藤井聡太の王位戦結果第4局|木村一基王位との対局速報。棋聖との二冠!
藤井聡太七段が棋聖と王位の両タイトルにチャレンジしています。両方のタイトル戦で日程がかぶっており、厳しい戦いとなっています。タイトルの行方がどうなるか、大注目です。
目次
藤井聡太棋聖の王位戦第四局、結果速報!
藤井聡太棋聖は王位をかけた第四局で、見事な勝利!史上最年少での王位獲得、そして八段昇格となりました。すごいなぁ。おめでとうございます!
1日目は藤井聡太棋聖がじっくり考える1日。残り時間は木村一基王位の方が1時間ほど長く残していました。
しかし、2日目の午後になって持ち時間が逆転。解説の人が驚くほどの「早い指し手」を見せて一気に攻め立てます。16時台には早くもAI予想で藤井聡太棋聖が90%を超える状況に。
17時前にはAI予想で99%藤井聡太棋聖が勝利と判断。
17時ちょうど、80手で藤井聡太棋聖が王位獲得となりました!
藤井聡太七段の王位戦第三局、結果速報
藤井聡太七段は王位戦第三局でまた勝利!
149手で木村王位が投了しました。
これで王位に王手をかけるということになりました。
史上最年少二冠が見えてきました。
藤井聡太七段の王位戦第二局はいつ?日程と結果速報
第2局は序盤から木村一基王位が優勢。終盤まで優位は変わらず。しかし、お互いの持ち時間がなくなったころから藤井聡太七段が大逆転!
AI予想で、18対82くらいで劣勢だったのに一気に逆転してしまいました。藤井聡太七段の2連勝となりました!
藤井聡太七段が登場する王位戦。第1局が終わり、第2局に向かいます。第2局の日程はこのようになっています。
- 開催日時 2020年7月13日(月)~14日(火)8時30分(両日とも)
- 場所 ホテルエミシア札幌(北海道札幌市厚別区厚別中央2条5丁目5-25)
- 立会 深浦康市九段
- 副立会 野月浩貴八段
- 記録係 広森航汰三段
持ち時間はそれぞれ8時間。棋聖戦が4時間ですから、その倍。そのため日程も2日に渡るハードなスケジュールとなっています。
体力・気力ともに想像を絶する高いレベルが要求されます。こんなの、常人にはやってられないですよね。。。
全部で7回の対局となり、4勝したほうが王位につくこととなります。ちなみに2020年の王位戦全体のスケジュールはこうなっています。
- 第1局 7月1日(水)~2日(木) ホテルアークリッシュ豊橋
- 第2局 7月13日(月)~14日(火) ホテルエミシア札幌
- 第3局 8月4日(火)~5日(水) 中の坊瑞苑
- 第4局 8月19日(水)~20日(木) 大濠公園能楽堂
- 第5局 8月31日(月)~9月1日(火) 渭水苑
- 第6局 9月14日(月)~15日(火) 元湯 陣屋
- 第7局 9月28日(月)~29日(火) 将棋会館
最速で8月19日に結果が判明します。
藤井聡太七段の対局相手、木村一基王位のプロフィール
7/13 (一日目) 7/14 (二日目)
『第61期 王位戦 七番勝負 第二局』藤井聡太 七段 vs 木村一基 王位
(王位戦 番勝負1勝0敗) pic.twitter.com/dJBUt9GprK— 藤井聡太棋聖 8月20日 王位戦 七番勝負 第四局 二日目 木村一基王位 (@soutafujii_0719) July 9, 2020
藤井聡太七段が対局しているのが木村一基王位。木村一基王位はこんな人です。
- 読み きむら かずき
- 生年月日 1973年6月23日
- 段位 九段
幼稚園のころ友だちから駒の動かし方を教えてもらったのが将棋を始めるきっかけだったそうです。小学生将棋名人戦ではベスト8に。トップ棋士にしては珍しく、プロ入りが23歳のときです。
アマチュア時代の下積みが効いたのか、プロ入り後はかなり勝率が高い棋士として活躍しています。1999年と2001年には勝率1位賞を獲得しました。
一方、タイトル獲得にも時間がかかっています。2005年に初めてタイトル挑戦(竜王戦)。それから14年。2019年に初めて王位のタイトルを獲得!46歳3か月での初タイトル奪取は、史上最年長記録となりました。
ちなみにその前は有吉道夫九段の37歳6か月でした。大幅な記録更新となっています。じわじわと実績を積み立ててきた遅咲きの棋士です。
最年少王位など王位戦にまつわる記録
王位戦の記録などをご紹介していきます。
- 最年少王位 郷田真隆(21歳)
- 最年少王位挑戦 藤井聡太(17歳)
- 最多王位獲得 羽生善治(18回)
- 連続王位防衛 大山康晴(12連覇)
- 永世王位 大山康晴・中原誠・羽生善治
※執筆時
もし藤井聡太七段が木村一基王位に勝ち、王位タイトルを獲得すると、これまでの記録を4年ほど縮める最年少記録となります!
永世王位は3人。羽生善治棋士はまだ現役なので「資格あり」ということになっています。引退後、永世王位となるわけです。永世王位になるには、通算10勝または5連覇が必要です。異常に狭い門と言えます。
王位戦2020のこれまでの概要
木村一基王位が54手目を封じ手します。 pic.twitter.com/PpkU6NurJI
— 鈴🌤️木村一基王位のファン (@goodluckkazuki) July 1, 2020
第1局
藤井聡太七段が勝利。お互いのスタイルどおりに藤井聡太七段が攻め、木村一基王位が受けるという展開になったとのこと。
得意なスタイルで戦った結果、終始藤井聡太七段が押し、「ほぼノーミスで完璧」とも言われる完勝となったようです。
2019年の王位戦で木村一基王位は2連敗からスタートしました。逆転で王位を獲得しただけに、ここからの挽回が楽しみです!
藤井聡太七段は王位を取れるか!?
将棋界の史上最年少記録をどんどん塗り替えている藤井聡太七段。このまま一気に王位タイトルも獲得して欲しいところです。
ですが、遅咲きの木村一基王位にもがんばってほしい。初タイトルからの初防衛というのも味があります。どっちを応援するか、とても決めにくい王位戦になっています。
ほんと、大変(笑)どっちもがんばれ!!