交通安全運動2020の日程は?スローガンや取り締まり内容は?
目次
秋の交通安全週間2020の日程
2020年の秋の交通安全週間についてご紹介します。
日程 2020年9月21日~30日
全国の重点目標
- 子供を始めとする歩行者の安全と自転車の安全利用の確保
- 高齢運転者等の安全運転の励行
- 夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転等の危険運転の防止
子どもと高齢者の交通安全はいつになっても解決しない永遠のテーマです。また、いくら罰則が強化されても飲酒運転に関する報道はまだまだ減りません。
普段から注意しないといけない項目ですが、この10日間はいつも以上に気をつけましょ!
春の交通安全運動2019の日程・重点目標は?
2019年の春の交通安全運動は5月11日~20日。
例年は4月上旬に行われる交通安全運動ですが、2019年4月7日に統一地方選挙があったため、時期がずれて5月に行われました。
4年に1回、統一地方選挙が行われる関係で、5月にずれ込むとのことです。2019年春の交通安全運動の重点目標は4つ。
- 子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止
- 自転車の安全利用の推進
- 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
- 飲酒運転の根絶
どれも目新しいものではありませんが、守られていないケースが目立つものばかり。
1つ目の子供と高齢者の安全、2つ目の自転車の安全。この2つは相手もいることなので、自分だけで改善することは難しいです。
でも、3つ目のシートベルト・チャイルドシートの着用、4つ目の飲酒運転をしない、ということは自分だけで改善できます。
私は実際に駐車場で、軽く急ブレーキを踏んでみる実験をしてみましたが、後部座席に乗っていた子供は簡単に前のシートに頭をぶつけました。
もっと激しい急ブレーキだったり、実際に何かにぶつかったりしたら飛び出すか、首がおかしくなると実感しました。後部座席のシートベルトも必要です!
飲酒運転は言わずもがな。基本的なこと、自分でできることは普段から対策しておきたいですね。
夏の交通安全運動2019の日程・重点目標は?
夏の交通安全運動の2019の日程や重点目標は地域によって違います。春と秋は全国統一で開催されますが、夏や冬は地域ごとに開催されます。
開催されない地域もあるのでしょうか?と思って我が香川県を調べてみたら、行われていないようですね。
香川県は人口あたりの交通死亡事故がかなり多くて、常にワースト争いをしている県です。なので、季節にかかわらず交通安全運動をしている状況とも言えます。
だからこそ、夏や冬に重点的に交通安全運動を行う、ということもしていないのではないでしょうか。
人生のほとんどを香川県で過ごしている私にとって、香川県の運転はそこまで荒いとは思わないのですが、他県から来た人は「荒い」「怖い」というので、やはりそうなのでしょう。
常に交通安全には気をつけておかないといけないと、あらためて感じました。
秋の交通安全運動2019の日程・重点目標は?
秋の交通安全運動は2019年9月21日~30日と思われます。2014年以降5年連続で9月21日~30日に行われています。
特別な理由でもない限り、2019年も9月21日~30日になると思われます。そして重点目標もほぼ同じ。
- 子供・高齢者の安全確保
- 自転車の安全
- シートベルト・チャイルドシートの徹底
- 飲酒運転の根絶
いくらやっても解決していかないのがこの4つの項目ということなのでしょう。
自転車の交通安全については、最近少し認識されてきています。以前がひどすぎたというのもありますが。
子供が自転車で人にぶつかってしまって○億円の支払いを命じられたとか、そんなニュースも多かったですよね。
ですが、傘さし運転やスマホを使いながらの運転は後を絶ちません。危ない自転車はかなり多いです。
また、自動車内で乗っている子どもたちが自由に動き回っている車もよく見ます。おまけに運転者はスマホを使っているとか。きちんと運転している人のほうが恐怖を感じるほど。
まずは自分の運転から見直していきます。
交通安全運動のスローガンは?
交通安全運動にはスローガンが掲げられています。実はこのスローガンは交通安全運動のスローガンではなくて、年間の交通安全についてのスローガンです。
なので、交通安全運動を主催している内閣府や各都道府県が決めているものではありません。
交通安全スローガンは一般財団法人全国交通安全協会と毎日新聞社が共同で一般から公募。審査をして決めるというものです。どのスローガンを採用するかは各都道府県によって違うようです。
こういうスローガンは政府主導で決めるのかと思っていましたが、一般公募だったのですね。ぜんぜん知りませんでした。
交通安全運動のスローガンは応募作品に対して、
- 内閣総理大臣賞(最優秀作)
- 内閣府特命担当大臣賞(優秀作)
- 警視庁長官賞(優秀賞)
- 文部科学大臣賞(優秀作)
- 全日本交通安全協会会長賞(佳作)
が選ばれます。内閣総理大臣賞は3作品選ばれるので、その中から各都道府県が選ぶようです。
ちなみに2019年の内閣総理大臣賞はこの3つ。
- チャイルドシート 小さなVIPの 指定席
- 危険だよ スマホに夢中の そこの君
- とび出さない いったんとまって みぎひだり
交通安全運動での取り締まり内容は?
交通安全運動期間中の取り締まりの内容は、時期によって違うとも言われています。本当かどうかは分かりませんが。特に力が入っていると言われている項目が2つあります。
1つはスマートフォンの利用です。スマホは便利すぎます。楽しすぎます。なので、つい運転中にも触ってしまいがち。
でも、ちょっとスマホを見た結果、車はどんどん先に進んでしまっています。
時速50kmの場合、1秒間で約14m進むということなので、ちょっと見ただけでめちゃくちゃ進みますからね。危険きわまりない行為のひとつです。
もう1つは飲酒運転です。特に春はお花見や歓送迎会があり、またあったかくなって気分も浮かれてしまう季節です。飲酒運転による悲惨な事故は後を絶ちません。
さすがに警察も手をゆるめるわけにはいかない状況です。
ということで、今のところこの2つの違反についてはかなり厳しく取り締まりがされている、という状況のようです。
そもそも自分の身を守るために、スマホを使いながらの運転も、飲酒運転もしなければいいというのが当然なんですよね。
当たり前のことを当たり前にする。簡単なことです。
交通安全運動は交通について考え直すいいチャンス。
交通安全運動期間は、特に交通安全について考えるいいチャンスです。交通安全って、加害者になっても被害者になっても悲惨だと思います。
私だったら加害者になってしまったら、いつまでもその映像が頭に残ってしまうと思うし、被害者の人に対して一生申し訳ない気持ちになると思います。
被害者になって障害が残ってしまうと、今までできていて当然だったことができなくなります。お世話をしてもらわないといけなくなるので、こちらも申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいます。
まずは、自分の身を守るため、自分の心を守るため、交通安全について考え直してみるのもいいかなと思います。