夏になると気になるノートパソコンの「熱」。
私のPCもついにキーボード上部とACアダプター周辺がアツアツに…。
実は2024年の夏にSSDが壊れてしまったんですよね。
2025年も暑く、処理も遅くなってきたので「これはもう冷やすしかない」と思い立ち、人気の冷却台「サンワサプライ 400-CLN031」を導入しました。
今回は、その使用感を本音でレビューしていきます!
サンワサプライ「400-CLN031」ってどんな製品?
今回購入した「サンワサプライ 400-CLN031」というノートパソコンクーラー。
簡単に特徴を紹介します。
- ノートPC下に設置する冷却台タイプ
- 厚み:約2.5cm(設置するとキーボードが少し高くなる)
- USB-Aで給電。PCと接続することで動作
- USBポートがふさがるが、400-CLN031側にもUSBポートあり
- 電源スイッチつき(使わないときはオフ可能)
実際に使ってみた感想|冷却性能は本当にある?
まず驚いたのは、キーボード上部やACアダプター周辺の熱がかなり軽減されたことです。
正確に温度を測ったわけではありませんが、実際に触ってみて、明らかに温度が違いました。
導入前は処理が重くなるタイミングもありましたが、その頻度もかなり減りました。
音がどれくらいうるさいのか、ちょっと気になっていましたが。。。
気にするほどではありませんでした。
ノートパソコンのファンの音のほうがうるさくて、400-CLN031自体の音はほぼ影響がありません。
気になる点:角度の違和感はある?
不満点としては、やはり高さ(厚み2.5cm)による手首の角度です。
キーボードが高くなるため、最初は手首に違和感がありました。
長時間の作業ではちょっと疲れを感じることも。
ただ、これは数日で慣れてきました。
とはいえ、体に合わないと感じる人は、外付けキーボードを検討する必要があるかもしれません。
他ユーザーの口コミもチェック
他の通販サイトでも購入者レビューをチェックしてみました。
良い口コミ
- 冷却性能が高く、PCの熱暴走が減った
- ファンの音が静かで使いやすい
- USBポートをふさがない構造がありがたい
USB-Aのパソコン側のポートを使いますが、400-CLN031にUSB-Aポートがあるので、ポートの数自体は減りません。
気になる口コミ
- 高さがあるので手首が疲れる
- 持ち運びには不向き
- ノートPCによってはサイズが合わない
実際に感じたこととかなり近いレビューが多く、「冷却効果はある、でも角度の好みは分かれる」という印象です。
どんな人におすすめ?逆に向かない人は?
実際に使ってみて、おすすめの人とそうでない人が分かったので、まとめてみました。
向いている人
- ノートPCの発熱対策をしたい
- 処理の遅さを感じている
- デスク作業が中心でスペースがある人
特に夏になって、熱による故障を心配している人、処理が遅くなったと感じる人にはぜひおすすめです。
向いていないかもな人
- タイピング時の手首の角度が気になる人
- 外でよく使う(持ち運ぶ)人
- 見た目のスッキリさを重視する人
キーボードが打ちにくくなるかもしれないのが、本当に嫌な人にはおすすめしません。
また、外で使うことが多い場合も、単純にサイズが大きくなりますし、バッテリーの消耗も早くなるので、あまりおすすめできません。
ノートPCの発熱、なぜ起きる?
冷却台を導入するにあたって、そもそもノートPCがなぜ熱くなるのかも簡単に押さえておきましょう。
- 内部にあるCPU・バッテリーが発熱源:特にバッテリー付近は高温になりやすい
- 通気性の悪さ:ノートPCはデスクトップより排熱効率が劣る
- 室温の上昇:夏場は本体温度も上がりやすい
- 冷却ファンの目詰まりや経年劣化:内部のホコリが原因で排熱がうまくいかないケースも
発熱が引き起こす影響とは?
- 処理速度の低下:高温になるとCPUやGPUが自動的に性能を制限(サーマルスロットリング)
- フリーズや突然のシャットダウン:特に長時間稼働時に発生しやすい
- バッテリー寿命の短縮:高温状態が続くと、バッテリーの劣化が進む
- データ損失のリスク:熱によるHDD/SSDの不具合が起きる可能性も
つまり、「ノートPCが熱い」と感じたら、まずは外部から冷やす工夫が効果的なのです。
まとめ|冷却性能は文句なし。角度問題だけ注意
数日使ってみての感想は、「導入してよかった」の一言。
パフォーマンスの改善にもつながっている実感があります。
角度の違和感は人によるので、心配な方は返品可能なショップやレビューの多い販売店での購入をおすすめします。
ノートPCの発熱に悩む方にとって、「サンワサプライ 400-CLN031」は頼れる一台だと感じました。