2022年の今年の漢字、募集が始まりますね。これまでも興味深い漢字が選ばれています。
2021年までの歴代漢字の一覧も合わせて、ご紹介していきます!
今年の漢字 歴代一覧
1995年から始まった「今年の漢字」。第1回から歴代の漢字をご紹介します!
- 1995年 震
- 1996年 食
- 1997年 倒
- 1998年 毒
- 1999年 末
- 2000年 金
- 2001年 戦
- 2002年 帰
- 2003年 虎
- 2004年 災
- 2005年 愛
- 2006年 命
- 2007年 偽
- 2008年 変
- 2009年 新
- 2010年 暑
- 2011年 絆
- 2012年 金
- 2013年 輪
- 2014年 税
- 2015年 安
- 2016年 金
- 2017年 北
- 2018年 災
- 2019年 令
- 2020年 密
- 2021年 金
どうでしょうか。覚えているものありました?私はほぼすべて忘れていました(笑)
まぁ、そんなものですよね。
しかし、なんとマイナス・ネガティブなイメージの漢字の多いことか。
これはメディアの影響が大きいでしょう。
テレビではずーっと同じような不幸な話題や「これは危険だ!」みたいな放送をしていますから。
みんなの頭の中にもそんな記憶が刷り込まれていっています。
いやぁ、メディアおそろしい!
もっと幸せな話題をどんどん報道して欲しい。そう思ってやみません。
2021年は東京オリンピックがありました。ということで、また「金」となりましたね!
これで、「金」が選ばれたのは4回目(2000年、2012年、2016年、2021年)。
4回も選ばれているのは最多となります。殿堂入りレベルですよ。
しかし、冬のオリンピックの年は1回も「金」が選ばれたことがないです。
冬のオリンピックはだいたい2月に開催。
ということで、年末にはみんな忘れている、という影響があるのかもしれません。
2022年の一文字の応募
今年の漢字は一般公募で選ばれます。その応募が2022年11月1日から始まりますよ!
- 募集期間 2021年11月1日(火)~12月5日(月)
- 応募方法 インターネット、はがき、応募箱
募集期間は1か月+5日。けっこう時間がありますね。
それまでに考えておいて、忘れないようにさくっと応募すればいいですね。
応募方法は3種類あります。
何と言っても便利なのはインターネット!思いついたときにすぐに応募できます。
料金や手間がかからないのがいいですね。
日本漢字能力検定協会の公式サイトから応募できます。
応募数の制限はありません。1人がいくつでも応募することができます。
ですが、同じ漢字はいくら応募しても1票としかカウントされません。
なので、どうしても1つに絞れない!というときにいくつか応募するのがいいですね。
はがきで応募するときには、項目を忘れないように記入するようにしましょう。
- 漢字一字
- 選んだ理由
- 郵便番号
- 住所
- 指名
- 年齢
- 電話番号
また、はがき1枚につき応募できる漢字は1つだけです。複数書くと、おそらく無効になるのでご注意を。
インターネットまたははがきで応募した人の中から100人にプレゼントが当たります!
こんな制度があったとは!
プレゼント内容はこの通り。
- 図書カード10,000円分 5名
- 図書カード5,000円分 10名
- 図書カード500円分 25名
- 漢検オリジナルグッズ 60名
図書カード10,000円分は熱いですね!
ちなみに2021年に「今年の漢字」に選ばれた「金」。
応募総数は223,773票。そのうち、金への投票は10,422だったそうです。
2021年の応募総数から考えると、プレゼントに当たる確率は約2,200人に1人。
0.045%という超狭き門となっています。プレゼント当選は期待できないかも。。。宝くじレベル!
清水寺での発表時期
#DYK that Japan has a Kanji of the Year? For this year, the kanji kin, or gold, has been selected. According to @Kotoshinokanji, it reflects the gold medals won during #Tokyo2020 and the achievements of athletes and talents. pic.twitter.com/CVZLLhnzqs
— Tokyo Gov (@Tokyo_gov) December 27, 2021
2022年の今年の漢字は12月12日(月)に発表されます。
今年の漢字は毎年12月12日前後に清水寺で発表されます。12月12日は漢字の日なんですね。
漢字の日が年末だからこそできたイベント、って感じがします。
どうして12月12日が漢字の日かというと、語呂合わせです。
1212という数字の並びが「いいじいちじ」=「いい字 一字」と読めるから漢字の日になったようです。
12月12日は要チェックです!
「今年の漢字」は登録商標
なんと「今年の漢字」は登録商標なんだそうです。そうなのか。。。これは知りませんでした。
とても一般的な言葉で、誰もが使う言葉だと思うんですが。登録商標なんですね。
以前、鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎が着ている緑と黒の市松模様が商標として認められませんでした。
特許庁が言うには「ただの市松模様でしょ?」とのこと。
なんか、今年の漢字もただのフレーズだと思うんですが。。。またちょっと違うんですかね。
両者の違いが分からず、不思議な感じがします。
楽しい漢字、求む!
2021年の「今年の漢字」はポジティブな漢字でしたね。これは良かった。
年末に嫌なことを思い出す漢字は見たくないですから。
ですが、今年の漢字ってネガティブなイメージの漢字が多いような気がします。
頼むから2022年の今年の漢字も2021年と同じようにいい漢字が選ばれてほしいです。
笑って2023年を迎えたいですからね。