていきました。
文脈から判断するしかない、かなり高難度のカタカナ語です。
インスピレーション
英語でinspiration。ひらめきという意味です。日本語でもほぼ同じ意味で使われて、ひらめきやアイデアが思い付く感じを表します。
インターミッション
英語でintermission。休憩時間という意味です。演劇やコンサートなどの休憩時間や、ゲームなどの作戦と作戦の間の時間などを言います。
インフルエンサー
英語でinfluencer。influence(=影響)の人という意味で、影響力が大きい人のことを言います。
例えばツイッターやインスタグラムで多くのフォロワーを抱えている人などのことを言います。主に一般人。芸能人や政治家などをインフルエンサーと呼ぶことはかなり少ないです。
エキセントリック
英語でeccentric。性格や行動が世間の常識と違うという様子。風変わり。エキセントリックな行動とか、エキセントリックな人物という使い方をされます。
エゴ
英語でego。自尊心や自我、利己主義やうぬぼれという意味があります。
日本語の場合、自己中心的とか自分勝手という意味で使われることが多いです。マイナスのイメージが強いカタカナ語です。
オフレコ
英語の「off the record」から。記録しないこと、公表しないこと。「このネタはオフレコでお願いしますね」とか良く言いますけど、誰にも言わないでね、ナイショですよ、ってことですね。
オマージュ
フランス語由来のカタカナ語です。もともとは尊敬とか敬意とか賛辞という意味。多くの場合、芸術とか芸能で使うことが多いですね。
この作品は○○さんのオマージュになってるね、という感じの使い方です。パクリとかコピーと違うのはそこに敬意・尊敬があるかどうか、というところです。
オムニバス
意味は主に2つ。1つ目は映画や演劇などで、独立したいくつかのストーリーを1つにまとめて作品として作ること。
2つ目は複数の人の作品を1つにまとめたもの。よく聞く音楽の「オムニバスアルバム」は何人かの曲をまとめたアルバムという意味です。
オルタナティブ
英語の「alternative」が語源。二者択一・代わり・新しいという意味。
日本語では「新しい」という意味で使われることがほとんどです。
オワコン
語源は「終わったコンテンツ」です。終わったコンテンツが略されてオワコンとなりました。
「タピオカドリンクなんてオワコンでしょ」という感じに使います。
カンスト
カウンターストップ、カウントストップの略。それ以上は数えられない上限の数値。
主にゲーム分野で使われ始めて、レベルが上限に達したとか、ある能力が上限に達したときに、「カンストした」と言います。
キャッチー
人目を引く、印象的、という意味です。
キャッチーなフレーズ、キャッチーな曲、キャッチーな広告。こんな感じで使われます。
心にグッとくる言葉、印象的な曲、思わず見てしまう広告、という風に訳されます。
クラスタ
英語のclusterが語源。群れ、集団という意味があります。
日本語になって、ファンとか仲間という意味で使われるようになりました。アニメクラスタとかジャニーズクラスタという感じで使います。
ゴスロリ
ゴシックアンドロリータの略。日本独自の言葉。ゴシックとロリータを合わせたファッションや文化のことを言います。
クールジャパン戦略の1つの軸として選定されています。
シニカル
英語の「cynical」が語源。皮肉な、冷笑的、という意味があります。
日本語でも同じように使われて、皮肉っぽいとかバカにした感じ、という意味で使われます。
シュール
フランス語が起源。シュールレアリスムの略です。もともとは芸術関連の言葉で、現実を超えた空想の世界を描くこと、作り出すことを表しています。
そこから日本語になり、「非現実的」という意味になりました。
ただ、最近では、かなり解釈が広がっていて、「尖った表現」「的確過ぎる」という意味も含んでいるような使われ方も多いです。
ステレオタイプ
考えや行動が固定されている、一定である、いつも同じである、新鮮味がない、という意味。
「このコメンテイターはステレオタイプだなぁ」「その発言、ステレオタイプだね」などと使います。いい意味では使われません。
ストイック
英語のstoicが語源。禁欲主義・厳格主義の人たちを表す言葉。そこから、自分に厳しい人とかその様子を表すようになりました。
我慢してがんばるというイメージがあるため、ほめ言葉として使われます。
ストラテジー
ギリシャ語が語源。戦略とか作戦計画という意味です。ゲームの世界ではストラテジーゲームというジャンルがあり、作戦を練ってじっくり攻略するゲームのジャンルを言います。
戦略シミュレーションゲームと言ったほうがわかりやすいかも。また、投資の世界でも使われます。
セオリー
英語のtheoryとほぼ同じ。理論とか、定石とか、確立されている手段・方法という意味があります。
スポーツの解説者が「この場面で○○するのがセオリーですね」と言ったり、将棋などで「ここは○○を動かすのがセオリーなんですが」と言ったりします。
ダークサイド
人や社会の闇の側・暗黒面のこと。スターウォーズの流行とともにメジャーになった言葉のように思います。ダークサイドに堕ちる、という風に使います。
チート
cheatという英語が語源。もともとの意味は、だます、不正をする、イカサマするという意味です。
ゲームの世界で、不正行為やバグを利用して攻略することをチート行為と呼び、広く知られるようになりました。
ただ、最近は不正行為だけでなく、強力過ぎるキャラクターや技のことをチートとか、チート性能と呼ぶことも多くなっています。
チュートリアル
英語のtutorialが語源。もともとの意味は家庭教師とか、個別指導という意味です。
それが日本語になって、基本操作や基本的なことを教えるプログラム・期間・システム、という意味で使われるようになりました。ゲームやアプリでよく使われます。
デジャヴ
デジャヴ(デジャブ)はフランス語語源。既視感・既知感と日本語には訳されます。もともとは見たこと・体験したことのないことを、昔したことがある、と思う感覚です。
しかし、今では同じことを繰り返したときに「デジャヴだ!」と言う使い方をすることが多くなっています。
デリカシー
英語のdelicacyが語源。日本語訳は優美、上品さ、きゃしゃ、精密さという意味です。
カタカナ語になると意味は少し変化して、気づかいとか心づかいという意味で使われます。デリカシーに欠ける発言、は気づかいが足りない発言、という意味となります。
ナイーブ
英語のnaiveが語源。世間知らず、単純、純粋、未経験、素朴、先入観がない、などの意味があります。
カタカナ語になると、純粋で傷つきやすいとか、心が繊細という意味になります。プラスの意味でもマイナスの意味でも使われます。
ニヒル
ラテン語のnihilが語源。虚無的、無、暗い影がある、という意味でした。
カタカナ語になって、虚無的で冷淡という意味も持ちつつ、クールでかっこいいという意味も持つようになりました。本来の意味とは違ったほめ言葉でも使われるようになりました。
ノミネート
英語のnominateが語源。推薦する、指名するという意味です。
アカデミー賞ノミネート作品などと使われることが多いですね。特にアカデミー賞のどれかの賞を取ったわけではなく「推薦されただけ」の状態。ノミネート後に受賞するかどうかが決まります。
ノーコン
昔の意味は「ノーコントロール」。特に野球のピッチャーのコントロールが悪いときに使っていました。「あのピッチャーはあいかわらずノーコンだな」という感じに。
その後、意味が追加されました。「ノーコンティニュー」「ノーコンティニュークリア」の略としても使われます。
ハイブリッド
英語のhybridが語源。英語の意味は、動植物の雑種、混成物という意味です。
日本語になって、別のものを組み合わせたものという意味が主流となりました。よくあるハイブリッドカーはガソリンと電気の力で走行するので、ハイブリッドというわけです。
ハザードマップ
英語のhazardとmapをあわせた言葉。直訳すると「危険地図」。
そこから「被害予測地図」という意味になりました。災害が起きた場合、その地域にどういう被害が予想されるのか示された地図となります。
フィジカル
英語のphysicalが語源。物質の、体の、肉体の、といった意味があります。
カタカナ語になって、スポーツでは「肉体的」、スポーツ以外では「物理的」という意味でよく使われます。スポーツニュースで特によく聞くような気がします。
ブラフ
英語のbluffが語源。はったりでだますとか、こけおどしでだますとか、空威張りするという意味があります。
カタカナ語でも自分を大きく見せてはったりをかます、という意味となります。
フランク
英語のfrankが語源。frankには率直な、かくしだてしない、という意味があります。日本語になって、年の差や地位を気にせずに気楽に接する、という意味になってきています。
その中に、嘘がないとか正直という意味を含めてフランクと言うことも多いです。
ミーハー
流行や話題になった途端に、それに飛びつく人・性格のこと。語源も日本語です。あまりいい意味では使われません。
ムリゲー
難易度高くて、攻略がかなり厳しいゲームのことです。それがゲーム以外にも使われるようになって、今ではゲームはもちろん、仕事や生活全般で、難しいことに使います。
「毎日朝4時起きなんて、ムリゲー」という感じに使います。
メタファー
英語のmetaphorそのままです。「比喩」「暗喩」「例え」という意味。
「あの人は私の光だ」とか、「人生は旅そのものだ」とか。そんなのがメタファーです。
モダン
英語のmodernが語源。近代的な、現代的な、という意味があります。カタカナ語になっても意味はそのまま。
ちなみにポストモダンは近代的、現代的を超えた次の時代のものという意味となります。
レジェンド
英語のlegendが語源。英語では伝説、伝説的人物、言い伝えという意味があります。
そこからカタカナ語になって、ある分野での偉大な人物という意味で使われるようになりました。スキージャンプの葛西紀明さんで有名になった言葉です。
ロートル
もともとは中国語。老人や年配者に対して親しみを込めて使う「老頭児」が語源。カタカナで発音を書くと「ラオトウ」が近いようです。
日本語になって、あまりいい意味では使われなくなりました。老人や型が古いという意味で使われます。
現役を引退してもいいほどのスポーツ選手とか、肩が古すぎる家電製品とかに使われます。
まとめ
当然にように使っている言葉、日本語のようによく聞く言葉。そんなカタカナ語ばかりです。でも、実際に日本語の意味を調べてみると、新しい発見がありませんか?
ビジネスでもよく使うカタカナ語の一覧と意味
日常でもカタカナ語はよく使いますけど、ビジネスの世界ではもっとよく使う印象があります。誰が最初に使い始めるんだろうか?
アサイン
英語のassignが語源。assignには割り当てる、任命するという意味があり、カタカナ語になってもそのままの意味。任命とか指名という意味で使われています。
アジェンダ
英語のagendaが語源。agendaには議事日程とか予定表という意味があります。ビジネス的には議題という意味で使われることが多いです。
似た言葉にレジュメがありますが、会議などの参加型の場合アジェンダ。講演などの一方通行型の場合、レジュメと使い分けることが多いです。
アテンド
英語のattendが語源。attendは出席する、参加する、世話をする、随行するという意味があります。カタカナ語になって、付き添って世話をするという意味になりました。
オーソライズ
英語のauthorizeが語源。authorizeには権威を与える、認可するなどの意味があります。ビジネスでは「承認する」「認める」という意味で使われます。
ガバナンス
英語のgovernanceが語源。governanceには統治、管理、支配といった意味がありますが、ビジネスでも同じです。会社や組織の統治・管理のことを言います。
クライアント
英語のclientが語源。専門家への依頼人、お店の顧客という意味です。ビジネスでも同じく「お客さん」という意味で使われます。
コミット
英語のcommitmentが語源。commitmentには委託、委任、公約、責任という意味があります。
カタカナ語になって、「責任を持つ」「責任を持って引き受ける」という意味となりました。結果にコミット、とかよく聞きますよね。
コンセプト
英語のconceptが語源。conceptには発想、構想、考え、概念という意味があります。カタカナ語も似たような意味ですが、基本となる考え方、全体的な考え方という意味で使われます。
コンセンサス
英語のconsensusが語源。consensusには一致や総意という意味があります。ビジネスでは全員一致で合意を得るという意味で使われます。
サマリー
英語のsummaryが語源。summaryには概要、要約という意味があります。ビジネスでも同様で、長いものを簡潔にまとめたもの、要約したものという意味で使われます。
シュプレヒコール
ドイツ語が語源。集会やデモなどでスローガンを参加者全員で連呼すること。ビジネスでは経営方針やスローガンを全員で読み上げることを言います。
スキーム
英語のschemeが語源。schemeには計画、案、たくらみ、陰謀などの意味があります。ビジネスでは計画とか仕組みという意味になります。
文脈から意味を考えないといけない、難易度の高いカタカナ語です。
スーパーバイザー
英語のsupervisorが語源。監督者、管理者、指導教官という意味です。
ルートセールスや店舗営業の場合、販売のチェックや管理体制の監督や販促施策の提案などをしていきます。SVと略されることも多いですね。
タスクフォース
もともとは軍事用語。任務のために編成される部隊のこと。ビジネスでは特に緊急性が高く、重要な案件に当たるために作られるプロジェクトチームのこと。
ニッチ
英語のnicheが語源。nicheは壁のくぼみ、適したところという意味があります。そこからすき間という意味になりました。
強豪のいないすき間産業のことを、表すことが多いですね。
バイアス
英語のbiasが語源。先入観、偏見、かたよりという意味があります。バイアスがかかるという言い方をします。
今までの経験や考えからかたよった意見になることなどを言います。
バッファ
英語のbufferが語源。緩衝器、緩衝材などの意味があります。
ビジネスでは余裕やゆとりという意味で使われます。
「バッファ取っておいて」と言われたときは、スケジュールや物資に余裕を持たせておくと理解すればOKでしょう。
ハレーション
英語のhalationが語源。写真を撮るときに光が強すぎて被写体の周りがぼやけるという意味です。
ビジネスでは問題やミスが周囲を巻き込む悪影響を与えることを言います。
バーター
英語のbarterが語源。物々交換、安く手放すという意味があります。
ビジネスでは交換条件という意味でよく使われます。「これをする代わりに、こっちをお願い」という感じです。
フォーマット
英語のformatが語源。書類などの型、構成、方式という意味があります。
ビジネスで使うときには、書式という意味で使うことが多いです。例えば文書を作るときに「Aというフォーマットで作るといいよ」という風に使います。
プライオリティ
英語のpriorityが語源。priorityの意味は、前であること、優先、優先権という意味。カタカナ語でもほとんど同じで、優先順位と考えておけば問題ありません。
ペンディング
英語のpendingが語源。未決定、宙ぶらりん、起ころうとしている、という意味。カタカナ語になると、保留、先送りという意味になります。
ボトルネック
英語のbottleneckが語源。狭いところ、渋滞のもと、障害という意味があります。
ビジネスでは全体の進行が遅くなったり、パフォーマンスが低くなったりする原因のことを指します。
マイルストーン
英語のmilestoneが語源。マイル標識という意味です。ビジネスやプロジェクトを進める上での節目のことをいいます。目標の意味でも、乗り越えた大きなポイントの意味でも使います。
マクロ
英語でよく使われるmacroという接頭語が語源。巨大、大きく見る、という意味があります。マクロ的な視点とか、そんな風に使われます。
対義語がミクロ。そう考えると分かりやすいかもしれません。
モットー
英語のmottoが語源。座右の銘、標語、金言という意味です。カタカナ語になっても意味は変わりません。行動の目標とする指針や言葉、座右の銘という意味です。
リスケ
英語のrescheduleが語源。rescheduleは計画を変更するとか、延期するという意味があります。ビジネスでは、もう一度スケジュールを組み直す、という意味があります。
リテラシー
英語のliteracyが語源。英語では読み書きの能力、という意味です。ですが、カタカナ語になって意味が変化。能力・知識・処理能力・応用力という意味になっています。
情報リテラシー、環境リテラシーなどのワードとつなげて使います。
リマインド
英語のremindが語源。remindは思い出させる、気づかせるという意味があります。
カタカナ語でも同じで、スケジュールや忘れてほしくないことを思い出させるという意味があります。
レガシー
英語のlegacyが語源。legacyは遺産とか、受け継いだものという意味。
カタカナ語になって、負の遺産という意味が強かった時期もありましたが、偉業という意味としても使われるようになりました。
レジュメ
フランス語が語源。要約・概要という意味です。主に、講演などの配布資料のことをいいます。その点がアジェンダとは少し違う点です。
レスポンス
英語のresponseが語源。返答、反応、応答という意味です。カタカナ語になっても、意味は同じです。レスポンスが遅いとか、あの人はレスポンスが早い、という使い方をします。
レセプション
英語のreceptionが語源。歓迎、接待、歓迎会という意味があります。カタカナ語でも同じ意味で、歓迎会とか宴会という意味で使われます。
ローンチ
英語のlaunchが語源。進水させる、送り出す、乗り出す、発射する、という意味。サービス開始や販売開始することをいいます。
ロジック
英語のlogicが語源。論理学、論理、道理、筋、理詰めという意味。日本語でも同じです。論理という意味で使えばOKです。
まとめ
なんか、仕事をしているとたくさん聞くカタカナ語ばかり。しかも、なんとなく雰囲気は分かるけど、はっきりした意味は分からないような。そんなカタカナ語の一覧になってしまいましたね。
カタカナ語を使うのはかっこいいのか?
カタカナ語を使うのはかっこいいでしょうか?うーん、これは悩ましいところです。
かっこいいか悪いかというとそれぞれの人の基準が入ってきますからね。好みです。
かっこいいと思ったら使えばいいし、かっこ悪いと思ったら使わなければいい。ただ、それだけですかね。
他人の言動についてどうこう言うのではなく、自分の言動だけにフォーカスするのが得策だと思います。他人は変えられませんから、自分の管理できる範囲だけ管理する。
そういうことですね。
私自身は、仕方ない場合だけにカタカナ語を使うようにしています。しっかりとカタカナ語の意味を把握していないというところもあり、なかなか積極的に使うのもはばかられます。
もし「それどういう意味?」って聞かれても困りますから(笑)
カタカナ語乱用の今をどう思いますか?
カタカナ語が乱用されているという意見も多いです。カタカナ語って意味さえ分かれば、けっこう便利に使えるときもあります。
そのカタカナ語でなければ、雰囲気を出せないという場面もあります。カタカナ語が増えていくのも仕方ないと思えるのは事実です。
ですが、やっぱりどんどん増えるのはちょっといただけないなぁ、と思う今日このごろ。
このカタカナ語乱用・増殖状態を生み出したのも、消費社会の影響じゃないかと考えています。消費社会はモノを買ってもらって消費してもらわないと回らない社会です。
そのため、どんどんブームを起こして、不安をあおって、新製品を投入して、消費行動をあおります。この流れが言葉の世界にも影響しているのでしょう。
新しい言葉に引っ掛けて商品を紹介したり、商品を紹介するために新しい言葉を作り出したり、というパターンはもちろんあります。
それだけでなく、新しい言葉はかっこいいという雰囲気がありませんか?消費社会の影響が言葉にも出るとは。ちょっと予想外な感じがします。
よく使うカタカナ語は意味を覚えるしかない!
カタカナ語はこれからも増えていくでしょう。社会全体で止めようとしない限り、カタカナ語は増加の一途をたどると予想されます。
資本主義社会・消費社会を変えない限り、カタカナ語は増え続けていくと思って間違いないですね。なので、よく使うカタカナ語は覚えるしかありません。
漢字や英単語を覚えたあの頃を思い出して、少しずつ暗記していきましょう。会話の途中でいちいち調べるわけにもいきませんからね。