名人戦というと将棋の8大タイトルの中でも格付けが上位に位置づけられるビッグタイトルです。
最古のタイトルということで、非常に熱い戦いが展開されます。
また、順位戦も注目です。
そんな名人戦、2026年のスケジュールや順位戦についてご紹介します!
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名人戦の2026年スケジュールと会場
2026年の名人戦スケジュールは、2025年10月1日現在、まだ発表されていません。
ただ、例年4月~6月くらいに開催されます。
2026年も大きく変わることはないと思います。
現在はいよいよ順位戦が始まろうか、といったところです。
abemaプレミアムだと中継時もいろんなイベントがありますね。
では、ここ3年の日程をご紹介します。
2025年
- 第1局 4月9日~10日 ホテル椿山荘東京
- 第2局 4月29日~30日 羽田空港第1ターミナル
- 第3局 5月9日~10日 ホテル日航関西空港
- 第4局 5月17日~18日 宇佐神宮
- 第5局 5月29日~30日 ホテル山水
- 第6局 6月10日~11日 旬景浪漫 銀波荘
- 第7局 6月24日~25日 天童ホテル
2024年
- 第1局 4月10日~11日 ホテル椿山荘東京
- 第2局 4月23日~24日 成田山新勝寺
- 第3局 5月8日~9日 羽田空港第1ターミナル
- 第4局 5月18日~19日 割烹旅館もみや
- 第5局 5月26日~27日 ホテルオホーツクパレス
- 第6局 6月11日~12日 亀岳林万松寺
- 第7局 6月25日~26日 天童ホテル
2023年
- 第1局 4月5日(水)6日(木) ホテル椿山荘東京
- 第2局 4月27日(木)28日(金) 浮月楼
- 第3局 5月13日(土)14日(日) 高槻城公園芸術文化劇場
- 第4局 5月21日(日)22日(月) 麻生大浦荘
- 第5局 5月31日(土)6月1日(日) 緑霞山宿 藤井荘
- 第6局 6月13日(火)14日(水) 常磐ホテル
- 第7局 6月27日(火)28日(水) 天童ホテル
だいたい2週間ごとの開催となっています。
3年連続で第1局はホテル椿山荘東京、第7局は天童ホテルですね。
羽田空港もここ2年で入っています。
2026年も同じでしょうか。
正式発表はおそらく2026年2月ごろになると思います。
発表が楽しみですね。
公開されたらこちらでもご紹介します!
順位戦(A級)の結果や詳細
2026年の名人戦の順位戦はメンバーが決まりました。
名人への挑戦権を賭けたA級の棋士10人がこちら。
- 永瀬拓矢
- 佐藤天彦
- 渡辺明
- 佐々木勇気
- 増田康宏
- 豊島将之
- 中村太地
- 千田翔太
- 近藤誠也
- 糸谷哲郎
渡辺明さんは初戦を戦ったのみで、離脱しました。
膝の調子が良くないようです。。。
10人で総当たり戦を行い、最も成績が良い棋士が名人に挑戦することになります。
もし同点となる棋士が複数出た場合は、同点の棋士全員でプレーオフとなります。
名人戦の順位戦にはさらに4組あります。それがこちら。
- B級1組
- B級2組
- C級1組
- C級2組
毎年入れ替えが行われます。
A級の下位2人はB級1組へ。B級1組の上位2人はA級へ、下位3人はB級2組へ。
B級2組・C級1組・C級2組の上位3人または全勝者は昇格。
降級点が一定以上にたまったら降格となります。
もしA級からB級1組に降格してしまうと、翌年は名人戦に挑戦することすらできません。
A級棋士にとっては、挑戦権を獲得することはもちろん大事です。
でも、降格しないこともめちゃくちゃ大事なリーグ戦が名人戦の順位戦ということになります。
タイトル戦だけでなく、予選も観たいですね。
持ち時間
名人戦の持ち時間はこのようになっています。
- 名人戦(タイトル戦) 9時間
- 順位戦 6時間
順位戦もかなり持ち時間があります。じっくりと戦略を練って指すことができますね。
じっくりと考えられるということは、実力が出しやすいという可能性が高いのでは?
ちなみにB級2組・C級1組・C級2組はチェスクロック方式となります。
チェスクロック方式とは
チェスクロック方式とは、使った持ち時間がそのまま加算されていく方式です。
「当たり前なのでは?」と思うかもしれません。ですが、将棋はストップウォッチ方式が主流でした。
ストップウォッチ方式では、使用時間の「秒」の部分が切り捨てになります。
1分1秒で指しても、1分59秒で指しても、減る持ち時間は1分なんですね。
チェスクロック方式は、1分1秒使えば持ち時間が1分1秒減ります。1分59秒使えば、持ち時間が1分59秒減ります。
ストップウォッチ方式よりもチェスクロック方式のほうが、対局時間が短くなります。
藤井聡太の四連覇か、それともタイトル奪取か
第84期の名人戦はどうなるでしょうか。
第81期の名人戦では藤井聡太さんが4勝1敗で最年少名人位獲得。
さらに最年少七冠達成という歴史に残るタイトル戦となりました。
続く第82期・第83期も4勝1敗で防衛し、現在三連覇中。
さて、藤井聡太さんは四連覇を達成することができるでしょうか。
名人戦、絶対中継で見たいです!
これまでの名人経験者である渡辺明さん、豊島将之さん、佐藤天彦さんも虎視眈々です。
今期も熱い戦いが展開されますね。